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IIDX SP皆伝取得

半月ほど前のお話になってしまいますが、音ゲーやり始めて21年、IIDXは初代からなので20年目にしてやっとIIDX段位認定における最高段位を取得することができました。

とはいっても今ってこの皆伝の課題曲よりも難しい譜面が結構ありますので、これが頂点というわけではありません。でも、非常に難しいものであることに変わりはないので、本当に嬉しいことです。

先立ってTwitterには取得直後にツイートしてからたくさんのおめでとうをいただきまして、これも大変嬉しかったです。皆さんありがとうございます。

自分は昔からスコア偏重のプレイをずっと続けていて、クリアにそれほど固執していなかった結果、クリア力とスコア力のバランスが全く取れておらず、IIDXで譜面難易度が上昇してきた3rdstyleあたりから低〜中難易度はAAA安定クラスなのに高難易度はミスが増え、クリアもできないということがずっと続いていました。

でもやはり「クリア出来る曲を増やすより光らせる方が楽しい」のは変わらず、ある種高難易度譜面は避けてきた感はありますね。それをズルズルと続けてきて7thstyleで初めて段位認定モードが実装されて、この時はまだ皆伝というものはなく十段まででしたが、その十段は取れたんですけども正直ギリギリって感じでした。

時は流れ13作目であるDisorteDで初めて段位認定に最上位の皆伝が実装されたわけですが、この時は手も足も出なかった…当然です、難しい曲は避けてきてたんですから。あと、それ自体に楽しさを感じることが出来なかったというのも大きかったです。

自分自身、IIDXは21 SPADAから24 SINOBUZの前半まではほぼ離れていた時期で、実力的に伸びるどころか落ち込むことが多くてモチベがだだ下がりだったんですね。でも、きっかけは25 CANNON BALLERSでそれまであった筐体製造時期による反応速度の差というものが改善されてプレイ感が良くなったんで、そこから本格的に復活することにしたってやつです。

それにあたり、やはり今のIIDXだと難しい譜面が出来ないとついていけないだろう、ということでまずは☆12をたくさんやっても疲れないような押し方(力加減)を覚えるようにし、その難易度帯を重点的に攻めていました。

しかしこれも次の26 Rootageあたりで限界を迎え、何をしても伸びない時期が来ました。どうしたらいいか?ライバルさんたちにもどんどん抜かれ、このまま終わっちゃうかな、という覚悟もしていました。

しかしそこで転機。家庭用は16 EMPRESSまでしか出ておらず、現在のAC版最新作とはシステム面でも相違がありなかなか同じ感覚には近づけないので以前から気になっていたPC向けのIIDX INFINITASを導入してみたのです。INFINITASはリリース直後こそ「曲解禁が大変」「そもそも曲がそんなにない」「月額1600円は高い」などネガティブな要素が強かったんですが、今年に入りかなり楽曲が充実してきたこと、月額1600円はAC版15回前後の分でそれ以上出来るなら得、AC版と同じセッティングが通用すること、元々旧曲を選ぶ率が高いのでそのあたりの楽曲が充実していること、削除曲がある程度遊べることなど、メリットが徐々に見えてきたのです。

最初は12を練習するためのものでしたが、ふとした時に「上手い人は譜面が詰まってても見えてるし光るよな」と思い、あえて譜面スピードを遅くしてプレイする時間を作るようにしたのです。11の曲を中心に譜面表示時間(緑数字)を倍程度に増やしたまま固定し、どんなに出来なくても途中でやめないで最後まで演奏し、それを毎回5曲程度やるようにしました。

すると譜面解析能力が上がったのか、12の中位程度で見えなかった譜面が見えるようになってきたんです。何となく自分の中で皆伝を取るためには低速対策は必須と思ってましたからそのために練習してたのですが、譜面解析能力がここまで鍛えられるとは思ってもいなかったことでした。

そんなことを続けてるうちに穴MENDESや穴Bad Maniacsなどにハードクリアが付くようになり、ここ1年ほどで皆伝を取った人のブログなり何なりを見ていたところ、課題曲1曲あたりミスカウント130前後でクリアは可能、という情報が結構あり、INFINITASで現状解禁不可の嘆きの樹を除いて、灼熱、卑弥呼、冥を正規譜面で全てやってみたら大体130〜160ほどになっていたわけです。

これはいけるかも?と思ってたら今回の27 HEROIC VERSEにて上位の中伝と皆伝の段位が解放されたことからその日に挑戦してみたら一発合格、となったのです。本当に驚きました。卑弥呼のラストと冥の加速地帯ではゲージがなくなりかけましたが、ギリギリで踏ん張った。

皆伝取得後はちょっと気持ちが抜けて「これから何を目標にすればいいのか?」とも一瞬考えましたが、最初に書いた通り今のIIDXは「皆伝は通過点」になってしまってる以上、さらなる上を目指せればということで今でも低速練習は欠かさず行っております。なので、いけるところまではいきたいですね。

とても長い文章を最後まで読んでくださってありがとうございます。あと、前回のnoteからかなり間が空いてしまいました。やはり意識しないと忘れちゃいますね。

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