画像1

宇宙の中のライカと哀愁のメロディー

京都・奈良EU協会
00:00 | 00:00
《ランデブdeなら》
宇宙の中のライカと哀愁のメロディー

10月4日は宇宙開発記念日。1957年に旧ソ連が人類初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功した日だそうです。続く2号にはライカという名前の犬がひとりぼっちで乗り込みました。ライカは地球最初の宇宙旅行者になったのです。

「広い宇宙の真ん中で、たったひとりでまばたきしているライカの寂しさのことを思ったら、僕の辛さなんてなんてことはない!」そんな少年が主人公の映画のお話。

そして、ロシアの作曲家、ラフマニノフのピアノ協奏曲2番と共に作り上げられた切ない愛の物語、映画「逢引き」のお話。
哀愁のメロディーを書かせたら右にでるものはない、そんなラフマニノフのお話。

二転三転、自由すぎるお話を締め括ってくれるのは、ラフマニノフの 14の歌曲 Op.34 第14曲 「ヴォカリーズ」。きっとどこかで耳にされたことがある、恐らくラフマニノフの音楽の中で最も親しまれている音楽ではないでしょうか。

ヴォカリーズとは、簡単にいえば、歌詞がなくてアーとかウーとか母音のみで歌われる歌のことですが、今回は、ラフマニノフの自作自演により録音された、管弦楽によるヴォカリーズをお聴き頂きます。
深まりゆく秋とともにお楽しみください。

🎼Rachmaninov - All Night Vigil (oktavists Wichniakov, Miller)
https://youtu.be/d-cG0N94LPw
🎼Sergei Rachmaninov - Concerto no. 2 for Piano and Orchestra in C minor - 1. Moderato (Sviatoslav Richter, Stanisław Wisłocki, Warsaw National Philharmonic Orchestra, 1959)
Date 1 January 1959
Source Deutsche Grammophon
🎼ラフマニノフ 14の歌曲 Op.34 第14曲 ヴォカリーズ嬰ハ短調 指揮セルゲイ・ラフマニノフ(自作自演) フィラデルフィア管弦楽団 1929年録音.
クラシック音楽mp3無料ダウンロード 著作権切れパブリックドメインの歴史的音源

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?