恩恵メインな人が臨界の淵について考えてみる〜Ver.2.4環境〜
前回の記事で大変好評頂いて、とても喜んでいる今日この頃です。本当にありがとうございます。さて今回はあまりやってる人もいないかもしれませんが臨界の淵(8対8の対人戦)についてお話していこうかなと思います。フレイムクラウンや黒うさ耳、フェイスペイントもありますし、それが欲しい方にもひとつ参考になればと思います。
Ver.2.3以前の環境とはまるで違う臨界の淵
Ver.2.3以前の環境の話
あまり興味がなく知らない方もいるかもしれませんので少しVer.2.3以前についてお話しましょう。Ver.2.3以前は防具、武器の凸状態、ボリション、アバター特性等、育成してきた状態全てが反映されており、それを元にHPも増やされていました。それ故に札束パンチ、もとい重課金、廃課金に有利な環境となっていました。そのため対人戦という技量や戦略が大切になるところが、いかに課金して凸の進んだ武器を持ってるかの方が重要になってしまい、楽しむための土台に立つハードルも高く、あまりいい思い出がない人も多いことだろうと思います。
Ver.2.4で無課金、微課金でも遊びやすくなった!
Ver.2.4からはうってかわり、防具やプレイヤーレベルは均一となり、武器やアルケーは最大強化状態(つまりはレベル最大の完凸ってこと)で挑めるようになりました。武器持ってるだけでいいので無課金、微課金でも遊びやすくなりました(やったねあんちゃん!)。ボリジョン効果やアバター特性についても無効となり、こういうところでの課金差が無くなっています。そして、トップリーグ(1対1対人戦)とランクが共有になったのでトップリーグやらずに元帥になれるという可能性もあります。ランクが上がることで月末に貰える煙水晶が増えお得です。どうせ無課金、微課金には厳しいのでは…と思っていた方はこれを期に遊んでみて欲しいです。
臨界の淵は対人戦であって対人戦ではない!
ぶっちゃけ言いましょう、僕は対人戦ものすごく苦手で、ギルメンに誘われてなければ触ってすらなかったと思います。しかし、いざ触ってみるとこうしてnote書くくらいには楽しいと思えてるわけです。というのもこの見出し通り臨界の淵は対人戦であるものの、陣取りゲームであり、自分が得意とする編成や戦い方を使い、味方とともに協力し、戦略を練るという感じになり、対人戦において必要になりがちな敵を撃破する技量が必ずしも必要であるわけでは無いからです。役割や戦略が大事という点で、対人戦というよりは幻塔においては討伐作戦に似ているのではと僕は考えます。
Ver.2.4の臨界の淵のルールってどんな感じになってるの?
臨界の淵は基本的に2チームで3つある拠点を奪い合い、その占拠してる時間で増える得点を先に1000点取れれば勝ちというゲームになります。占拠は近づき占拠ボタンが表示されるので押して10秒邪魔されなければ占拠できます。中央の拠点のほうが点数が増える速度が速いです。5分おきにガイアの鏡像というボスがマップ上部で湧き、それを倒すことで倒した側は60秒間ポイント取得加速を得ます。トドメを刺せなかった側は60秒間ポイント取得が停止します。中立オブジェクトが存在し、砲台や、起動すると敵味方関係なく持続ダメージを与える毒オブジェクト、回復することができる回復オブジェクトとあります。また武器共鳴(強攻、恩恵、剛毅)や属性共鳴は発動しますので、武器共鳴や属性共鳴によって起こる武器性能変化もきちんと活かせます。ここまではVer.2.3以前と同様のルールになります。
ここからVer.2.4からの新要素として、開始時にいくつかある中からバフを4つ提示され、その中から各々選び、各バフは1つにつき1人獲得出来るというものが増えています。無選択の場合は無選択用にバフがありますので選ばないのも選択肢です。選択しないもしくは抽選から外れた場合は、攻撃力10%UPと被ダメ10%ダウンのバフが付与されます。提示される可能性があるのは以下6つになります。
勇者
累積で自身の最大HP25%のダメージを受けると、12m範囲内に攻撃力2000%の爆発ダメージを与え、ターゲットを3秒間スタンさせる(不屈無効)。クールダウン15秒、自身と半径15メートル以内にいる味方は15%のダメージ軽減を獲得する。
先鋒
プレイヤーを撃破するたびに10%のダメージUPを獲得する。最大10スタックまで可能だが、死亡するとスタックの半分を失う(割り切れない場合は切り上げ)。
スナイパー
15m範囲内に敵プレイヤーがいないと与ダメージ+35%、また5秒に1回与ダメージ+50%(最大1スタック)。攻撃が命中するとダメージupは消失する。
狩人
モンスターへのダメージ+45%、野生モンスター撃破時に味方の進捗ポイントを20pt獲得する。
ヒーラー
移動速度+15%、回復効果+30%、復活の待機時間-60%
エンジニア
砲台を使用した時に与ダメージ+25%。エナジータワーの占拠時間-30%。戦闘中でも乗り物に搭乗できる。
武器やアルケーの選び方
対人戦であって対人戦では無いといいましたが、敵はモンスターではなくプレイヤーである人間です。剛毅のヘイトが効かないとかこちらの裏を取ってくるだとかモンスターと戦う時とは勝手が違うものです。戦い方を知り、その上でよく使われる武器やアルケーを知っていきましょう!
