にわか的真冬の昆虫採集
SNSなんかに真冬に樹皮を剥いで昆虫観察をしている記事を目にしたことがある方もいると思うが、筆者は真冬の虫探しが毎年のルーティンとなっている。
とりあえずプラナタスやケヤキ、スギなんかの樹木があれば何かしらいる。
中でも筆者はカニムシの仲間がお気に入りである(昆虫ではないが、、)。
SNSなんかでも人気上位にくるであろうイカした節足動物だ。
子どもの頃に図鑑で見たカニムシが衝撃的だった。
毒針のないサソリといった風防に加えて、本州に生息しているということ。
こいつが見たくて必死に探したが全く見つけることは出来なかった。
時は巡り、大人になって近所の公園の木の樹皮めくってみたところ、、、
奇妙な蟲がモゾモゾと蠢いていた。
カニムシとの出会いである。
ど田舎の実家では見つけられなかったのに、東京の住宅街にある公園にひっそりと暮らしていたのである。
でも体長5mm程度とめちゃくちゃ小さい、、、
息を吹きかけたら飛んでいってしまうレベルである。
俺はサイズなんて気にしねぇ、なんせ憧れのカニムシと出会えたんだから!とこころの中でガッツポーズ。
因みにカニムシはいるところにはいるが、いないところではどう探しても見つからない。
また生息地において、同じ種類の木でもいる木といないが存在する。
恐らく日当たりや雨の濡れるかという点が関係していると思っているる。
色々挙げたが、とにかくこれをきっかけに毎年のルーティンである冬の樹皮めくりが始まった。
もしかしたら皆さんの近所にもこんな生き物が潜んでいるかもしれない。