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ライブをやめることにした(早い

 どうもどうもこんばんは、DTMするシンガーソングライターのささおかゆりかです。ユリカリパブリックというソロ音楽プロジェクトをやっています。

 最近ね、とうとうライブハウスでのライブを始めたんです。

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 この前のnoteにも書いたのだけど、人前で歌うことって、とっても特別。特別なエネルギーがあって、特別な空気感があって。その瞬間にしかなくて。緊張感があって。ドキドキするし、楽しいし、何も隠せないし。その時に持っているものが出る、勝負の時です。そして、内側にあるものを精一杯放出するので、終わった後、とても減ります・・・

 10月2日からライブ活動を初めて、先は11月23日まで決まっています。で、この前の10月16日のライブを終えた後から、心の中のモヤモヤが消えなくて消えなくて、ものすごくしんどくなってたのです。

 てなわけでね、月のホルモンバランス的な影響ももちろんあるのだけど、一日何もできなくなって床に臥せってしまい、さすがにこれは「あー危険信号出たなあ」と気がつきまして、マイコーチの浅井元規(https://prodesign.jp)に連絡を取りました。その日中に、時間をとってもらったので、話を聞いてもらって、自分の心に向き合った上で、

「あ、ブッキングのライブはやっぱ辞めよう」

と決断しました。(早い)

 わかる、めっちゃ早い。でもサッと切り替えができることは、強みだとも思う。

 何年も前、路上で出会ったお客さんに、また出会える場所を作りたかった。やっぱりライブで、いい歌を歌える人になりたかったし、ライブ力を鍛えたいと思った。いろんな思いがあって、ライブハウスに連絡をしてみた。人づてに紹介もしてもらった。Frekulを通して、連絡をくれたイベンターさんがいた。

 全部嬉しかった。サポートさんを募集したら、Twitterで引っかかってくれた人がいて、素敵な人たちに出会えた! 全部良かった。そして、きっと、決まってるライブもきっと全部大事で素晴らしいんだと思う。

 でも、これをずっとやっていく想像はできないし、死んじゃうな、と思った。

何が辛かったの

 正直、ステージで歌うこと自体はストレスじゃなかった! いつでもできる、いつでもしたい。これからも、きっとしたい。


 しかしねえ、私は知らなかったのだ・・・・・

 こんなに、「集客」が心を削るとは。(涙

 ライブハウスからしたら、アーティストは結局数字なんだなあという現実に打ちのめされた。きっと、ライブハウスのオーナーさん達も、そんなことは思いたくないと思う。アーティストとして、将来性がある子を応援したいと思ってくれていると思うし、アーティストのための場所としてライブハウスを経営していると思う。でも、私だって、飲食店の店長をやっていたことがあるから、わかる。お店を回すには、お金がいるのです。継続するには、イベントを打つには、売れてきているアーティストと対バンさせるには。結局、それはビジネスであって、どれだけ経費を抑えてどれだけ黒を出すかが大事。それは、どうしようもないことだもんね。

 音楽性なんて、どうでもいい。音楽的に突出していようが、どんだけいい歌を歌おうが、数字に勝てない。そんな現実が、そこにある気がしました。(気がしただけです・・・・全部のライブハウスがそうだと言うつもりはもちろんない)
 私は、アイドルの子みたいに、チェキを販売したりはできない。それに、自己肯定感が低い人たちのどこか満たされない心を刺激するような形でのファンづくりや音楽は、私にはできない。それはわたしがやるように導かれていることじゃない。そういう集客はしたくない。でも、そういう集客に、絶対に勝てないような、そんな気がしました。

 同じ労力使うなら、路上で歌いたい。同じ労力なら、老人ホームや病院や刑務所で歌いたい。カフェやレストランで歌いたい。同じ分だけお金を使うなら、一緒に楽曲を制作してくれる人たちにもっともっとお金を払いたい。仲間たちを大事にしたい・・・そんな風に思ってしまって、苦しくなって。

 そんな中で、とにかくどうしていこうかなって悩んで、考えて、通常ブッキングのライブに出ることは、辞めることにしました。

 もっと、いろんな活動の方法を試してみようと思います。試して、試して、試して、しっくり来るものと出会うまで。新しく何かを始めて行くとき、スタートアップの時期に必要なことはきっと、たくさん失敗することだと思う。だから、もっといっぱい失敗できる場所へ、失敗できる場所へ行くための労力が少ないところへ移行したいなと思います。でも、ここを通ったのはとっても意味があった。ステージはたぶん、私がもっと大きくなれたら、その時に戻ってくるべき場所だと信じたいなぁと、思っています。

 とはいえ、企画とかね、ワンマンとかね、そういうのは自分たちで、また仲間ともやってみたいと思っています* たま〜〜〜にね。年一とか。笑
 もっと能動的に生きたい。自由に生きたい!

 次のライブは10/24、大塚live bar maruというところです。イベンターの福田さんという方からご連絡をいただいて、出演を決めました。福田さんはもともと、バンドマンだそうで、周りにいたたくさんの良いアーティストたちが全然評価をされずに、音楽をやめていく現状をとても残念に思ったそうです。そして、「良いアーティストがもっと評価されて、そのアーティスト達が活動を続けていけるような環境を作りたい!」という思いでイベントを組んでくださいました。当日は撮影もしてくださるらしい。。。。!!

 そんなライブ、良かったら会いに来てくださいね。*


詳細・ご予約は公式ウェブサイトから: http://eurekarepublic.info/live

今後のライブ予定
10 / 24 (Thu)@大塚Live Bar maru
OP 19:00, ST 19:30 ¥2,500 (+1D)
with/ suna, 大木大地

1 1 / 3 (sun) @ 表 参 道 Wall & Wall
終日(12-21時)要事前予約,入場無料
with/ Ahmsad, Junes K, Sahnya, Shushi Matsuura, Weekendsmith, and more...

1 1 / 9 (sat)
@music bar es 千葉

サポートしてくださるとユリカが今日一日ニコニコします。(*´`*)笑