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ランデヴDEなら:秀吉とお米の話

京都・奈良EU協会
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「秀吉とお米の話」
 慶長3年(1598年)8月18日、秀吉は側室茶々(淀殿)との子、幼い秀頼のことを案じながら、京都・伏見城で病死、波乱に満ちた62年の生涯を閉じました。
 8月18日は秀吉の命日であり、また「お米の日」でもあります。これは「米」という漢字を分解するとわかりますね。
 秀吉、お米、ときたら、800人もいたといわれる秀吉の御伽衆の1人、曽呂利新左衛門の話を思い出します。
 ある日、新左衛門は秀吉から「何でも欲しいものを褒美として与えよう」と言われ、お米が欲しいと言います。ただし、一日目にはお米1粒、ニ日目には2粒、三日目には4粒、四日目には8粒、といった具合で1ヶ月です。「1粒、2粒…なんと欲のないやつだ」と秀吉は承知します。
結局、秀吉は詫びて別の褒美にしてもらうのですが、さて新左衛門は31日後には一体どれだけお米がもらえるはずだったんでしょう。
 収穫を間近に控えた8月は稲にとってとても大切な時期です。台風の影響も心配です。
 今年もどうか美味しいお米がたくさん穫れますように!
🎼 French Suite No.5 in G major, BWV 816 (Bach, Johann Sebastian)
Peter Bradley-Fulgoni (piano)
Recorded 2012, St. Paul's Hall, Huddersfield University. Peter Hill (sound engineer)
https://imslp.org/wiki/French_Suite_No.5_in_G_major,_BWV_816_(Bach,_Johann_Sebastian)

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