
「大人の恋はまわり道 Destination wedding」を見て
内容も出演者も知らず、たまにはこんなのほほんとしたタイトルの映画もいいかなと思って見ましたが、とても面白かったです。
大人ってほんとめんどくさいです。
いろんなこと考えすぎて、いろんなことを気にしすぎて、自分を守りながら、相手も傷つけず、そんなことしてるから支離滅裂になって、余計コンガラがってしまう。
ほんとめんどくさいです。
物事はもっともっとシンプルなのにね。
まず、キアヌ・リーブスが出ていてびっくりしました。
相手の女の人知らない人でした。
その2人だけが、2人だけで会話をするだけの映画です。
2人の会話に出てくる人は遠景で、セリフもありません。
それだけでストーリーが進み、最後にドアを開けてキアヌ・リーブスがはにかみ、相手の女が何も言わず部屋に入っていく、それだけです。
それだけなのに、全てが分かります。
本当に種は尽きまじ、です。
全然お金も使ってないだろうけれど、とても良かったです。
マーベルやDCよりも低予算でも、アイデア次第でこんなに面白くなるんですね。
まぁ、ほとんどはキアヌ・リーブスのギャラだと思いますが。
最近見た映画では「パシフィックリム」も面白かったです。
最後の富士山の画面が迫力ありました。
単純だけど、マーベルよりずっと面白かったです。
「アリータ」もよかったです。
美少女が切り刻まれるのはちょっとシュールですね。
なんとなく思い出して調べてみたら、やっぱり「銃夢」だったんですね。
こってりしてるはず。
「プラージュ」を読んで
日本人会の図書館に行きそびれ、本がなかったので家にある本を読みました。
何気なく読み始めましたが、とても面白くて久しぶりに徹夜をしてしまいました。
僕が思いもしなかった事が書いてありました。
終身刑や死刑はコストがかかるので、両手を切断し社会復帰させると言うのは今まで思ったこともありませんでした。
びっくりしました。
死刑は犯罪の抑止力にならないと言う意見もありますが僕は反対です。
でもそれは大変なコストがかかるので、この本の筆者の意見には驚かされると同時に納得もしました。
すごいです。
他にもすごい場面がたくさんありました。
殴り込みをかける場面も迫力がありました。
今の僕にこんな勇気と度胸があるでしょうか、ありません。
もっともっと身も心も鍛えなければなりません。

本のカバーに星野源が写っていたので映画では多分主役だったのだと思います。
星野源のイメージが主役にぴったりでした。
久々の小説、とても面白かったです。








