8/10 SOUND TRACK ALBUM COVER challenge for 10days
「ビートルズ10」プロデューサー、「サンデー・ソング・ブック」2代目ディレクター 長崎栄さんよりご指名に預かり、10枚サントラ盤を挙げるその8回目。
⑧『戦場のメリークリスマス』(Merry Christmas, Mr. Lawrence)坂本龍一
1983年 日本、イギリス、オーストラリア、ニュージー・ランド
https://www.youtube.com/watch?v=S3yJL4mCbjs
制作 ジェレミー・トーマス
監督 大島渚
脚本 大島渚 ポール・メイヤーズバーグ
出演 デヴィッド・ボウイ 坂本龍一 ビートたけし トム・コンティ
日本のサントラではこれ。80年代初頭、こういったボケた感じの写真が新しい手法だったように記憶している。YMO坂本の坊主のアップ(見切れ)が映画の空気とシンクロした。音楽もしかり、全編「シンセによるスコア」が新鮮だった。ああ、教授はホントはオケやりたいんだな、などと思った。映画は強烈で上京したての田舎の少年の心には深く刺さった(同じ年に「楢山節考」という強烈な映画も観ることになる)。丁度今頃初日を渋谷パンテオンで観た。映画は基本一人で観に行くので満員立ち見の中かろうじて座ることができた。男しか出てこなく、戦闘シーンも無し、ギラギラした夏、ジャワ島、蜃気楼、、、青春のサウンドトラック。
YMOファンだったので、三人さんのサントラはどれも好き。というよりも、僕にとってお三方のサントラはキャリアの中でも上位。どれも映像にきちんと寄り添いつつ、自らも光を放つ傑作。
高橋幸宏「四月の魚」
https://www.youtube.com/watch?v=Kjd9rg8PGfg
細野晴臣「銀河鉄道の夜」
https://www.youtube.com/watch?v=KlgK9dXD8HY