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TECH BEAT Shizuoka 2024 参加レポート

TECH BEAT Shizuokaとは?

静岡県内の企業・自治体と国、内外スタートアップ企業とのビジネスマッチングを目的としたイベント「TECH BEAT Shizuoka 2024」に参加してきました。
7月25〜27日にかけて、グランシップ(静岡県静岡市駿河区)にて開催されていたこのイベントですが、今年は参加スタートアップ約140社・来場者数約8,000人と大盛況の様子でした。

会場の様子

今回Eukaryaは、Re:Earthをメインに、建設・不動産分野のソリューションとして出展いたしました。

Eukaryaブースの様子

初日から多くの企業・自治体のみなさまにブースへお越し頂き、中には「ここを目当てに来場した」と言ってくださったお客様も複数いらっしゃり、大変光栄に感じました。
ブースでのお話の中でも、「Re:Earthを知っている・使ったことがある」といったお言葉を何度も伺うことができ、Re:Earthの知名度が着実に上がってきていることに嬉しさを覚えました。

また同時に、ポスターに併載したPLATEAU VIEWやProject PLATEAUについてもご紹介を行なっていたのですが、まさに「Re:Earthを用いたPLATEAUのユースケースのご相談」を目的にブースに足を運んでくださった方もいらっしゃいました。

皆様のおかげで、来客と話題の絶えない、賑やかな出展となりました。

会場の様子。1階ホール(写真)だけでなく、2階にも体験ブースがあるなど、会場建物全体を使ったまさにスタートアップイベント!といったお祭りのような雰囲気でした。

GIS・3D先進地域としての静岡

静岡は、GISや土木業界にとって特別な地域です。
その理由は、「VIRTUAL SHIZUOKA」という先進的なプロジェクトにあります。これは、点群データを使って1/1スケールで作られたデジタルツインで、県が5年以上前から運営しています。
全国でも、県全域のデータが整備されているのは静岡だけです。

このおかげで、静岡の人々は官民問わず3Dに関する知識が豊富だと知られています。今回のイベント参加メンバーも、この地での展示や地元の方々との交流を心待ちにしていました。

地下埋設物の可視化について話し合う様子

当日は、地下埋設物の可視化など、興味深い話題や課題について多くの情報を得ることができ、今後の製品改良に役立つインサイトを得られました。

長年点群データを扱ってきた経験から、データの質の見極め方やGISとの連携、さらに平面から立ち上げた3D都市モデルとの補完関係などについて、大変有意義な意見交換ができました。

このように実践的で詳細な知見を得られたのは、静岡ならではの貴重な経験でした。

VIRTUAL SHIZUOKA関連講演について

VIRTUAL SHIZUOKA活用の構想

イベント内で開催された講演では、VIRTUAL SHIZUOKAの発起人である静岡県デジタル戦略局の杉本参事が登壇。点群データを使ったXRの活用方法についてもお話しされていました。

エアモビリティ x デジタルツインについての講演等も。写真はeVTOL(空飛ぶクルマ)実験機の展示風景。

まとめ

3日間の展示会を通じて、Eukaryaのブースには官民を問わず多くのお客様にご来場いただきました。予想以上の反響に驚くとともに、静岡でのWebGIS活用への期待の大きさを改めて実感しました。

また今回の展示会は、非常にフレンドリーで一体感のある雰囲気が特徴的でした。
近隣のブースの方々が私たちのブースにお客様を案内してくださったり、私たちも隣のブースにお客様をご紹介したりと、協力的な雰囲気が印象的でした。このような和やかな雰囲気の展示会は初めての経験でした。

この協力的な雰囲気は、境界を越えてシナジーを重視するスタートアップ業界ならではのものだと感じました。
お互いの強みを生かし合う姿勢が、展示会全体を通して感じられました。


私たちのプロダクトRe:Earthは、多様なデータとの相乗効果を生み出せるWebGISです。
使い方が簡単で、ユーザーフレンドリーなインターフェースを備えています。このような特徴から、Re:EarthはTECH BEAT Shizuokaにぴったりの、スタートアップらしい特性を持つWebGISだとも言えるでしょう。

この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひRe:EarthのWebサイトをご覧ください。
試用アカウントも発行可能なため、無料ですぐにRe:Earthを体験していただけます。
皆様のご訪問を、Webサイトでもお待ちしています。


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