11/25 担当:じゃこ
11月25日(月) 担当:舞台美術・じゃこ
くらべさんも書いていましたが、最近めっきり寒くなりましたね。
冬になると思い出すことのひとつが、社会学部に在籍していた大学時代のとある講義です。
内容はかなりライトで、身近なものに社会学を見出すというもの。(たとえば「笑いの社会学」でアンジャッシュコントを取り上げたり)
「待ち合わせの社会学」という題材で、クリスマスにカップルが待ち合わせをしているCMが年代別に取り上げられました。
1番新しいものはメッセージアプリで、少し古いものはメールで…と、待ち合わせに使っていたメディアは何か?という切り口です。
では携帯電話がない時代の待ち合わせはというと、当然シンプルに時間通りに来るだけなんですよね。
駅の改札で、プレゼントを持って。
柱の影に隠れて、自分を探す彼氏にサプライズで登場しようと胸を高鳴らせている彼女。
こちらまでドキドキしてしまうような、幸せな待ち時間。
今だったらLINEで「ついた!どこ?」で終わってしまうことがちょっとしたイベントとして描かれていて、メディアの特性を考えるのそっちのけでロマンチックに浸った記憶を、冬になると思い出します。
さて、流石に携帯電話はありますがちょっと懐かしい時代の空気を感じられる「世界消失倶楽部」の公演は、クリスマスのちょうどひと月後1/25.26に行われます。
皆さまぜひお越しください!
次の担当は制作・きさきさん!
どうぞよろしくお願いいたします。