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【環境保護に価値を付ける】合同会社everfreeの取り組み

皆さんこんにちは、合同会社everfree 広報担当の坂井です。

梅田の阪急百貨店で長坂真護さんのアートギャラリーが開催されています。
長坂さんは前々から気になっていたアーティストさんで、ガーナのスラム街で集められたゴミを材料に作品を作られているんです。


出典:camp-fire.jp

本来は捨てられるはずのゴミに価値を与える取り組みをされており、とても素敵だなと思います。
作品を作るほどにゴミは減っていき、さらに収益は現地に還元されて、そこに住む人にも自然環境にもとても良い循環になっています。

こうした取り組みは私たち合同会社everfreeも賛同するところであり、CSA活動(環境問題に対して企業が担う社会的責任)の観点からも学びになりました。
そこで、他にも参考にできる取り組みがないか、調べてみました。

身近な企業の取り組み

8割以上の陸生生物が森林野中に暮らしていて、8割以上の食料は植物が原料になっています。
そのため、森林を保護しようとする活動はさまざまなところで実施されています。

フロムファーイースト

植林は、最も直接的に森林を維持していくことにつながる活動です。
フロムファーイーストでも森林を残すための取り組みとして植林活動が実施されています。
他と違うのは自社製品として消費する植物を植えているという点です。
育った木々や果実を買い取る事で現地に雇用を生み出していて、森林を守っていくことが単にボランティアとしてだけでなく、自分たちの事業に関連させているのが特徴的ですね。

SARAYA

植物性洗剤でお馴染みです。
コロナ禍になり、消毒用アルコールの普及で同社の名前を目にする機会が増えましたね。
こちらでは、売り上げの一部をボルネオの環境保全プロジェクトにあてているそうです。
植物洗剤と聞くと環境に優しいイメージを持ちますが、洗剤の原料になっているアブラヤシの農園拡大が原因で、逆に動物たちが生息地を追われてしまうという問題も発生しているそうです。
SARAYAトでは、こうした動物たちを救済する活動をしていて、植物性洗剤を選択することが直接的にも、間接的にも環境保護に繋がるような取り組みをされています。


私たちにできること

再利用可能な製品を使う

企業のこうした取り組みはとても素晴らしいですが、私たち一人一人にもできることがあります。
例えば弊社の展開するセレクトショップには、プラスチック消費削減を目的とした、繰り返し使用できるシリコンストローや、再生プラスチック容器を採用した化粧品などの取扱があります。
これらの製品を選択することは環境資源の消費抑制や、廃棄物の削減に繋がります。

環境配慮製品を選択する

使うことで環境整備に還元される製品を選ぶことも、私たちにできることの一つです。

出典:jp.fsc.org

例えば「FSC認証」マーク、これは森林の環境や地域社会に配慮して作られた製品であることを示すマークで、利益の一部が生産者や環境保護に当てられる仕組みとなっています。
FSC認証製品を選ぶこと、それは森を大切にすることにつながります。
一つ一つの効果はまだ小さいかもしれませんが、こうした取り組みが習慣や文化にまで浸透して行けばきっと大きな効果を生むと思います。

最後に

私は今でこそ大阪市内で暮らしていますが、元々は田舎で生まれ育ったので自然が大好きです。
たまに休みの日には少し車を走らせて、大阪南部の山の中に出かけて、友達とキャンプや釣りを楽しんでいます。
こうした自然があるのは先人たちが残してくれて、現在も整備や意地をしてくれている方がいるからだと感じます。
そんな自然を、私たちも先の世代の子達に引き継いでいきたいと思います。

弊社の運営するセレクトショップでも、シーグラスを使ったアート体験イベントを実施したり、再生プラスチック容器を使用した化粧品を販売しています。
今後も私たちはさまざまな形で環境保全の取り組みを発信していきます。
そして、それらの取り組みが1人でも多くの人にとって興味を持つきっかけになり、価値付けされるようになればと思っています。
ただ単に費用を投じて自然を守るのではなく、その活動を通じて生産者も消費者も力をつけていくことが、本当の意味での持続可能な社会ではないでしょうか。
梅田に立ち寄る機会があれば今回のアートギャラリーにも是非立ち寄って見てください。

開催情報

■開催日時
2022年10月19日(水)~11月14日(月)
午前10時~午後8時
※最終日は午後6時終了

■場所
阪急うめだ本店
9階阪急うめだギャラリー・アートステージ

■料金
入場無料


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