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緑のオーバーザサン 参加レポ

美香さんの念願が叶った大運動会。
互助会員合わせて、約3000人が参加した。

概念としてのおばさん、
そう、私もあの場では、おばさんだった。

※OVER THE SUN のリスナー向けの記事です。

おばさんは、みどり色

BUNTAIにつくと、それぞれの緑で参加される互助会員の方々。おそろいのジャージを着たり、今回のスポーツTシャツを着こなしたり。

Tシャツは買えない方が多かったみたいですね、私も買えなかった涙。スーさん、美香さんの顔パネを持った人もいて、それはちょっと怖かった笑。

私も、私なりの緑をゲットするべく古着で調達しようと、下北沢を2〜3時間ほど探し回った。好みのパキッとした緑のパンツが見つからず、購入に至らなかった。

唯一、試してウエストバッチリ決まったショート丈があったが、履いてみると極端に短い……鼻と唇にピアスがある店員さん曰く、女性ものとのことだった。

そいえば、高校の上履きや体操着、生徒手帳の色が緑だった気がする……。実家の箪笥を掘り出し、緑のジャージを発見!苗字が刺繍で入っているけど、1日のために使うには十分だった。恥ずかしかったけど、これで参加した。

おばさんは、素直で恥ずかしがりや

スポンサーのCMで溢れる拍手は、異様な光景だと思う。けれども、オーバーザサンではあまり違和感を感じない。それは、スポンサー内部にも同じ互助会員がおり、お金よりも(お金も大事だけど)それぞれがいいと思って、自主的にアピールしてきた結果だからだと思う。もちろん、いろんな見方はあるけれど。


登場
宇宙戦艦ヤマトのテーマソングでスーさんと美香さんがカーテンから現れる。マーチングバンドを従えてグル〜っとBUNTAIの平場を行進してくる。ヤーマートーは合唱笑。

近い!!今回の席はなんと大当たり、中央最前列の角だった!緑のおばさんたちの黄色い声援が、BUNTAIを揺らす。すごいパワー。(公式の動画みましたか?すごいですよ、登場のシーンと綱引きのシーン笑)

そして、突然始まるスンス斉唱。
ざわめくおばさんたち……先ほどの声量はどこへやら、歌は恥ずかしいみたい。私も歌っていたが、声が低いので若干浮いていた笑。
隣の方は今回のイベントが初参加だったこともあり、このノリについて来れない感はあったけれども笑。

ラジオ体操は全力だった。席が端っこだったので、みんなが横ではなく斜めを向き、怪我をしないようなるべく大きく可動させて、体操する姿は圧巻だった。学生に教材として提供できるレベルでは笑。互助会員の気配りすごい。

ミニ動画に映り込み

動画のリンクは下部にあります!
ラジオ体操にばっちり映り込んでました笑

おばさんは、言うことをきかない

すぐに第1種目の玉入れが始まる。美香さんが思いつきで、音楽がかかっている間はダンスをすると言うルールを追加したのが先週のこと。美香会長に振り回されるスタッフやスーさん、互助会員だが、それがまた面白い。

軽いルール説明のあとに、一斉に玉を投げ始めるおばさん。ところどころにおじさんも混じっていて、私は一安心した。そして、音楽がかかる……が、ダンスをする気配もないおばさん。2度、3度と音楽がかかるが、みんな変わらずに玉を投げ続ける。

スーさん「わかったことがある、おばさんは言うこときかない!」

このツッコミ最高だった。1回目は仕方ないだろうが、2,3回戦目も踊らずに、投げ続けるカオスな状況に笑いが絶えない会場。確かに、声と音楽が聞き取りにくかったのもあるけどね。

ルールがあるから面白い、しかし、守りすぎても本末転倒と言うか、今回は楽しみメインだから、それでもいいじゃんって許せる雰囲気も良かった。

3回戦だったか、YMCAの音楽に合わせて踊るスー組の中に、Y字バランスでキレッキレにダンスしている方を見つけた!互助会員の底が知れない。あと、武田砂鉄さんも参加されているのも面白かったなあ。愛が強い笑。