対人戦闘ってどんな感じなんだろう?
幻塔における対人戦闘は体力以外にHPゲージ上にある白いシールドゲージがあります。また対モンスター戦闘とは違い、状態異常や動き方が強い武器を使い、相手の動きを封じ相手を翻弄するという感じの戦い方になります。もちろん、いかにダメージが出るかという部分も大事ですが、そもそも相手に動かせないという思考も大事なわけです。他にも耐え忍び、相手をすり減らし勝つ…なんて戦法もあります。
戦い方を知ったなら次は武器!!
ここでは対人戦というより臨界の淵で使われる武器について紹介していきましょう。結構たくさんあります。注意として対人戦闘(≠フィールドでの手合わせ)においては、ほとんどの武器が回復量を減らされています。(例外はHP依存で起きる回復)
薔薇の頂(メリル)
Ver.1.0から対人環境に居座り続けるヤベー奴、メリルでございます。何が強いのかと言いますと連携からのスキルです。シールド破壊力も高くシールド破壊王です。連携で相手を浮かせ、スキル打てば何もさせないままHPを溶かしていきます。何気に持ち替えた時に10秒持続クールダウン20秒の状態異常無効化のシールドついてたりします。このシールドが臨界の淵では結構役立ちます。
零度の指針(ココリッタ)
前回状態異常に対してめちゃくちゃ強いと言ったココリッタです。そしてメリル同様Ver.1.0から対人環境に居座るヤベー奴です。というのも優れた持続回復や状態異常回復、そしてその無効化、地上回避攻撃による武器エナジーの回復が強力で連携スキル出しやすかったりとまあずるい点満載です。このココリッタにも状態異常にできる攻撃があり、通常攻撃3段目での長押し攻撃が浮かし攻撃になります。
明けの明星(ネメシス)
恩恵武器であるネメシスです。やはり瞬間回復力や持続回復が強く、電極により武器エナジーが速くなったりと強みがあります。前回もお話した通り方向入力無しの回避攻撃に減速があり、足止めに強力な効果を発揮します。
紅蓮刀(クローディア)
物理属性のバフ武器としてお馴染みのクローディアです。このクローディア最大の強みは素早い動きです。これにより戦闘中、動きを掴ませにくくなり優位に進めやすくなります。
水流の徹心(不破咲)
剛毅に強攻にと出番が多い彼女、不破咲です。この武器が強い理由として1凸効果:氷共鳴時任意武器スキルを5回使用すると全武器スキルクールダウンリセットと、5凸効果:連携スキル使用時と通常長押し攻撃時に通常幻想タイムとクールダウン共有で発動する強制幻想タイムにあります。動き等はそこまで強くないですが戦略的に立ち回りやすくなり戦い方に幅を持たせてくれる武器になります。
シャドーウィーブ(凜夜)
強攻のバフ役でおなじみの凜夜さんです。スキル範囲内でジャンプ力が上がり、また複数回2段ジャンプして滞空出来るため対策がなければ打つ手なしとなるそんな武器です。また臨界の淵においては連携スキルの吸引も有効に働き、占拠行為中の相手をずらし中断させることで妨害することができます。
破重雷槍(天琅:読みテンラン)
高い火力が魅力的な彼、テンランです。また、高い火力だけでなく耐久性も持ち合わせており、雷編成では遺憾なく強さが発揮されます。また臨界の淵においてはバフの勇者が自傷とかみ合うこともあり、強力な武器の1本です。
夕べの祈り(エスター)
恩恵共鳴時とそうでないときで性能が大きく変わる彼女ですが恩恵共鳴時に強靭な生存力で脅威となります。ただしトップリーグではそこまで強くないです。強い理由は前回もお話した余剰回復によるシールド生成とHP強化、即死回避にあります。詳しくは前回の記事(武器特色項目のところにリンクしてます)のエスターの解説をご覧ください。また前または後ろの回避攻撃に吸引があり位置ずらしをして相手の占拠行為を妨害することもできます。
クローバークロス(アナベラ)
