TOEFLやった方がいいよという話
こんにちは、ゆうれか です。
別に海外留学目指しているわけでもないし、
ビジネス英語だけできればいいやと思っている人にも
「TOEIC頑張んない方がいい」
と言い切ります。その理由を三つに分けて書いていこうと思います。
①TOEICを頑張っては効率が良くない。
私が受けてきた英語外部試験の難易度の実感なのですが、
TOEFL>>>IELTS>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>TOEICです。
TOEICってそもそもリスニングとリーディングだけで評価されていますね。最近はライティングとスピーキングもあるようですが、だいたいTOEIC L&Rでスコアを提出するようです。日本人にとって最も難しいスピーキングとライティングが省かれてるのに、これで以下のような換算表まで作ってるあたりかなり嘘くさいです。
TOEFLとIELTの換算表はETSが出しているので、以下は信用できるかと思います。
https://www.ets.org/toefl/score-users/scores-admissions/compare/
さて、一番難易度の低いTOEICだけやっているだけでは、英語力はつきません。一番易しいTOEICをまずやって900点以上を目指して基礎力をつけてそっからTOEFLに手を出そう。なんていうやり方は最悪なのです。このやり方では、TOEFLが難しすぎて諦めてしまいそうになるでしょう。全く違う英語力を試されるので、TOEFLの攻略のために、また1から時間と労力とお金をかけなければなりません。
これは、忙しい社会人にとっても若い学生にとっても不利でしかありません。このやり方ではなくて、一番難しいTOEFLに最初に手を付けて、難しい学術英語を時間をかけて身につけます。これは数年かかったとしても、
まだ数年と思った方がいいです。そうして、苦しみながらもTOEFL80までスコアを伸ばしてから、TOEICを何も準備しないで一回受けてみてください、
勝手に900点以上取れます。
つまり TOEIC頑張ること、それがTOEFLに対応する力を身につけることにならないため時間もお金もロスすることになるのです。これに対しTOEFLに初期投資して、時間とお金をかけてスコアを伸ばしていくと、何もやらなくてもTOEIC900取れているので、時間とお金を無駄にしません。
そして、
1度900点以上取れたら990点を目指さないでください。
なるべく実践に移ってください。
例えば、英語を使う仕事に応募するなり、実際に英語力が試される職場に転職するなり、海外留学、海外就職のための情報を得ることに時間をかけることです。
ただし、TOEICは一番簡単な英語試験なので、
自己肯定感が低い時
にだけお勧めです(笑)高得点や満点という点数が自己肯定感を与えるからです。TOEIC満点を目指して英語がんばろうみたいな宣伝をする人たちがいますが、注意した方がいいです。本当の英語力を身につけることは二の次で、自己肯定感を持つことが目的になっていないか反省してみるのも必要でしょう。本気で英語の上達度を高めたい方に、TOEICを頑張ることはお勧めできません。
②TOEIC満点とっても留学に結びつかない
アメリカの大学はTOEFLの点数を要求します。イギリス、オーストラリアではTOEFLまたはIELTSの点数を要求します。だいたいTOEFL 80から90 IELTS academic で6.0以上を求められます。先ほど申した通り、TOEIC満点とってもTOEFLやIELTSで点数取らないと意味がありません。
これはオーストラリアのシドニー大学の留学生に向けてですが、
当然ですが、TOEICは要求されません。
それならTOEFL、IELTSなどの準備を初めからやった方がいいです。
そしてTOEFLやIELTSでスピーキングとライティングで英語の表現力をみっちり鍛えれば、英語でのビジネス交渉など、コミュニケーションでネイティブの人にも負けじと交渉することができると思います。つまりTOEFLをやれば、ビジネスにも役立つということです。
そして海外で勉強したり仕事を通じて、勝手に英語力が身についていきますから、いつの間にかspeaking やwritingのスコアアップに生かされるのです。
③TOEICこそ英語試験でお金儲けする搾取でしかない
TOEICの試験内容ではひたすら英語の新聞記事やメールの内容を速読させていますね。こんな力を身に付けさせて英語力を測ろうとする試みがいかにも搾取だと思いました。このような力を身に付けてもなんの役にも立ちません。搾取されるだけです。
特に海外大学留学や英語圏病院での臨床留学の際に、このような力を身に付けてたとて、ひたすら英語新聞記事を速読する機会はないのですから、不利でしかありません。必要な力は、学術英語の理解力や英作文能力です。TOEFLでみっちり学術的内容の講義やプレゼンに聴き慣れて、英語の表現能力を身に付けていけば、海外留学、外国人とのビジネス交渉、海外就職で必ず役に立つことでしょう。
まとめ
TOEIC頑張ってもお金と時間の無駄になる
TOEICは役に立たない
TOEFLやったら多方面に役立つ
ということでした。とにかくTOEICを
ディスるだけみたいな記事になりましたが
これは本音ですし、自信持って
TOEICを捨てて全てTOEFLに投資しましょう
と言い切ります。
最近は忙しくて
noteを更新できずにいますが、
英語の試験、オーストラリア留学、医学部編入受験についての悩みや相談受け付けてます。
お気軽にこちらのフォームへどうぞ。
ゆうれかでした。