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こどもと学ぶネットリテラシー「SNSの使い方」

  • こどもがSNSを始めたいらしい、約束守れるかな

  • SNSはトラブルが不安…

  • あらかじめこどもに教えておくことはあるか知りたい!

こんな悩みはありませんか?
親世代からは想像もできないほど、今や子供たちにも身近なSNS
楽しいコンテンツが豊富ですが、利用する際には注意が必要です。
今回は、SNSを安全に利用するためのポイントをご紹介します。

ネットリテラシーってなに?

ネットリテラシーとは、正しく安全にインターネットを使用する
知識のことです。小学生の90%がインターネットを利用する今、
子ども達もネットリテラシーを身につけることが必要です。
ネットリテラシーは3つの力で構成されているとされています。

情報を受け取る力

子ども達はテレビを見ていてもゲームをしていても
ほとんどの機械がインターネットに接続されており、様々な情報を流しています。そのすべてが正しいとは限らないことを理解し、複数の情報源を確認するなど、自分で正しい情報を選び取る力を身につける必要があります。

情報を発信する力

SNSやオンラインゲームなど、子ども達だけでも気軽にインターネットを介したコミュニケーションができるようになってきています。何気ない写真や、今何をしているなどの発言で個人や住所を特定されトラブルになることも少なくありません。保護者が管理できる範囲に限定するのではなく、子ども達自身が自分の身を守れるように知識をつけていく必要があります。

セキュリティを意識する力

ウイルスの感染やインターネット詐欺は、大人でも騙されてしまうほど
巧妙になってきています。パソコン自体のウイルス対策やセキュリティ設定はもちろん、メールの添付や別サイトへのリンクは触らないなど
基本的な対策は身につけましょう。
子ども達においては、何かある前に保護者の方に相談するようにお願いし
保護者側は相談しやすい関係性を作っておくことも必要です。

SNSの使い方

ではネットリテラシーの観点で、SNSを使う際には
何に気を付けるといいのでしょうか。

プライバシー設定を確認する

SNSを設定する際には、保護者の方がお子さんと一緒にプライバシー設定を確認して情報が適切に保護されていることを確認しましょう。
具体的な名称を記載しないのはもちろん、プロフィールや投稿内容に
公開範囲を制限する設定を利用しましょう。

例えば、最初のうちは本人も保護者も顔を知っているお友達のみ
慣れてきたら少しずつ設定を変更するようにしましょう。

知らない人との接触に注意する

お子さんには知らない人からのメッセージやフレンドリクエストには
応じないように教えましょう。現実では「知らない人にはついて行かない」という約束は一般的なのにネット上では不思議と危険を感じにくいです。

これはお互いの顔が見えない「匿名性」によるもので、文面やゲームなどだと使用しているアバターのイメージで印象が操作されてしまいます。
また、どうせこちらの顔もわからないという油断もありますね。

もし不安なメッセージやリクエストを受け取った場合は、
安易に返信したりせず大人に相談するように伝えましょう。

ネガティブなコメントに対処する

SNSでは、ネガティブなコメントに遭遇することも少なくありません。
正義感が強い子や、感受性の高い子には特に刺激が強く、自分宛でなくても
厚意で口をはさんでしまったり傷つくことがあるでしょう。

ネット上では虚偽や話を大きくしがちなこと、多少のスルースキルは
身につける必要があることを少しずつ覚えていきましょう。

また、本人がネガティブなコメントやネット上のいじめに遭遇した場合は
すぐに大人に報告してもらい、一緒に対処することが大切です。
報告しやすい関係性を作ることも必要ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本日は「子どもと学ぶネットリテラシー」としてSNSの使い方についてご紹介しました。

楽しくて誘惑の多いSNS。
上手に付き合ってお子さんと楽しく利用できるといいですね。

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