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読書弱者の日々是見えへん⑥不同視

今回は、単純に不同視だと難しいことを。意外なことがほとんどできないんです。

1)カメラのファインダーを覗いてピントを合わること

不同視の人はほぼ、悪い方の眼が効き目らしいです。かつて一定の期間は確実にモノアイで(今は「?」)、片方で近くを見てもう片方で遠くを見ていたようです。どうしても、その視力の悪いほうで、つまり効き目でファインダーを覗きます。本来近くを見るほうの眼で、被写体という中~遠距離にあるものを狙ってしまうわけです。
まだ自分が不同視であるという認識がなかった頃、従来のカメラは言うに及ばず、デジカメになっても、私が撮った写真は輪郭ブレブレ、全体ぼんやり、で現像費むだ遣いとしかいえないものになっていました。全体の6割ぐらいはそうなってましたかね。家族には「ヘタ」といわれてましたが、理屈がわかってしまえば「ヘタ」なんじゃなくて「ムリ」の世界でした。デジカメにはもちろんオートフォーカス機能が付いてきましたが、今のスマホほどは俊敏じゃなかったんですね。

2)オペラグラスを使えない

劇場で出し物を見る際、他の人たちがオペラグラスをさくさく使っているように見えて、「これ、壊れてるの?」「私がどんくさいの?」と焦っていました。像がきれいに結ばれないんです。オペラグラスは多いとツマミが2つあるので、他の人はその2つを自在に屈指してるのかなぁと結構長い期間悩んでおりました。
なんてことはない、オペラグラス自体のレンズに私の眼に合った度が入ってさらにそれを2倍以上に見せるレンズも付いているか、あるいは度に合った眼鏡をかけた上でオペラグラスを使うかしないんですね。でも、おそらくどちらもきれいには見えないと思います。静止している状態の対象なら、少しの時間経過後、大きく見えるかも。

視力が離れだしたのは成人してからです。高校のときに両目の視力が突然がたんと落ちた人を何人か知っていますが、私はその片目バージョンなのかなぁ?



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