RGW環境のダークホースモノヴァンパイア解説
1.はじめに
こんにちは。Beitaです。最近後期レートなどでいい成績を出していてその一翼を担当しているモノヴァンパイアについて軽く解説記事を書きたいと思いました。RGWのメタといえば秘術、フラグラネクロを筆頭とする二強環境の中で進化ロイヤル、共鳴ネメシスなど新しいデッキが浮上している環境だと思います。そこで、新デッキの一つであるモノヴァンパイアは使用しているプレイヤーが少ないなどの理由でまだ情報がそこまで広まっていないと考えたのでこのデッキについての紹介記事を書いてみようと思いました。レート勝ち越したい方、せっかくの新環境(もはや一ヶ月以上過ぎましたが)で新しいデッキを使ってみたい方には役に立つ記事になると思います。モノヴァンパイアの相性的特性が現環境で強みを持っているのでbo3をやるプレイヤーにとって触り得なデッキであると自負します。そこまで数をこなしているわけではありませんが自分のレート全体成績とモノヴァンパイアの成績を載せます。
2.デッキ構成と採用カード解説
まず、現在レートで使用しているデッキはこのような構成となっています。自分の中ではこの構築40枚がほぼほぼ完璧な構成ではありますが、細かい枚数の調整は人それぞれの好みがあると思うので、カード解説でその用途とおすすめ採用枚数に触れます。
アイアロンの残骸は機械カードを加える効果を持っているため、リーサルに大きく貢献するのはもちろん、序盤の棘やユリアスの捨て先も提供してくれます。また、後半引いてしまった時もコンボに必要な余分の機械パーツとしての役割を果たしてくれるので3枚採用した方がいいカードです。
棘の吸血鬼です。主な用途は変幻のフェイカーを捨てることによる、復讐状態に入ることです。その他にも、手札を2枚交換できるので固まった手札を回してくれる役割も果たします。たまにモノコンボとくっつけて1コス3点(フェイカー)4点で使う場合があります。これも3枚入れた方がいいカードです。
ライフリカバリーです。モノのコンボの時にどの形をとっても必要になるリーサルパーツです。複数枚手札に来ても1コス1ドローとして使用可能なカードなので3枚採用確定と言ってもいいと思います。
メタトロンです。後攻の時最強の進化フォロワーになってくれます。また、先攻の時も1/4守護という優秀なステータスを持っているため、序盤の面掌握にかなり役立ちます。5t以後に引いた場合でも、このデッキは手札を捨てるカードが多いのでそこまで困ることはありません。このカードを引けなかったら後攻は一気に苦しくなるので3枚採用確定です。
モノです。モノコンボの一つで機械パーツで序盤盤面に付き合うために出すカードです。モノコンボの際には必須条件になりますが、その他にはそこまで意味を持たないので2にしてもいいカードです。ただ、私は序盤に気軽にモノを出したり、捨てたりしたいという理由とトップの期待値を増やすために3枚採用しています。
イツルギです。序盤に出すフォロワーとして最も優秀だと言って過言ではないカードです。2コス2/2を出しながら手札が減らないという点が中盤ユリアスなどを使う時に非常に役立ちます。3枚採用確定のカードです。
ヴァンピィです。2コス2/2であるため、事故につながりにくく、モノコンボのパーツとして使えるカードでありながら、非常に優れた面処理能力を保有しているカードです。復讐状態の時、一枚のカードで7ダメージを与えられることもできて、たまにモノなしのリーサルパータンの時に活躍します。用途が多くて、手札の事故が起こることもある程度予防してくれるので3枚採用確定だと思っています。
悪徳の伝播です。復讐状態に入ったら必殺の付いた小型フォロワーを3体出すスペルです。コンボパーツとしては最も優秀ではありますが、その他の用途がない点、ヴァンピがある程度までは同じ役割を果たしてくれるという2点から2枚まで枚数を落としています。コンボパーツ以外でもプランによっては序盤に棘でフェイカーを捨ててから出すとわりと強力な面ができます。
紅の仁義です。テキストからかなり強いことがわかる除去スペルで、ユリアスとの相性も良く、今期のメタ内でフォロワーを出さないデッキがほぼないので事故要素にもあまりならないカードです。強いカードで3枚採用してもいいと思いますが、枠がない関係で2枚採用にしています。
天使の恩寵です。コンボパーツを揃ってくれるのはもちろん、ユリアスの捨て札も稼いでくれるリソースカードです。このデッキはユリアスやヴァンピィなどが無料進化になる場合が多いので(ユリアスの場合はEP回復)メタデッキの中でネクロ対面以外は思ったより先攻の時でも1コスで使用できます。ここまでの理由だったら2でもいいのですが、後攻の時メタトロンがないと大分勝率が落ちるデッキなのでメタトロンにつなげてくれるカードという意味合いでも後攻の時非常に強く、3枚採用を強力にお勧めします。
ユリアスです。テラーナイトから加わるナイトメアタイムとブラッディネイルが非常に強力で、フェイカーが捨てられるので使った次のターンにも復讐状態に入れます。進化権回復もあり、融合素材であるドレッドオラーも加えるのでアビスドゥームロードとの相性が非常にいいカードです。一枚は余裕があれば絶対使いたいのはもちろん、被っても強いカードなので3枚採用をお勧めします。
変幻のフェイカーです。手札から捨てることによって復讐状態に入れます。復讐状態であるならロイヤルのアラミスと同じ効果で、新たに出るフォロワーと自身を+1/+1します。この効果がモノコンボの時の打点を稼いでくれる場合も多く、引けなかったらゲームで勝つことが非常に難しくなるので3枚採用確定のカードです。
スカーレットヴァンパイアです。能動的に復讐状態に入るカードです。フェイカーがない時はこのカードで復讐状態に入ります。しかも、このカードで復讐に入った場合相手のリーダーに4ダメージを与えながら復讐状態になるので、次のモノコンボにつなぎやすいです。ただ、丸6コスを消費するため動きが読みやすくなったりするので2枚採用にしています。好みによって1-3枚を採用していいカードだと思います。
ルームサービスデビルです。役割は棘、ユリアス両方持っていない時のフェイカーを捨てる札として使用できます。その他にも盤面除去や、最後のリーサルターンに守護を処理しながら2ダメージを与える役割をします。ただ、手札を1枚消費することがこのデッキにおいて大きなペナルティーであるので1枚だけ採用しています。個人的には採用しないことを考慮してもいいと思います。
アビスドゥームロードです。このデッキの核心カードです。特徴は一回復讐状態になったところで融合できて、一回融合したら復讐ではなくなってもコストが6のままということです。体力が1になる大きなペナルティーを持った代わりに進化を使ったらリーターが次の相手ターンまでにダメージを受けなくなるのでほぼ確定で次のターンをもらえるということがモノヴァンパイアにおいてのこのカードの強い点です。また、高い確率で疾走で相手リーダーにダメージを与えることができるため、コンボパーツの要求値も下げてくれます。
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