全武器中最も長い射程を誇る彼女アナベラです。臨界の淵においては長射程であることは先制をかけやすく有利です。何気に燃焼ダメージも強いので火力も出やすいです。また回復量落とされているとはいえ3凸効果の回復も魅力です。ただしトップリーグでは微妙なとこです。
メビウス(ウーミィ)
マジシャンな新人エクセキューターウーミィです。彼女の強みはスキルマジックショー中の不屈(のけぞり無効)となり、スキルのカードの組み合わせがハート+ハートの時のHP依存回復は回復量が減りがちな臨界の淵において大きな強みとなります。
不滅の翼(アリス)
1凸効果で氷武器スキル使用時連携スキル出して同じスキルを使うという効果で実装時大騒ぎだった彼女、アリスです。この1凸効果も強力ですし、ほかにも相手を浮かせる手段や凍らせたりする手段が豊富で強いです。相手を浮かせる手段であれば通常攻撃後の長押しやスキル、連携スキルになります。凍らせる方法は武器エナジーがたまり切った後の最初の攻撃以外に回避移動終わりに起きるものがあります。またこの回避移動は小さな蝶になり移動するという性質上、視認しずらく臨界の淵では裏を取ったりするのに効果的です。
グレイプニル(フェンリル)
雷編成の火力をあげ、さらに3色編成という新たな可能性を示した彼女フェンリルです。1凸効果で強力な第2スキルが増え、またこの第2スキルの後すぐ回避攻撃することでクールダウンリセットがかかりものすごい火力を叩き込むことができます。また3凸効果で最大HPの99%分削れるごとに即死回避を得たりと強力な武器です。
陵光(嵐)
Ver.2.4で新規実装された炎属性武器です。通常攻撃に全てに強制ではないとはいえノックバック(吹っ飛び)や浮かし、ノックダウン(撃ち落とし)があったりします。(いややべえなおい)ほかに通常攻撃2から5段目の間に長押しすると強制浮遊させます。それでいて火力も高いので強いです。また非戦闘時攻撃長押しで傘をだしその後スキルでその地点に瞬間移動できたりと便利です。
最後にアルケーです!
モンスターとの戦闘とは異なりますのでアルケーを選ぶ基準も変わってきます。そして臨界の淵特有なものもあります。
電磁パルス
なんだお前は…って人もいるかもしれませんが、使用時に周りを強制ノックアップ(吹っ飛ばし)します。そして凸効果に状態異常中に使用でき、使用後行動制限を5秒無効化する効果があります。状態異常が飛び交いますので、状態異常を解消できる電磁パルスは臨界の淵においてはめちゃくちゃ強いです。
ロボットアーム
対人戦なら使うこと間違いなしなロボットアームです。というのも刺した時に敵与ダメ-30%と自分の被ダメ-20%する上、急接近でき武器エナジー値を300回復出来ます。撃破する側に回るのであれば欲しいアルケーになります。
時空の裂け目
前回、敵被ダメ上昇で強いとお伝えした裂け目です。今回はこちらの効果よりも完凸効果による回復無効と吸引での位置ずらしに強さがあります。回復無効化することでトドメを刺しやすくなり敵の占拠を妨害できます。また位置ずらしも有用で占拠中に位置がずれると占拠が中断されます。
デスコントロール
味方が死ななくなることでおなじみなデスコントロールですが、3凸効果の状態異常無効の効果も相まって占拠の時に強力な効果を発揮します。
量子ローブ
多分PvE実戦で使う人あんまりいないであろう量子ローブです。このアルケーは使用後敵から見えにくくなるので、占拠しに行く際隠れて相手の裏をかきやすくなります。
幽閉空間
このアルケーは10秒持続の半径7メートルの幽閉空間を作り、そこから動けなくします。また境目に触れるとスタン(麻痺)が入ります。そのため時間稼ぎにはもってこいなアルケーとなります。
溶岩爆弾
これまた実戦では使う人がいないであろう溶岩爆弾です。このアルケーの最大の強みは凸効果やアルケー効果についている強制ノックアップ(吹っ飛ばし)、強制スタン(麻痺)にあります。不屈効果の上からでも刺さるため占拠を不屈でごり押してくる相手を引っぺがすことができます。
