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レゴで製作する北斗星3,4レ札サウ編成

ようやくここまで来れた。
今回紹介するのはレゴで製作した北海道編成の北斗星3・4号です。
と言っても12両フル編成ではなくハネ4両を抜いた8両編成なので、編成的には北斗星2往復化後の81・82号の編成の方が近いです。
製作したのはカニ24、オロハネ25-554、オロハネ25-558、オロネ25-500、スシ24-508、オハ25-551、オハネフ24-502、オハネフ25-0です。


設計自体は2022年に完了させてましたが、実製作は2024年に行いました。

「北斗星3・4号」設計開始

2022年の3月に、14系「浪漫」に次ぐ8幅車両としてJR北海道所属のソロ・ロイヤル合造車であるオロハネ25-558を設計したのが始まりでした。
その後、他の個室車、食堂車、ロビーカー、B寝台車、電源車といった具合に設計車両を増やしていき、1週間以内にJR北海道編成の「北斗星3・4号」12両を完成させました。

電源車より後ろ計12両編成
実製作した車両と少し設計が異なり、オロハネ2両の設計ミスもある
12両のサイドビュー、いつかフル編成を実製作したい

その後、5月にこの設計を派生させる形で「北斗星1・2号」の編成を設計した以外はあまり大きな動きもなく、2022年、2023年の国際鉄道模型コンベンションに参加したわけですが、北斗星製作の計画が浮上したのは2023年でした。

2023年に私はレゴで機関車を5台製作し、2022年製のEF65と合わせて6台の機関車を保有したのですが、その時手持ちにある客車は「浪漫」6両のみでした。
流石に客車6両、機関車6台は機関車の数が過剰なので新たな客車の製作を考えました。
候補に出たのは①14系急行「能登」編成、②「北斗星」③12系「江戸」の3つでどれを作るか、結構迷ったのですが最終的に「北斗星」を製作する事を決めてパーツを発注しました。

そして実製作へ…

実製作にあたり、コストなどの面から編成を8両編成に短縮せざるを得ませんでした。
ここからは、製作した車両を1両ずつ紹介します。

1号車「カニ24-500、電源車」

最初はカニ24です。
北海道車のつもりで502か503のつもりで製作したと思います。

個人的にテールマーク周りの白線を再現できたのがお気に入り
模型としてはモーターを2個積んだ立派な動力車です。

2号車「オロハネ25-554、ロイヤル/デュエット」

続いて紹介するのはA寝台「ロイヤル」とB寝台「デュエット」の合造車です。
この辺りも塗装やら何やらで1量毎に仕様が違う….みたいな話があった気がします。
資料を見る限り当時の自分は多分オロハネ25-554をモデルにしていたと思います。

この特徴的な窓配置が北斗星車両の視覚的特徴の一つ
車内も再現、当然個室車なのでパーツ数も増え、重量も重い

3号車「オロハネ25-558、ロイヤル/ソロ」

3号車はA寝台「ロイヤル」とB寝台「ソロ」の合造車です。
これは多分オロハネ25-558モデルだと思います。
個人的に一番雰囲気を実車に寄せられた車だと思ってます。

千鳥形に並ぶ「ソロ」の小窓が特徴的な車
例によって車内も再現

4号車「オロネ25-500、ツインデラックス」

この車両が3両目、最後の個室寝台車です。
2人用のA寝台「ツインデラックス」が並び、車両の窓割もオハネ25から変わらなかったため、遠目だとオハネかオロネか見分けにくいかもしれません。
モデルは502,503ですね。オロネ25-501は北海道車では唯一100番台からの改造車なので、この車両とは違って寝台側の窓の高さが低くなっています。

オロネ25-502,503は寝台側の窓が大きいのが魅力的
内装、リネン室(?)の手抜きがバレますね笑
この赤い2段ベッドがツインデラックスの特徴です。

5号車「スシ24-508、食堂車」

次の車両はある意味では北斗星一番の大目玉かもしれません。
スシ24-508です。北海道車最後の食堂車でスシ24-501~503から更にブラッシュアップして誕生した車両です。
個人的にはその完成度はトワイライトエクスプレスのスシ24やカシオペアのマシE26も凌駕すると思います。

スシ24のサイドビュー、この窓配置がいかにも"食堂車"ですね。
内装、実車の木目調やワインレッドのカーペットなど、できる限り再現しました
内装写真その2、実車の赤いテーブルランプは気に入っている方も多いのではないでしょうか

6号車「オハ25-551、ロビーカー」

6号車は1両丸々フリースペースのロビーカーです。
北海道受け持ちの「北斗星1・2号」は半室ロビーを使用しているため、北海道車唯一の全室ロビーカーです。
個人的には北斗星のロビーカーで一番好きな車両です。

オハ25-551は窓の長さも変更され、他の車両とは全く異なる雰囲気を醸し出していた。
内装、シャワー室を2室備えている

7号車「オハネフ25-502、開放B寝台」

次は初の開放B寝台車のオハネフ24-502です。
元がオハネ14ですし、手すりや扉など14系改造と分かる特徴的な車両です。
顔も最低限の改造にとどめられ、ナハネフ23を彷彿とさせますね。

こうしてみるとまんまオハネ14、種車がそれだから当たり前だけど
内装の開放B寝台、モケットはダークタンを使用した

8号車「オハネフ25、開放B寝台」

最後の車両は基本的に3,4レの最後尾か機関車次位を務めるオハネフ25です。
レゴ的には妻面の構造はカニ24とほぼ同じですが、幌の有無や屋根上への曲線、テールマークなどで全く違う印象を与えてくれますね。

内装、先述のオハネフ24とあまり変わらない。

実製作後

こうして実製作が完了後、2024年8月の国際鉄道模型コンベンションで初走行を果たし、続けて10月には弊学での大学祭で展示・走行を行いました。

ED79とカニ24しか写っていないが、JAM2024での走行画像
大学祭での展示
当初は分割して直線レール上で静態展示をしていた

やっぱりブルートレインって人気なんでしょうね、こういった展示での反応がかなり良かったです。(浪漫はあんまり反応してもらえない….)
これからもJAMや3月開催予定の仙台レゴオフなどで積極的に出していきたいですね….

と、写真が多く長くなりましたのでここまでで終わりにします。
ご覧いただきありがとうございました。

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