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eumo Academy基礎コース体験レポート(12期)「突き抜けたい!という思いの先で感じたこと」

【受講生 紹介】※写真の右
すずき みのりさん
八戸でゲストハウス経営。また、近隣のコミュニティ喫茶を、地域の方から引き継ぎ運営中。

参加した経緯:
今年2月にヒマラヤトレッキングをした際にご一緒したeumo Academy卒業生の多田さんのおすすめで参加しました。
参加理由はシンプルに「突き抜けたい」でした。
私はいま八戸でゲストハウスをメインで経営していますが、同時に近隣のコミュニティ喫茶を引き継ぎはじめました。33年間続いたその喫茶には、朝早くから地域のおじいさんおばあさんが集まり、エネルギーがあふれる場所でした。店主の高齢化によりその場所が無くなるのが惜しいと思い、地元の仲間と継承を決意しました。
朝早いし、儲からないので、多くの大人から心配されるのですが、かといってお年寄りのコミュニティや、八戸の朝文化を簡単に失くしてよいものなのか?と問うた時に、私の答えは「失くしてはいけない」でした。
いや、私を含め皆、この場所を残した方がいいって思っているけれど、持続可能なやり方が思いつかないのだと思います。こういった、今の資本主義のもとでは儲からないから手を出さない方がいい、でも人の繋がりや文化の継承って大事だよね、という事象ってたくさんあると思います。
それらを守り、発展させるには、今の私たちの常識や、長らく人間が作ってきたルールのもとでは難しく、人々の価値観のアップデートと、新しい社会を作っていかなければいけないのだと思います。
eumo Academy を受講することで、次なる社会のあり方を考えていきたい。そして現代のルールにとらわれずに、人格的にも思想的にも「突き抜けたい」、そう思って受講することにしました。

eumoAcademyへ入る前の期待:
現在の資本主義の先にある、お金だけにとらわれない「ありたい姿」を実践されている登壇者、受講生とのつながりを期待していました

1.講座で印象的だったこと、感じたことや学んだことはなんですか?
自分自身を徐々に客観視できるようになった気がします。また、自分の意識、認知の枠をもっと広げていきたい(垂直的成長)と感じるようになりました。
講座の中で学んだ、「成人発達理論」の内容が大変興味深かったです。その理論の中では、発達段階によってものの見方や認識できる世界が異なり、段階が上がるにつれてより広い視野でものごとを客観的に捉えられるようになる、と。この理論は、私の中でとても腑に落ちました。
受講期間中に、発達段階の低い大人によってこどもの持つポテンシャルを奪われているという場面に何度か出くわして怒りを覚えました。自分自身は垂直的成長を続け、自分の枠を広げながら、子どもたちのポテンシャルを引き出す存在でありたいと、自分が創業した時の原点に立ち返る出来事でした。

2.Academyのおすすめポイント
各分野で活躍している、ソーシャルな仲間がたくさん増えます。
毎回の講座の後に、「放課後タイム」という感想や学びの共有の時間があるのですが、皆さんからのフィードバックが温かくて・・・!
私がやっているソーシャルな活動は、なかなか地元やゴリゴリのビジネスパーソンからは理解されないことも多く、その度に葛藤を抱えているのですが、受講生の皆さんにはそれに親身に耳を傾けていただきました。一人ではイライラしてしまうことも、受講生の皆さんに受け入れてもらえることでその葛藤さえも愛おしく思えるような、そんな感覚になります。
本当にありがたい存在です。

3.今後に活かしたいことは何ですか?
まずは自身のゲストハウスと喫茶店で、eumoに加盟したいです!!!!
あとは、自分が取り組んでいる事業の整理をしたいです。
今まで、何でもやればできる!と思って、がむしゃらに取り組んできたことがたくさんあります。その多くが単発でやっていて、eumo Academyを受講していた3ヶ月間はとても忙しかったです。
太宰府天満宮の西高辻さんが講座に登壇されましたが、長く続く歴史(過去)と未来の間で今自分が何をできるか?というのを、自由にデザインされている印象を受けました。過去の自分の経験と、今やっていることを整理するのはもちろん、もっと長い時間軸で未来にどう繋いでいきたいか?そのためにどうしていきたいか?を、時間をかけて考えていきたいです。

4.アカデミー同期生との思い出、印象深かった体験は何ですか?
バディのさんちゃん(経営の大先輩)と1on1をしたときに「みのりんは大丈夫だ」と言われたのには救われました。
さんちゃんは私よりも何十年も長く生きていて、様々な失敗もありながらも引き継いだ大赤字の会社を建て直し、さらには最近は教育にも積極的に取り組むなど素晴らしい経営者です。そんなバリバリ経営者に、自分のやっているちっぽけな事業に耳を傾けていただき、背中を押していただきました。
1時間という短い時間の中で、そのように言い切ることができるといのは、私の事業内容どうこうではなく、私という人間そのものの価値を直感で感じ取ってくれたのだと思います。本当に嬉しかったです。

※バディとは、バディとして組まれた2人一組で、定期的に対話を行う、成人発達理論の講座の課題です。

まずは、ご自身のゲストハウスとコミュニティ喫茶を、eumo加盟店にしたい!とのこと、ぜひ加盟店登録されたら、eumo Academyの他の期の方にもご案内いただけたら嬉しいです。
これからの、八戸での活躍を応援しています!

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