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2024年2月ベトナム・ラオス・タイ一人旅①廈門航空、トランジットホテル利用

アフリカ旅のnoteが全然進んでいないけれど、次の旅記録を書いてしまおうと思う。
大学生活最後の長期旅行として、ベトナム、ラオス、タイを一人旅することにした。国を選んだ理由にこだわりはなく、貯金がほとんどない中航空券と物価の安い東南アジアなら楽しめるだろうという考えだ。3週間ほどの一人旅だが、ほとんど計画を立てずに出国の日を迎え、現在成田にてベトナムへの中継地点となる中国・廈門へ向かう飛行機に搭乗しているところである。
廈門空港は初めて利用するのだが、東京からハノイまで乗り継ぎありとはいえ25,000円程度で、さらに受託手荷物25kgまでokという、なんとも金欠学生に優しい航空会社である。中国の航空会社ということで失礼ながら少し安全性を疑うが、まあなんとかなるだろう。自分へHave a safe flight. ちなみに隣の席の男性は完全に風邪系の咳をしており、席運はあまり良くないようである。他のところに運が回ってくれれば良いでしょう。

無事離陸。30分後におやつが配られる。
ご飯だけじゃなくて、おやつもくれるんですね!嬉しい。

おやつはナッツとドライフルーツ。冷えていて美味しかった。

食べ終わりうとうとしていると、おやつの30分後くらいにご飯が配られ始めた。前の方でCAさんが乗客に何か聞いているからこれは2種類あるな、日本人中国人見分けがつかないからかCAさんは容赦なく中国語で話しかけてくるから英語でお願いしますって言わなきゃ、、、!などと緊張していると、どうやら私の数列前で1種類なくなったらしい。「没有(中国語で無いの意)」だけはっきりと聞こえた。数年前に習ってほぼ忘れた中国語の知識が一輪花開いたのは喜ばしい。こうして選択権を失い、何も聞かれることなく機内食をゲット。教訓、機内食を選びたかったら前の方に座りなさい。

機内食のメインは青椒肉絲。なくなってしまったもう1種類のメインは後で盗み聞きしたところ炒飯だったようだ。いいなあ本場の炒飯。でも青椒肉絲だって、もし選べていたら炒飯と迷うくらいの魅力だし、迷わず選べてむしろ感謝。味も美味しかった。

青椒肉絲のほかに黒いゆで卵やら温かいキャベツやら味わって食べていると、前の方からゴミ回収ワゴンが進んでくるのが見えた。いやいや、まだ食事を受け取ってから10分も経っていない気がするんだけど。慌てて早食い。ワゴンが来るまでに絶対に食べ終わらなければいけないわけではないのだが、私はこういう時なるべく期待されている対応をしたいタイプである。いや別に、早く食べなくてもCAさんは困らないと思うけど、、、まあ、私のこだわりで。乳酸菌飲料を一気飲みし半透明の餅のような甘いデザートもパクパク。これなんていう名前なんだろう、美味しかった。

氷砂糖のような見た目だが、柔らかい。

パイナップルケーキだけは後に取っておこう。その他はギリギリ回収ワゴンが来る前に食べ終えた。どれも美味しかったし、各国の料理に触れられる機内食はやっぱり楽しい。ご馳走様でした。

その後ぼーーっと3時間ほど過ごし、現地時間19時過ぎに廈門に到着。日本とは1時間時差があるので、今日の私の1日は25時間ということになる。
荷物を回収し、到着ゲートへ。地元のおじさんが何か中国語で話しかけてくれたのだけど、全く分からず英語で「中国語分かりません」と返して気まずい雰囲気になってしまった。こういう時ザ・観光客に見えない見た目をしているのは不便だな。今思い返せばせめて中国語で「私は中国語できません」って言えたら良かった気がする。でも、言い訳なんですが、中国語難しいんですよ。

コンビニを見つけたので入店。この後は廈門航空のトランジットホテル(日付を跨いで乗り継ぎをする人は無料でホテルに泊まれるサービス。素晴らしい廈門航空。)を使うつもりなのだけれど、ホテルに湯沸かし器があるか分からないので無難におにぎりとヨーグルトをチョイス。レジでお兄さんがおにぎりを指さして何か聞いたので、温めかなと思ってYES!と言ったらビンゴ!しかし私が外国人だと分かったお兄さんは何も言わなくなってしまった。せっかくなので今ここで学びます。はいがシュウダで、いいえがメイヨウ。ニーハオ、シェシェ。ウォープゥフィシュォーチュンウェン(私は中国語を話せません)。

トランジットサービスのカウンターは7番出口の近くにあった。HPによるとエコノミークラス利用者は無料だと誰かと相部屋で、140元(約3000円)払えばシングルルームを使えるとのこと。迷いなく140元、と財布を準備してカウンターに行くと、狭いシングルルームなら無料で使えると言われた。そんなラッキーな。私の聞き間違えかな?よく分かっていないまま紙を渡され、バスに乗れと言われる。とりあえず指さされた出口から出てみる。バス、複数台ある。さてどのバスだろう。

紙を持ってうろうろしていたらおじさんが声をかけてくれ、バスを教えてくれた。シェシェ。

私が最後の乗客だったようで、私が乗り込むとバスはすぐに発車した。窓から夜の廈門を眺める。古いビルと、中国らしい赤い提灯のような飾りが目立つ。
隣ではスペインからの旅人と中国人の方がいて、少しおしゃべり。英語で話せる安心感よ。中国では英語が通じると勝手にイメージしていたが、意外と伝わらないものだった。ま、私は英語もそんなにできないんだけどね。

10分ちょっとでホテルに到着。バスは無料だった。可居酒店と言うホテルで、疑っていた部屋は本当にシングルルームだった。確かに広くはないけれど、十分十分。Wi-Fiも付いていたけど、弱いかな。


部屋に入ってやっと一息。先ほど買ったおにぎりとヨーグルトを食べる。うんうん、美味しい。おつかれさまーーーー。

シャワーを浴びて、荷物を片付けて寝る。明日はついにベトナムに行くぞ。


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