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呼吸、代謝、手放す

QUANTUM GIFT

Therapist OCOさんと、月曜日の朝、6時20分くらいから対話をします。大きなテーマは「感覚をひらく」ということ。 アーカイブを残さずにやってきましたが、9月27日以降アーカイブを残しています。ただしアーカイブが残るのは4週間程度。4週を経過すると順次消えて行きます。声と文字とではエネルギーの質が異なるでしょうから、アーカイブと同時に僕はレポートを書くことにしています。

18.10.2021

朝、目が覚めて覚醒する前の時間、意識があるような夢を見ているような、そんな時間の中でOCOさんは今日の放送で「呼吸」の話をしようと決めていたそうです。

呼吸というのは読んで字の如く息を「吐く」ことと「吸う」ことによって行われます。OCOさんがいつも強調するのが「吐く」ことの重要性。呼吸は吐くことに始まり、吐くことに終わるとも。

吐き出すという行為はとても単位の小さい「手放す」行為でもあります。それはこれまでの自分を手放すことともイコールであり、固執するということを手放すことでもあります。

そしてそんなことができるのは、その後すぐに空気を吸うことが始まることを、身体は知っている(=信じている)からでもある。吐き出して、酸素が入ってこなかったらどうしよう!?なんて不安にはならないのですね。これはお金の循環にも言い換えられそうです。失う不安よりも入ることを信じる…。

僕たちは皆、これまでの人生で一度は必ず手放すという経験をしています。それは胎児の頃に母親のお腹の中で感じていた安心感です。産道を通る途中で肺に溜まっていた羊水を全て出して、自らの力で呼吸を始めます。母胎内での呼吸を手放すことで、肺いっぱいに酸素を送り込むということを実現しているわけです。

肺には一定の残気量があり、どんなに吐き出しても空っぽになることはないそうです。だからスムーズに次の空気が入ってきます。ぺちゃんこの風船を膨らませるように、いきむ必要はないのです。

すぐに空気が入ってくるからこそ、吐く方に意識を向けるというのは身体の隅々まで新鮮な酸素を送り届けるためのものでもあるんです。呼吸が浅いと酸素も肺の深部まで行き届かないことがあるそうです。深く吐き出すことで、新しい空気を送り込むことで、二酸化炭素と酸素を交換するのですね。

つまり吐くという行為は解毒でもあるわけです。先程まで自分を象っていたものを分解して、二酸化炭素として吐き出す。代謝とも言えるのでしょう。

身体が緊張を感じている時、不安を覚えた時、リラックスしたい時、もちろん朝目覚めた時…。少し意識的に呼吸をしてみるといいかもしれません。

放送ではOCOさんが声によって、深い呼吸へと導いてくれています。アーカイブは1ヶ月程度で消える予定ですが一度やれば、1人でもできることだと思います。ぜひ聞いてみてください。

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