暁に目を向けて 何色の夢を見る

2016年1月8日の0時を待ちながら更新した日記。これももう、この時でしか書けない。必死さがすごい。

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残り3時間を切ったところでーす。やんややんや。クソほど緊張しまくるかと思ったけど、意外にそうでもない。強がりではない。いや緊張、もちろんしてるけど、なんつーの?もう待つだけじゃん賽が投げられるのを。賽が投げられたらルビコン渡るだけじゃん。とはいえ、残り時間を持て余し状態なのは変わりないのでこうしてまたうだうだ書いている。

それにしても今日は職場でも激震(確実に4月でどこかに異動する!引っ越すかどうかはともかく)が走り、ほんとまさか今日という日に、って感じだった。今日の成り行きによっては今後の脳内予算会議の行方がどっちに転ぶかわからないのでできれば余計な出費は避けたいのだよーっていうかそんなに毎年引っ越ししてたら身が持たないよー

自分的にいつが緊張のピークだったかっていうと一報のツイがまわってきて、サイト見て、あっ!なんかこれ…!くさい!あいつらくさい!みたいなことになり、どんどん解析結果がまわってきて、はーそうですか、はーそうですかと心の中で言っていて、同時にさまざまなご意見ご感想がどっとTLに流れ込んできて、ぼくはなんて言えばいいんだろう、こんな夜はそうだ自分のブログ見に行こうってなって20周年のときに自分が書いたおセンチメートルポエミー全開のとってもはずかしい、でも今読んでもやっぱり気持ちは変わってねえなと思うテキストを読んだときがピークでした。なんてったってびえーんつって泣いちまったもの。自分の文章で泣く女!こわい!

いやーだってもういっかい武道館でASIANを聞けるなら、この先の人生の願い事が半分叶わなくてもいい、とか血迷ったことを思ったり、この世の中にたくさん再結成ってものがあっても、きっとわたしのすきなバンドにそれは訪れないんだろうなって暗い淵を覗き込むような気持ちになったり、そういう思い出ィーが走馬ティーのようにくるくる回ったって誰が責められようってのさ。

ってまだ、何が起こるかわかってないんだけどね!2時間切りました。

そうだ!9日までだから今日のうちにマジ歌の無料配信みておかなきゃ…と思って今見ている。おもしろいよううう~~~ありがたい。ありがたい。よくライブ前に急に眠気がおそってきたりしてあくびを連発するのは緊張がすぎるからなんだって、でもさっきゴッドタンでめっちゃ笑ったので目が冴えている、ありがたい。

しかしなんつーか、こうして書いていられるのも、思考がある地点でストップしてるからだって気もするな。先を考えないようにしてるし、リアルに考えないようにしてる。それを考えると(たとえば会場とか)(なんのって聞くな)途端に酸素!酸素をくれ!って感じになる。この中途半端な時間に中途半端だからこそ書いちゃうけど、よくこういった場面で「こういうのはほんとに待ち望んでたひとが行くべきだよね」的なアレ、私も何回もそう思ったことあるし言ったことあるし目にしたことあるけど、実際自分が「待ち望んでた側」になったら思うけど、今はとにかく自分(と周囲の友人)のことしか考えられない!資格なんかなあ、ひとが決めるもんじゃねえんだよ、見たい行きたい聴きたいと思ったやつにあるんだよ、自分でどうしたいんだかわかんねえならいったんおいとけよ、そんで気持ちがわかったらまた戦場に戻ってくりゃいいんだよ、そんなことを思うこの1時間あまりだよ。

あと1時間。いま、自分のblogを見にいったら、以前Googleが10周年を記念して2001年1月時点のインデックスを復活させてくれていたときのことを書いたエントリに、まさに「蟻」出身だというひとがコメントをくれているのを見つけた。そうなんだよなあ、わたしはこのネットの世界で、ぎゃいぎゃいと口やかましくものを書いてきて、自分の執着も妄執も諦念もわりとおおっぴらにしていたわけだけど、何も書かず言わず、でもただずっとあの時代のことを胸に大事にしまっていたひとがたくさんいるのだ。

この前の日記で引用した大槻ケンヂさんの言葉じゃないけど、無数無限の再会をいたるところで発生させるための、音楽による大いなるきっかけって、ほんとその通りだなと実感してしまう。

さあ、残り30分だよ!

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