2024年10月 - 米国・シアトルの景況感や雑感
10月になり例年になく晴れ間が続いていましたが、後半ごろからようやくいつも通りのグズグズした曇り空が増えています。
さて、今月もいろいろとありました。
雇用統計やCPIの指標を受けて世の中はほぼソフトランディングを予想。
インフレも今のところは再燃する兆候はなし。でも引き続き物価は高い。
話題の中心は大統領選挙。10月に入り一気にトランプ有利に傾きつつある。ハリスのポピュリズム取りはボロが出始めている。とは言え2016年の例もあるので最後まで分からない。
これを受けて株式市場や仮想通貨は上昇相場。仮想通貨の最近の上昇は特にトランプ勝利を折り込んでいる(はず)。
シアトルの景気はほぼビッグテック業績に依存しているので、月末のQ3決算にかかっている。
引き続きAIが業績を牽引しているが、これがバブルか全く分からない。周りを見る限りまだまだ投資は続く感じ。こう言うのは後から振り返ってみないと分からない。
それに関連してデータセンターの電力需要の逼迫が予想される中、アマゾンやグーグルが次世代型原子力発電の活用を発表。
米FRBの0.5%金利目標の引き下げで予想に反して金利は上昇気味。それに伴って住宅ローン金利も上昇。住宅価格もしばらくは横ばいな雰囲気。
とは言え住宅価格は高止まりしているので、新規購入者には引き続き厳しいマーケット。
かつての超低金利時代はコロナやリーマンショック級のことがない限りないので当面は金利が下がってもそこそこ高めで落ち着くはず。
フロリダでは2度の大型ハリケーンが上陸してこう言った被害が増えていると感じる。シアトルは最近まで晴れが続き10年前と比較すると年々ドライに。いずれは北カリフォルニアみたいな気候に??
大統領選挙、ソフトランディング、決算、ウクライナやイスラエル紛争等混沌とする中、今は嵐の前の静けさと言った雰囲気。