QUANTUM GIFT 4.21.2021
セラピストのOCOさんと、月曜日の朝にお話をしようということになりました。今日はその1回目。これはアーカイブを残しません。その時、その場の空気感を尊重します。アーカイブは自分の記録であると同時に、未来で誰かに出会うためのツールです。ですから、アーカイブの代わりに僕のテキストによる記録をつけることにしました。
4月21日(月) 8:30
「感覚をひらいていく」をテーマにした会話の配信。これはいわばおしゃべりで行う瞑想のようなものかもしれない。ならば聴く人にとっては「聴く瞑想」となるのが理想的だ。感覚をひらくとは、おそらくそのようなことだろうと思う。
OCOさんの視点。感覚とは
・外部からの情報(刺激)を受け取る
・内発する情報を感じる
この両方の機能を持っている器官だそうだ。
朝、目が覚めた時に思考に至る前の状態で浮かぶイメージ。それをキャッチする器官も感覚と言っていいのかもしれない。自分の身体の中庭に繋がる窓をあけるような、そんなことが心地よい状態だと言える。
感覚は英語ではsense。「センスが良い人」などという使い方をするが、感覚が受信機なのであれば、センスが良い人とはつまり受け取ることが上手な人だと言える。上手というと垂直方向に伸びる技術の甲乙を想像しがちだが、水平方向に伸びる多様な刺激を受け取れる敏感な人も含まれるだろう。
ならばセンス=感覚を磨くにはどうすればいいか。その一つが「呼吸」。呼吸に意識をやり、新しい空気を体の隅々まで届けることはミニマムな受け取る行為だと言える。そのためにはまずは体の中の古くなった空気を吐き出す必要がある。手放し、受け入れる。そして吸うことと、吐くことは2分できるものではない。実際には流れているものでもある。東に向かって海に出たら、いつの間にか西の果てに到着するようなものが呼吸なのかもしれない。
月曜日の朝に、呼吸に意識を向けることは良い習慣だと思う。新しい空気を下から上に送り込むようにイメージをし、自分の中に一筋の流れを見出す。背筋も自然に伸びるから不思議だ。