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いつ呼吸が止まっても不思議じゃないと言われた母のこと(Re)


この記事は、2021.03.15に記載した記事をリライトしたものです。
ご迷惑をおかけしています^^;

私の母は、かれこれ8年くらいプチ介護状態です。
今年の夏で傘寿を迎える母は、甲状腺機能低下症を患っていますが、
お薬を飲み続けていれば、日常生活に支障ない状態で維持しています。
でも、さすがに高齢者。

 ●耳が遠くて会話にならない(笑)
 ●人工股関節置き換え手術(令和1年11月)
 ●骨粗鬆症(令和2年5月)
 ●ちょっぴり老人性ウツ症状

毎日、何処かが痛くて何十回、いゃ何百回(大袈裟?)となく
「痛い痛い、イテテテ・・・」と言うのです。
しかも耳が遠いので、本人の声もめっちゃ大きいです_| ̄|○
病院処方の強い湿布や痛み止めのお薬も常用していますし、
骨粗しょう症の治療でテリボンという自己注射も継続中です。

そんな母に、突然、降って湧いた心臓疾患

ある日、甲状腺のお薬が無くなるタイミングで診察に行きました。
「調子はどうよ?」と軽く問診をして、胸と背中に聴診器を当てて、
お腹を軽く触って、シュコシュコする血圧計で血圧を測る。
その一連の動作がルーティンになっているのですが、
最後の所見でちょっと気になることを言われていました。
「次の時、心電図とるでな」「心臓の脈が弱いんや」と。

でも、私が一緒に生活している中では、
母なりに体調は安定していると思っていたので、
それほど深刻には受け止めなかったのが正直なところでした。

ところが、次の診察を迎えた日。
いつもは優しいドクターが、ルーティンの途中で表情を曇らせていました。

「これはえらいことになっとるかもしれんな」

そう言いながら、心電図を取るための指示を看護師さんに伝えました。
そして、私たちに向き直り、母の現状と所見を伝えてくださいました。

ドクターの緊迫感と、母のぽかんとした表情(笑)
あまりにもギャップがありすぎて、私は笑うしか無いというか・・・
もしかして冗談なのかと思ってしまうほどでした。

でも、心電図を取ったあとに診察室に通された私が目にしたのは、
さっきまで笑っていた自分が恥ずかしいと思えるくらい険しい表情のドクターでした。



(長くなってしまったので、次につなげます)


長くなったと書いてありますが、ぜんぜん長くない~(笑)

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