【沖縄県宮古島】 平成最後の空港!いよいよ開業へ 400名を超える関係者が記念式典へ出席
平成最後の空港となります、みやこ下地島空港ターミナルの竣工記念式典が16日に行われました。400名を超える関係者が式典に出席をしました。
午後二時から神事で安全祈願を行った後、午後三時からは竣工記念レセプションパーティが開催されました。
ジェットスター・ジャパンの片岡社長、香港エクスプレス コマーシャルディレクターのジョナサン・ハット氏、三菱地所の吉田淳一執行役社長をはじめ宮腰充寛内閣府特命担当大臣、玉城デニー沖縄県知事 、下地敏彦宮古島市長といった沖縄を代表する面々が一同に会しました。
(写真:三菱地所 吉田淳一執行役社長(中央)、宮腰充寛内閣府特命担当大臣(右から四人目)、玉城デニー沖縄県知事(同二人目))
式典では深紅の美しい衣装を纏った女性が出迎えてくれました。
アオザイの衣装に琉球びんがたの柄をプリントした衣装は、今後のアジアと沖縄、宮古島の深い絆と共存共栄への想いを強く感じさせてくれます。
三菱地所の吉田社長は「沖縄県が戦略目標に掲げている世界トップレベルの観光リゾート地の実現に寄与したいと総力を挙げて整備に取り組んできた。国内外から多くの方々が来ていただけることを確信している」と新空港に大きな期待を寄せていました。
(写真:三菱地所 吉田淳一執行役社長)
みやこ下地空港ターミナルは、関西国際空港のように飛行機の発着料を抑えておりますので、海外LCCの乗り入れが期待されております。
香港エクスプレス コマーシャル・ディレクターのジョナサン・ハット氏は「同ターミナルの完成に非常に期待を寄せている。香港は国土面積が狭いため、自然があまりない。香港の方はそういった事情から、豊かな宮古島の自然を気に入ってくれるはずだ。実際に石垣に就航をしているが、非常に好評を博している」と香港ー宮古の就航への熱い想いを語ってくれました。同氏はまた、宮古・石垣諸島を巡る、アイランドホッピングといったアクティビティの実現にも大きな期待を寄せているそうです。
(写真:香港エクスプレス コマーシャル・ディレクターのジョナサン・ハット氏)
以前は宮古島から船でしか行けなかった、伊良部島と下地島。今では、伊良部大橋を渡れば直ぐに行き来が可能となりました。
これまではあまり観光開発が行われてこなかった、伊良部島。現在では、リゾート施設の開発が急ピッチで進められています。これまでの宮古島とは一味も二味も違う新生宮古島諸島へ、日本のみならずアジアや欧米諸国からの訪日外国人の増加に各関係者からの期待が高まっています。
(文責・写真 yuno)