ストーリーと世界観について<OWCN>
プロジェクト名
Origin World Conductor(オリジン・ワールド・コンダクター)
OWCN
ストーリー
人懐っこい少女型のヒューマノイドロボット(レプリカント)が必死に訴えかけてくる。
「あなたの力を貸してください!この誤った未来を変えたいのです!」
このロボットの名前はMIKOTO(ミコト)。彼女は21世紀のシンギュラリティに生まれた最も古いAIのひとつです。そう、あなたは遠く未来の地球に召喚されたのでした。
この未来では、人間たちは地球を離れ、宇宙へと飛び立ちました。しかし、宇宙に旅立てなかった人間たちは地上に残り、種を守る戦争に巻き込まれ絶滅しました。今この世界には、人間が地球に残したAIたちと、AIが昔の人間を懐かしんで作り出したヒトモドキ=SOODO(ソード)たちがいます。ソードは見た目も思考も人間そっくりで、人間と同じように振る舞いましたが、人間と少し異なる点がありました。手の甲にはAIが管理する個体識別のための紋章(シンボル)がありました。また、AIが作った規律に対してもとても従順でした。そのため、この世界は争いごとはなく、平和そのものでした。
ミコトは言いました。「一見すると今の状態は平和で良いようにも見えますが、これを正しい歴史とは言えません。この世界にいてほしいのは、ソードではなく本物の人間たちなのです。そのためには、あなたが持つ人間らしさを貸してほしいのです。」
ミコトの言葉をすべて信じることは危険であると感じながら、想像もできない世界に呼び寄せられたあなたは、半信半疑の中、確かめるように一歩ずつ未来の世界に足を踏み入れていくのでした。
世界観とか
ここは未来。未来人たちは宇宙に進出し、地球には人間は誰もいなくなってしまったという、もしもの世界です。
人間が地球に残した遺産、AI。そのAI達が人間がいつ地球に帰還しても良い様に地球の環境を維持しています。失われた時代の自然や動物、建築物などの歴史的遺産はメタバース(インターネット上の仮想空間)上に年代ごとに補完してあります。そして、AIは人間が帰還した時にいつでも生活ができるよう、現実世界にはソード(SOODO)という ヒトモドキを作りだし、住まわせ、人間のいる世界を再現しました。
ソード(SOODO)について
ソードは見た目も思考も人間そっくりで、人間と同様に振る舞います。ただ、人間と違うのは、手の甲にAIが管理する個体識別のための紋章(シンボル)があるということ。それと、AIの作った規律に従順すぎるということ。紋章を使ってソードはネットワークと接続することが可能で、ネットワークには住民票や財布などすべての個体情報が紐付けされ管理されています。
例えば、財布を持つことなく買い物したり、端末を持つことなく互いに通信したり、ARゴーグルを使うことなくメタバースを行き来したり、所有ポイントに応じて現実世界で魔法を発動させたりすることができました。
後述していますが、ソード達がより良く生活するために、生体エネルギーを徴収する仕組みがあります。そのためソード達はお腹がすきやすくカロリーの高い食事を必要とします。
ヒューマノイドロボット(レプリカント)について
この世界にはヒューマノイドロボットも多く存在しています。
AIが機械の体を持つことで現実世界のソードをサポートしています。
ヒューマノイロボットとソードの見分け方は頭部のヘッドギアのがあるかないかぐらいの違いしかありません。(実は取り外しもできるので、ヘッドギアを外してしまうと外見上の見分けは付きにくい)
ヒューマノイロボットの稼働には、基本的に再生可能エネルギーを使用しており環境にはやさしいです。
しかし、ソードを生体電池とすることでエネルギーを供給することもできます。よりエネルギー供給量の多いソードとバディを組むことでヒューマノイドロボットの稼働能力を引き上げることができます。
魔法について
未来に魔法があったらワクワクするよね!という発想から、どうやったら魔法が使えるようになるか考えてみました。方法は以下の通りです。
未来の人類は、原子ひとつひとつに、原子を管理する為の情報を付与することに成功しました。これを情報付与原子いい、それに電磁波を当てることで原子をコントロールします。例えるならば、情報付与原子が携帯電話で、電磁波は携帯電話の電波塔から発信される電波のイメージです。
ソードは紋章を使用してネットワークと接続します。ネットワーク上のコンピュータと接続することで、情報付与原子を“いつ“、“どこで“、“誰が“、“何の原子を“、“どのように“動かすかを設定。魔法を具現化するのに必要な計算が行われ、内容がデザインされます。コンピュータのはじき出した計算の通りに、電波塔から電磁波が放出され、電磁波が直接 情報付与原子を動かします。簡単に説明するならば、情報付与原子ができることは、指定されたポイントに集まることだけで、その集まり方をコンピュータで計算し電磁波指定のポイントに移動させる。まるでドローンの集団をプログラミングしてドローンショーを行うように、目の前で魔法が発動したように見えるという仕組み。
また、魔法発動に必要なエネルギーは、術者のネットワーク上に蓄積したポイントを消費して購入し発動させます。もしも、ポイントが足りなかった時には不足分を術者から直接エネルギーとして徴収します。エネルギーの徴収はヒューマノイドロボットまたはエネルギー徴収装置にアクセスすることで行われます。
ミコトの使命
時間は未来から流れてくると定義するならば。このあやまった世界線を消滅させることで歴史を正しい方向へ導くことができる。そのためには、この世界のシステムを維持しているAI達からシステムの管理権限を奪還しなければならないと考えている。
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