恐怖さえ感じた母の心臓発作(Re)
この記事は、2021.03.21に記載した記事をリライトしたものです。
ご迷惑をおかけしています^^;
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このシリーズは現在進行形のノンフィクションで、私の自戒の念を込めて備忘録的に執筆しています。
お見苦しいところも多々あると思いますが、ご了承くださいm(__)m
ではでは、通院予定日の早朝に母が発作を起こしてしまった続きです。
母は、ベッドに横たわった状態でしたが、
上半身を少し起こして右肘をついて顔は上を向いた姿勢でした。
呼吸が荒くて息を吸い切れていない・・・喘息の発作のようにも見えました。
私は、恐る恐る母の肩を揺すって声を掛けますが、反応がありません。
意識朦朧とした様子にとても恐怖を感じ、
思わず掛かり付け医院に電話をしてみますが繋がりません。
再び、母の腕を掴んで大きく揺すりながら、必死で声を掛けたその時。
ぎゃぁーーぁうぉおおぉおーーうわぁーーぁあーーあおぉー!!!!
突然、言葉にならない呻き声のような叫び声のような奇声を長く発し、
大きく目を見開いて私を見た母。
呼吸困難は続いていましたが、意識はハッキリしているようでした。
呂律が回らない状態ではあるものの、なんとか会話は出来る状態。
どういう会話をしたか覚えていませんが、
この出来事は脳裏に焼き付いて一生忘れられないだろうと思います。
母が三途の川を渡り始めていたときに、私が大きな声で呼び止めた。
そんな感じだったのではなかろうか?
今では、そんな不謹慎なことをばかり考えています。
でも、その渦中では緊迫した状況が続いていて・・・。
心細くて、再び掛かり付け医院に電話を掛けてみました。
するとその時、少し不機嫌そうにドクターが電話に出てくださいました。
どういうやりとりをしたのかハッキリ覚えていないのですが、
叱られたというイメージだけが残っています(笑)
後から思えば、テンパっている私を落ち着かせるためだったのかな?
8:30になったら連れてきなさい!と指示をしてくれました。
あと1時間か。。。
電話している間に、母の呼吸は少しずつ整ってきていました。
今のうちに、母を着替えさせて早めに車に乗せておこう。
病院にさえ連れて行けたら、少しは安心できる。
その思いで私の頭の中は一杯でした。
幸い、少し辛そうではあっても、自分で身支度が出来るくらい回復。
ところが、母は呼吸困難だったときに失禁していたようで、
立ち上がったときに周辺が大変なことになっていました(><)
「介護」の大変さを垣間見た瞬間でした。
急いで粗相の後を簡単に片付け、時計を見ると8:15を過ぎていました。
その頃になると、母は嘘のようにケロッとしています。
私は、狐につままれたような気分でしたが、前日のこともあるので、
楽観しちゃいけないと緊張感は持ち続けていました。
8:30ちょうどに掛かり付け医院に到着し、間もなく診察室へ呼ばれました。
少し状況を説明しただけで、ドクターは直ぐさま紹介先の病院に電話。
症状などを話して「これから向かわせます」と言って電話を切りました。
すると、しばらくしてから折り返しの電話があって、
先にカルテをFAXで送って欲しいことと救急車で向かってくれとのこと。
えっ!? 救急車ですか?
驚いた様子のドクターも、そりゃそうか^^; という感じで苦笑い(笑)
今はケロッとしてても、道中で発作を起こす可能性もあるのですよね。
と言うわけで、
母は自分で歩いて救急車に乗り込み、
サイレンを鳴らした救急車にて搬送されることとなりました。
(もう少しで現実に追いつきそうです。 ・・・続きます。)