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オンラインの死人 その後

Twitterのアカウントが凍結して、一か月が経った。
Twitterから返事は返ってきたものの「厳正に審査した結果、お前は規約違反してたから永久凍結ね」という本当に審査したんか?という内容のメールが英文で来ただけ。いい加減にしやがれという思いで再び異議申し立てを送り、何となくこれが原因なのではと当りをつけた別アカウント(注1)を「お願いだから消してくれ」と別ルートで公式に削除を依頼して、現在は反応待ちの状態である。
ここまで長引くと支障が無いようで有るような状況になってきた。リアルの生活は寧ろ捗るようになったと以前も書いたが、オタクな趣味の方面では建物がキシキシと音を立てるように少しずつ異常をきたしているように感じている。

直近では文劇6が大千秋楽を迎えた。「全公演無事に終わって良かった良かった!ディレイ配信で気になったシーン見るぞー」と空いた時間で見返していたのだけれど、困ったことに感想と感情の共有をしづらいのが想像以上にストレスが溜まって辛い。くるっぷにもnoteにも吐き出しているし他の方の投稿ももちろんあるので、暇があればタグから探して見つけ次第読んではいるのだけど、吸うという感覚で摂取できるかと言われるとそこはTwitterに劣る。何より絶対数が少ない。
結局どうなっているかというと、凍結されているけど見ることはできる状態のTwitterに感想やファンアートを吸いに行くという事態になっている。感想だけじゃない、大枠の情報はニュースサイトや情報アプリで手に入るものの、細かいサービス情報の取りこぼしが多くなり始めた。特にゲームの最新情報は酷いとTwitterにしか上がらないと言うこともあるのでなおさらである。更に言えば公式サイトを見に行ってもTwitterのホームがサイトに埋め込まれていて結局そこに誘導されるということがザラに発生するので、ここまで来ると避けることも出来ない。

感情が共有できないストレスが溜まってくると次にどうなるか。本格的に自分が周りから取り残されて忘れられているという感覚が冗談抜きでのしかかってくる。凍結初期の時に「もしかして、死んで幽霊になった時の気分はこうなんだろうか」と記事で書いたがその頃の感覚の比じゃない。正直なところ、幽霊が澱んで怨霊にでもなったんじゃないかというくらいになっている。

そんな感情に耐えられなくて漏れ出てしまったつぶやきがこちら。月の物の影響でだいぶ落ち込んでる頃のつぶやきなのでこれを書いている今はそうでもない。それでも「どうせ私なんか……」という嫌な感情が、薄っすらとまとわりつくような感覚で消えてくれないのは事実だ。私自身の基本的な信条は「つべこべ言わずに自分から動け!!」なのだけど、自覚している以上にストレスがかかっているのかこの「動け!!」のほうになかなか降り切れずにいる。創作しているとよくある「誰も感想をくれない!!」と叫びたくなる欲求を「そんなこと無いでしょ?実際に送ってくれてる人に失礼だよ?」で抑制させている感覚とよく似ていて、澱んでいる感情を抑えるのには結構なパワーを消費しているような気がしている。それこそ夜更かししてこんなことを書いているぐらいには。

そこまで言うのなら実績のある解凍屋に頼みなよ、と言いたい人もいるかもしれない。というか一部フォロワーさんにはそう思われていることだろう(注2)。それについては別途記事を書いているので形にできたら上げると思う。

とりあえず、自分の中にかろうじて残っている「動け」という信条を振り絞って、何度目か分からない異議申し立てへの返信メールを送ったところで床に就こうと思う。
頼むから、何とかなってほしいなぁ……


注1:うっかりGoogleアカウントのほうでログインしてしまい出来上がってしまったもの。意図していなかったので初期設定のまま放置してしまった。なおそっちのアカウントも同IP判定を食らったのか凍結していた。その動かしていなかった別アカウントがスパム認定されてしまったせいで凍結された可能性が高いと今のところ見てはいるが、別アカ作って放置しているだけで凍結されるのならもっと阿鼻叫喚になってなきゃおかしいような気もするので、正直何とも言えない。

注2:実際、解凍屋を利用してアカウントの凍結解除に至ったフォロワーさんに利用を勧められた。これに関しては真面目に意見を出したいので記事を上げるまでもうちょっと待って欲しい。






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