防災も意識して間取りを考えよう
新潟県では、平成16年10月と平成19年7月に大きな地震を経験しています。
平成16年の地震(新潟県中越地震)は、
最大震度7(マグニチュード6.8)震源の深さ13㎞の直下型地震でした。
平成19年の地震(新潟県中越沖地震)は、
最大震度6強(マグニチュード6.8)深さ約17kmの沖合が震源地でした。
人は、どうしても「喉元過ぎれば熱さを忘れる」生き物だと思ってます。
新潟県は縦に長いので、
同じ県内でも震源地から離れていれば隣県より遠く感じたりします(笑)
私自身は新潟県の真ん中が生活圏なので、
どちらの地震からも震源地から4~50㎞ほど離れています。
それでも、かつてないくらい慌てふためいた大きな地震でした。
特に、新潟県中越地震の時は休日出勤をしていて、私は会社に一人でした。
自分が一人でいたことも、我を忘れるくらいの動揺がありましたが、
まだ阪神淡路大震災の映像の記憶が残っている頃だったので、
頻繁に強い余震が続く中でしたが車を走らせました。
このまま帰れなくなるかもしれない。
そう思う気持ちが、本来はビビリな私を突き動かしました(笑)
帰宅途中の道路に亀裂や陥没などはありませんでしたが、
電柱や信号機が大きく揺れて否応なしに目に入るので恐怖でした。
幸い、家族に怪我はなく、我が家には大きな被害も無くて・・・。
でも、テレビに映し出される映像の中に、
訪れたことのある場所が変わり果てた景色になっていて衝撃的でした。
今、全国に目を向ければ・・・
災害派遣を要請するレベルの自然災害が頻発していて、
身近に起きた災害のことも自分の中では風化されがちに・・・。
先日、とあるコミュニティーの交流会に参加したときに、
阪神淡路大震災の震源地付近で暮らしていた人の話を伺いました。
その時、震災被害の体験から学ぶ体験型防災学習施設を思い出しました。
おぢや震災ミュージアム「そなえ館」
興味本位で、新体感型地震シミュレータMX4Dを体感しました。
4D×3D映像でリアルに再現された震度7の世界。
声が出ない代わりに涙が溢れました。。。
僅か50㎞の距離で、この体感の違いか・・・。
私は今、平屋の新築計画中です。
まだ予算と間取りの折り合いが付かない状態なのですが、
「防災」面を意識して考え直そうと思います。
あ、オチが短いっ(笑)