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【HUNTER×HUNTER】ヒソカ×キメラアント

はじめに

405話の内容を含みます。

405話にて我らがヒソカさんが久しぶりに登場しました。
彼のモノローグに対して
「蟻が強いから戦わなかったんでしょ」
「イルミから話聞いた時蟻のこと初めて聞いたんじゃないの?」
「やっぱ雑魚専じゃん」

という声が上がっているみたいなので、我らがヒソカさんの言い訳を補足しておきましょう。

ヒソカ×キメラアント

まずヒソカさんのセリフをしっかり確認しましょう。
「蟻討伐の話を聞いても心が反応しなかったのは相手が蟻だから」
と言っています。
「蟻と戦わなかったのは相手が蟻だから」
ともとれますが、ここでは微妙に違います。
「心が反応しなかったのは」と言っています。
つまり参加しなかった理由ではなく
参加できなかったのを後悔しない理由。
話を聞いても興味が湧かない理由。
そして言い換えれば心が反応しなければ戦わない。

Q.「マジかぁ〜参加したかったなぁ〜」と思わないのはなぜか?
A.相手が蟻(人間じゃない)から。

ということです。
でもキメラアントってほぼ人間みたいなもんだったじゃん。
という言いたくなる気持ちは分かりますが、
みなさんは蟻と聞いてなにを想像しますか?
一旦先入観を捨てて考えてください。

ですよね?

我々読者は、作中のキメラアントたちがただの虫ではないことを知っています。
王は人間と蟻の間で揺れていたし、護衛軍も師団長もとても人間臭いです。
実際に彼らと討伐隊の戦闘は心理戦の要素も存在しました。
しかし、それが分かっているのは我々だけです。

みんないいやつ
心理戦を仕掛けるプフ

ニュースにはレオルが出ていましたが、仮にヒソカがニュースを見ていたとしましょう。
あの世界には人の言葉を話す魔獣が存在します。
あのニュースだけを見て、実は心理戦も通用するほど人間臭く、ヒソカがタイマンで戦っても楽しめそうな相手だと思えるでしょうか?ちょっと怪しいのではないでしょうか?

ヒソカは雑魚専?

ヒソカさんは雑魚専なのでしょうか?よく悪口を聞きますが。
ヒソカさんが自分と同じくらい、もしくはそれ以上の強さの相手に戦いを挑んだ描写が少ないのが原因でしょう。

ハンター試験編から遡ると、まずイルミ(ギタラクル)と接触していますが、前から知り合いですし、お互いハンター試験をスムーズに進めるための協力者という感じですね。後に玩具箱案件だということが分かりました。

続いてネテロ会長に喧嘩売ってますが相手にされませんでした。
しかし、一応ちゃんと強そうな人間と戦おうとしています。

イキリヒソカさんすき

そして天空闘技場編。温めておいた玩具であるカストロさんを壊します。その後マチからの伝言で、クロロと会えることを知ります。

ヨークシン編。クロロと戦えるように謀略しますが失敗します。

GI編。ゴンキルと協力プレイし、レイザーやビスケと出会いますがあくまで暇つぶし。
ゲーム内に入ったのはクロロの除念のためです。

キメラアント編ではクロロと鬼ごっこ。

選挙編では十二支んを品定めしていました。
しかしイルミと再会し、彼に協力します。

暗黒大陸編にてクロロと死闘が実現。

…お気づきでしょうか?
この男、劇中ほとんどクロロをストーキングしてます。

今自分で書いていて驚きました。こいつヤバ。
クロロかわいそう。

天空闘技場でのマチの伝言
「『ひまな奴』改め『全員必ず』ヨークシンシティに集合」
ここでクロロと戦えるチャンスが生まれます。そしてそこからずっとクロロと戦うために動いています。
もしクロロと会えなそうだったなら天空闘技場で暇潰ししてたんでしょうか?

クロロと戦うチャンスが生まれてから出会った強者は玩具箱に入れるだけのようです。
それ以前はだったのでしょうか?
一応ネテロを煽ってますが…。

長くなってしまいましたがまとめてみましょう。
ヒソカは雑魚専なのではなくクロロのことが大好きなだけです。

お気に入りの人物と戦えそうな場合は、ひとまずそいつと戦えるようだけ動くようです。もしくはそれほどクロロが魅力的なのか。
クロロと戦うまでの彼の戦闘描写は
玩具で遊ぶ(カストロ)暇潰し(GI)
選挙編ではイルミに協力し暗躍
上記の対戦相手はたまたま格下だっただけということでしょう。

遊び人ですが本命に対してはちゃんと一途なタイプ(?)

最後

かなり長く脱線しがちでしたが、自分で書いていてヒソカという変態がどんなやつなのかまた1つ分かったような気がします。
蟻と聞いて興味を持つようなキャラじゃないでしょう。
しかしキメラアントは実際かなり人間臭いので、
出会ってしまえばヒソカの玩具箱入りもしたでしょう。
ちょっと見たかったですもん。射精しながら護衛軍と戦うヒソカ。

王と戦ったらテクノブレイクしそう

でもヒソカは蟻などには興味ないのです。蟻より蜘蛛。
そのクロロに振り向いてもらおうと健気に頑張っていましたが、みんなにボコボコにされてしまってキレています。

変態に幸あれ。


追記
ヒソカさんが対戦相手の趣向を性癖で喩えていたのでそれに倣って考えると
自分の気に入った経験豊富な人と行為して快感を得たいのであって
いくら凄いテクニックを持っていても触手プレイとか、多人数から責められて快感を得たいわけではないというと分かりやすいか…?

あくまでヒソカのキャラを想像するために、
ヒソカさんのセリフに合わせて考えてみただけですからね?
私が変態みたいだけど違いますからね。
あいつが先に言っただけだし。









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