おばさんは、クイズに弱い

全員参加の2択クイズは起立方式。美香さんの「スターンダップ!」が完全にTBSのオールスター感謝祭のそれで、とても嬉しかった笑。

そして、第1問目のおら東京さいくだの歌詞のマルバツ問題で7割近くの互助会員が脱落した。30代のおじさん見習いも、ここで脱落。この後のジャンケン大会もそうだけど、ビンゴとかも含めて当たった試しがないんだよな笑。

途中、クイズ脳ベルSHOWをパロディにした設問が出た時は、みんな若い美香さんに釘付けになって、画面に表示されてるお金が数えられてなかった笑。

おばさんは、ボールを蹴りにけり

こちらの競技に参加。スー組の私は、遠慮がちなおばさんを代表して、先頭に並んでしまったので、スーさんから軽いインタビューを受けた。

唯一の心残りがあるとすると、ここで準備した何かを披露できなかったこと。当たり障りない感じで出身地とサッカー経験の有無を伝えた……悔しい……。

「2時間かけてロードバイクできました!」って言いたかったな。カナダとかドイツから来た人もいたみたいだったが、それはそれは盛り上がっていた。

雷予報だったので、電車にしたんだけど……帰りはゲリラ雷雨だったから、電車で正解だったんだけれども……悔しい。

BUNTAIと愛車をパシャリ

はい、本当に行ってきました。休日に行こうと決め、家からBUNTAIまで、約2時間でした笑。いい汗かいた!

たまたま見かけた拳王

帰り道で生活は踊るにも出演された拳王を発見。そして、どこにでもいるきぬた歯科笑。

10mくらいの、外し用のない距離だと思った。キーパーもいなかった笑。けれど、そこは何年もボールを蹴っていなかったのだろう、右へ左へ外れていく緑のボール。ソフトな、当たっても痛くないボールだったから、逆に蹴りにくかったのかな?

かくいう私は、インサイドで確実に勝利に貢献しようとしていた。この蹴り方もかなり性格が出るなあ……安パイで確実にいくか、思いっきり蹴るかで分かれてた。

ここでは、ボールの数に対して選手が多いので、蹴ったボールを次に渡すというエグゼキューションはさすがの互助会員だった。

私が感動したのが、TBSアナウンサーの小沢さんに「サッカー未経験ながらも、ゴール!!」と実況つけてもらえていたこと。これは滅多にできない経験だなと、マジで来てもらって感謝。競技に参加していると、集中してたから、1回だけちゃんと聞き取れた。気づいたときには嬉しかった。

割と接戦で、途中までスー組がリードしていたのにも関わらず、美香組の追い上げが尋常ではなかったので僅差で負けてしまった。悔しい……。

けど、勝利よりも一体感というか、満足感があった。最後に、美香さんがpickしたPKガチ勢を選抜し、シュートをするというシーンがあった。こちらは民主主義で、互助会員に勧められた方が出ていたが、これは謎の演出だったかな笑。

おばさんは、勘が鋭い

隣の方々と、お昼休憩に互助会話をしていると、お昼のハーフタイムショーには誰が出てくるのか……前回のイベントではMr.マリックさんとか秋川さんが常連ですよと伝えると、

「テツandトモ」さんですかね……。


「ジャカジャーン🎵」ギターの音色



そうです、大当たりしてました。みんな薄々気が付いてました笑。でも、会場の最大瞬間風速は確実にここだった!どのネタも分かっているのに全部面白く、すでに頬の筋肉は引きつっており、翌日頭痛になるくらいに笑った。

特に、腰に手を当て、ニワトリのように顔と腕を前後に動かしながら、行進するシーン。テツさんとスーさんに後に続こうとして、美香さんが笑いころげてしまって、地べたにうずくまり動けないでいるところ。それと、3人の変顔のアップのところは、しばらくは思い出し笑いに使いたい。

