画像1

奇跡の楽器:ヴァイオリンとピアノの発明と発達

京都・奈良EU協会
00:00 | 00:00
ヴァイオリニストの齊藤清さんとともに。今回は「楽器〜ヴァイオリンとピアノの発明と発達」について(意外な話も聴けるかも…)。

ヴァイオリンは16世紀の初めに出来たと言われている。ヴァイオリンの表面に「f」の形の穴が開いているがそれが意味するものは?レオナルド・ダ・ビンチがヴァイオリンを発明したって本当?

ヴァイオリンが発明されてから現在までほんんど変わらないというのは驚くべきこと。まさに完成された形で現れてきた。

ヴァイオリンの音は非常に神秘的とされるが実は物理の法則に厳格に基づいている(なるほどダ・ビンチの作品?)。

楽器の板の厚みは薄ければ低い音、厚ければ甲高い音が出る。そのBALANCEが難しい。わずか数ミリの厚さに巨大な圧力がかかる奇跡のBALANCE。

倍音が豊かすぎると音が弱くなり、豊かでないと音が悪い。そのBALANCEの難しさ、その矛盾。

今から300年以上前に作られた名器「ストラディバリウス」が2000人の大ホールで朗々と響くってどういうことか?それはヴァイオリンの発明された時の目的に理由が見いだされる。

ヴァイオリンが最初から完成された楽器として発明されたのに対してピアノは?イタリアで発明されたピアノが音楽雑誌で紹介された記事を読んだドイツ人が引き継いで作ったが、残念ながら発明者の意匠は正確には伝わらなかった。

複雑な楽器ピアノの元になったのは(EU協会のコンサートでも時々紹介される)ハンマーダルシマー🎹
https://youtu.be/SPTXVaC8mqI
https://youtu.be/qjtcb75fiaQ

ピアノもヴァイオリンも歴史を辿れば吟遊詩人が弾いていた竪琴に行きつく。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/98/Apollo_black_bird_AM_Delphi_8140.jpg

ピアノには産業革命前後の科学技術がギュッと凝縮されている。

ピアノはチームで作るがヴァイオリンは一人の作家が1つの作品として作る。

ヴァイオリンは手元が見えるけど、ピアノは撥弦するところは見えない。どうやってニュアンスを出すのか?

ピアノを弾く時シャンク(下の図の7から8にかけての棒)がしなる❗それによってハンマの打つ位置が微妙に違って音色が変わる?
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Broadwood_grand_square_action.svg

バイオリニストは一生自分の音が聴けないって(どういうこと?)?

音楽にとって大切なことは2つだけ。それは?

🎼ヴァイオリンソナタ 第18番 ト長調 k301(293a)   
Wolfgang Amadeus Mozart(1756 - 1791)
 第一楽章 Allegro con spirito
 第二楽章 Allegro
ヴァイオリン 齊藤 清
ピアノ    今井 恵理
https://youtu.be/mxmvEVF0fS0

いいなと思ったら応援しよう!