漫画『正直不動産』は不動産屋の裏側を描く。
不動産取引のからくりや不動産業界の悪習を知ることができる。
今回のテーマは『賃貸保証会社』。
結婚予定の男女がマンションを借りに登坂不動産にやってきた。
気に入った物件が見つかり申し込んだものの賃貸保証会社の審査に落ちる。
賃貸保証会社を変えろと迫る男女に対して長瀬が切り返す。
借主は管理会社などが指定する保証会社を利用するしかない。
では、保証会社を指定する理由は?
管理会社などが保証会社の販売代理店だから。
保証契約ごとに業務委託手数料が保証会社から販売代理店へ支払われる。
家賃を滞納した場合、保証会社の取り立てが厳しいかも気になる。
保証会社はつまるところ…
『金貸し』だ。
最近は保証会社の悪質な行為が増えて社会問題化している。
それならば悪い保証会社を避けたい。
契約前に保証会社を教えてもらえるのか?
不動産屋に聞けば教えてもらえる。
保証会社が気に入らなければ契約を見送るほうがいい。
教えてくれない場合も契約を見送るほうがいい。
そしてその不動産屋とも付き合わないほうがいい。
良い不動産屋ならば悪い保証会社と取引しないだろう。