なんでだろうネタも、オーバーザサンに寄り添っていて面白かった。
・美香さんが6時間しか寝てないのに、8時間寝たアピールする
・スーさんが、突然プロレスにハマる

みんな50代ということに驚き、憧れ、笑ったのではないだろうか。にしても、50代で活躍している人、芸能界に多すぎな気がするぞ。

おばさんは、熱い戦いをする

大玉送りという名のエグゼキューションの勝負だったかな。個人的には再試合を希望。玉入れと似たような感じで、最後のフラフープの縁に乗っける箇所が甘々だった気がする笑。

まあ、それなりに見ていても面白かった。これも早々に決着が分かってしまうのも、難しいところだなと。


そして綱引き。

どの試合も見応えがあった。途中負けていたスー組に、テツさんが紛れ込んでいたのに、一向に触れないスーさん vs 互助会員の陰に隠れながらこっそりやってやるぜ感を出すテツさんがカメラで抜かれててめっちゃ笑った。

最後の勝負は、スー名誉会長特権で、勝った方が緑の大運動会を制することとなった。テツandトモさんが登場した時と同じくらいの両チームの声援で、接戦だった。

ルール上では「オー・ティ・エス」だったが、美香組は「スー・ちゃん」、スー組は「オー・エス」、の謎の応援合戦。

男女比で勝つのかなと思ってたけど、それよりも個々人の靴が滑らないとか、体幹が優れていて引っ張られたときに体勢を崩さないのが勝利条件かなと思った。

最後の勝負、気がついたら、頑張れ!って応援していた。単純に目の前だったから、かもしれないけど、あの時間は会場が1つになってみんな夢中だった。

スーさんがプロレスにハマった理由がなんとなく分かった気がする。他人を頑張れって応援するのは気分がいい。最終的にスー組が勝ったけど、もうみんなが優勝な気分だった。

おばさんは、踊る

大東京音頭は、動画に出ていた永田先生が出てきてびっくりした。何度見ても、手を叩く回数が覚えられなかったり、右手なのか左手なのかわからなかったり、回転できなかったり、手をキラッとできなかったけど、座席で踊るのも楽しかったなあ。

和服姿の永田さんが急に英語で「Are you ready?」みたいなワードを言ってたのもびっくりしたな笑。盆踊りって単純にいいなと思った。これで、太鼓があったら最高だったろうなあ。微笑ましかった。

おばさんは、振り返る

競技を全体的に振り返ると、美香組はテンション高めだった。美香さんはこの後、朗読のリハがあるにも関わらず、率先して声出しの音頭をとって、士気を落とさないようにしていた。それに対しスー組は落ち着いている印象だった、単純に勝負に負けてたからかも。

負けたら家に返さないからな!」と感情的に訴える美香さんに対して、負けへんで精神を政治家のごとくロジカルに訴えるスーさんの構図も面白かった。

最後の方で、負けていたスー組一同が、うちわに書いてある負けへんで!をみんなで掲げた時は、力が湧いてきた。

にしても、あの美香さんの点数発表は、にやにやしているテンションで、すでに勝敗が分かっちゃうのも笑ったな。

ほんと参加できて良かったです。おじさんだからと、遠慮せずに来て良かった笑。

おじさんは、消化不良で走る

BUNTAIから横浜駅まで、3km。電車に乗ってもよかったんだけれど、気分が高揚していたことと、1競技の参加だったので、もっと体を動かしたいと思ってしまい、30分のダッシュで帰った。

軽く互助会の方に会釈しながら、途中で雨に降られながらも、汗だくになりながらも、帰宅。完全にスカッとした。

翌日は頭痛で、バファリンに頼る。twitterを見ると他にも体調に異変を感じている会員の方々を発見笑。

みなさまご自愛ください🫶
下半期も負けへんで!

追記)
動画、画像は各種SNSで見られます!

こちらが、イベント後のPodcastです!

EP. 196
自分への誇り ~あの日、3000人は1本の綱を見つめた~

over.


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