ラッパー MÖSHI、シングル曲「FILTERING」を5月8日にリリース
話題のクリエイティブレーベルw.a.uより、ラッパーのMÖSHIによるSingle「FILTERING」がリリースされる。
プロデュースはSakepnkの名での活動でも知られる、Reo Anzaiが担当。UK Drill、Grimeから影響を感じさせるビートで、Reo Anzaiならではの空間に複雑に組み立てられた音像が特徴的である。
また、MÖSHIによるフックなしのストイックなラップとアート文脈の強いリリックで、最先端のポストダブステップを感じさせる、アグレッシブな作品に仕上がっている。
以下、MÖSHI本人からのコメントが届いている。
MÖSHI コメント
「この社会で生きていく中で私達は様々な条件化でのフィルターに直面します。
目に見えるものから無意識のものまで社会に無数に張り巡らされたそれらのフィルターは、時として分裂を煽るものになりつつも、同時に社会における自分達の現在位置を知る基準にもなり得ます。
この曲ではこれまで触れてきた文化や経験のフィルターを通して濾過され、徐々に形成された現在の自分の人格を見つめ直しながら、w.a.uでの新たな出発に捧げるMÖSHIのステートメントとしてリリックをしたためました。そしてReo Anzaiが手掛けたユニークなトラックがその世界観を更に強固なものにしています。
MÖSHIの転換点になるであろうシングル『FILTERING』是非聴いて頂けたら嬉しいです。」
今後もシングル、EPのリリースや7月にリリースパーティが控えているとのことで目が離せない。
● 楽曲クレジット
Compose : Reo Anzai, MÖSHI
Produce : Reo Anzai
Mix Engineer : Tuna Blue
Mastering Engineer : Kota Matsukawa
Artwork : KURI
● 配信リンク: https://linkco.re/14cSX5UY
● Label: w.a.u https://www.label-wau.com
MÖSHI(モシ)
東京を拠点に活動するファッションデザイナー、ラッパー、ビートメイカー。ロンドンの名門芸術大学セントラル・セント・マーチンズを卒業後、ユニクロが支援する“TOMODACHI UNIQLO FELLOWSHIP”を獲得し、ニューヨークのパーソンズ美術大学院へ進学。コロナ禍を機に本格的な音楽制作をスタートすると、2020年フジロック「ROOKIE A GO-GO」への出演、さらにCREATIVEMAN PRODUCTIONSが主催するSUPERSONICへのオーディション「出れんの!?スパソニ!?」においてもファイナリストに選出される等、すでに日本を代表するフェスティバル界隈から高い評価を受けている。
Instagram : https://www.instagram.com/moshi_the/
Twitter : https://twitter.com/the_moshi
Reo Anzai(安齋励應)
1997年長野県伊那市生まれのプロデューサー、アーティスト。音楽というフォーマットに捉われず、 クラブフロアとベッドルームの反復から生まれる表象研究と作品制作を行う。映像作品への楽曲提供もしており、若手映画監督とのコラボレーションを多く行なっている。
またMUTEK JPや、都内のクラブにLIVE SETで出演しており、若手電子音楽家として高く評価されている。
Instagram : https://www.instagram.com/reo_anzai/
Twitter : https://twitter.com/reoanzai
KURI(クリ)
1997年生まれ。2016年からNYへ単身渡米。独学で写真を勉強し、アラスカやアマゾン、キューバなどを訪れたのちBLM運動に参加する。
2021年に帰国しアルバムアートワークやアーティスト写真、映画、ソロのワークスでストップモーションアニメの制作など分野を問わず作品を発信している。
Instagram : https://www.instagram.com/kuri_1965/