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これからの働き方 - 無能とAI化の狭間で揺れ動く -

2019年は黒字リストラが旺盛というか、目立ったというか、企業も生き残りとフットワークを軽くしたいがために、保険として黒字だけれどもリストラをする、という動きがみられました。

令和は、平成以上に「成果主義」となる、と早くから言われており、一昔前までだったらそれでよかったものが、そうではなくなるスピードも速まるだろう、と予想されています。

たとえば、作業しかできない(レスポンシビリティの仕事)仕事人がリストラされたり、イノベーティブな仕事(管理業務や改善改革していく業務)が社会に出て間もない若者もやるようになったりと、今までだと考えられなかったもの、なんとなく予想はできたけどそこまでならなかったものが現実なものになっていく、ということが挙げられます。

黒字リストラは、変化の激しい現代において、企業も常に変革をしていかなくてはならない状況に置かれているが故の対処とされており、「赤字になってからではもう遅い」、このように考える企業がどんどん増えていくでしょう。

従来のリストラは、会社の存続をかけて行なうという点においては同様でしょうが、要は「リストラされても生きていける人材」や、「リストラを通達しても断れなさそうな心の優しい人」がリストラ対象とする暗黙のルールがありました。

しかし、これからのリストラは、こんなこと本当は言いたくないのですが、いわゆる「無能」「お荷物」と扱われる者も対象になっていくだろうと言われています。

ううう、こわい!

また、AI化がより進出してくるのも見逃せません。AI化が進み、それまで人の手に頼っていた仕事をAIが肩代わりすることによって、存在価値がなくなり失業してしまう未来も想定しなくてはなりません。

機械が参入しやすいジャンルに若者が目指していくのは止めるべきなのかもしれませんね。

イノベーティブな仕事も、AIが参入しにくい仕事も、共通点は「人間がするからこその信用性」「高度なコミュニケーション能力」「ツールとしてITやAIを駆使し、心(アート)で勝負できる」「おもてなし系、匠レベルの職人芸」「人間の手先が必要不可欠な仕事」「論理力だけではない、超論理力が必要とされる仕事」などといったものが想定されます。

将来をこれから考える上で、自分の強みや弱みを炙り出し、どうすれば生き残れる仕事にシフトできるのか、早いうちに考えて行動したほうが良さそうですね。


Eureka


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