オムニアム砲(要検証)
アポフィスの大玉避けるのに使う人も多いであろうオムニアム砲です。オムニアム砲を敵足元や正面壁に打ち込むことで位置をずらすことができ、占拠を妨害することができます。(要検証)
戦略ってどうするの?という話
冒頭でもお話した通り、臨界の淵において戦略はむちゃくちゃ大事な要素となります。必然的に事前に戦略を話しあうことができるフルパーティ、固定パーティが優位となります。野良ではその辺が難しいので苦戦するかもしれません。一人で全部どうにかできるわけではないのでここが難しいところです。
役割分担はこんな感じ!
占拠編成
その名の通り占拠をメインに動く人。敵に悟られないよう動き、占拠をし得点を増やすことを目的とします。どの拠点も30秒で占拠し直すことができますので意識していきましょう。先述の武器やアルケーの特徴を元に見つかりにくく、また状態異常に強いものをチョイスしていくといいでしょう。
拠点防衛編成
敵と戦闘を行う、あるいは状態異常や位置ずらしを駆使し、少しでも相手に拠点を奪われないよう動き、得点源を守る役割です。火力の出る武器、状態異常が強い武器を選択していくといいでしょう。アルケーも妨害向けのものを選択していくといいです。
狩人編成
狩人バフ取得時、マップの左右下にて沸く中立モンスターを狩り、狩人のバフ効果で点数を伸ばしていく役割です。基本的に占拠や妨害等には干与せず、モンスターを狩り尽くしていきましょう。また狩人バフがないときは火力を出していく役割になるため拠点防衛に回るといいでしょう。
ヒーラー編成
ヒーラーは基本的に味方を生かしていくことが役割といえます。またこの編成は占拠も可能であり、臨機応変に味方のフォローをしていくような感じになります。また味方の需要でも編成の変化が起きたりします。
各役割がどう動くみたいな考え方
あまりひとつの作戦に固執…ってなるのも嫌なのでふわっとになります。ぶっちゃけ千差万別なところになりますが戦力をどのように起き、どのように動かすかというという感じになるでしょう。一箇所に占拠編成、防衛編成を共に置くも良し、占拠編成はぐるぐる動き回り、防衛は防衛編成に任せるも良しです。ヒーラー編成は割ける数も多くありませんので、動くか動かないかは作戦次第でしょう。先鋒以外の各役職は死んでもいいので状況次第で、1度落下死等して体力満タンにし直すのもありです。
意識すること
恩恵としてというよりは全体的に意識した方がいいことをお話していきます。
占拠状態
画面上部に敵味方それぞれの占拠状態が出ています。大きなものが中央で、小さいものが下2つのものになります。保護状態(拠点内部に黄色い壁がでている状態)は、全拠点で30秒続きます。これらを意識し攻防意識していくといいでしょう。
ガイアの鏡像が出る時間
画面右上に出ているボスマークと時間が表示されてるのがそうです。移動する時間等考えておけるといいです。
敵、味方がその場所に何人いるか
戦力が1箇所に集まっているということは、他の場所は空いているということになります。他の場所を見てみることをしてもいいかと思います。
敵に裏を取られていないか
占拠をしれーっとしようとしてたり、しれーっと通り過ぎようとしてたりするものです。慣れが必要になると思いますが広い視野を持てるようにしていけるといいでしょう。
最後に
また少し長い記事になりましたが最後までご覧頂きありがとうございます。最後はふわっとした感じになりましたが少しでも参考になればなと思います。せっかく面白くなってるので、この記事で少しでも臨界の淵に人が増えるのであれば嬉しく思います。
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