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教養のための読書 その23「オデュッセイア」

「オデュッセイア」ホメロス

久々の教養のための読書です。

いやぁー、本当に長く、強烈でした。
途中で50回ぐらい寝てしまいました。
後半の後半でなんとなくそのダラダラ感が、面白くなって、ほぼ一気に読み終わりました。
ほんとに回りくどくて、すごかったです。

神様って、人間にいろいろいろいろちょっかいを出して、大変でした。
良いこともしてくれますが、それも実は意地悪だったりして、深いのか、浅いのかよく解りません。

女神はすぐに臥所に連れて行くし、ゼウスやポセイドンは凄い力を持っているのに、殺さないで、船だけを壊して艱難辛苦を与えたりします。
何のためだかよく解りません。

アフロディーテとアポロンが密通して、旦那の鍛冶屋の神様にベッドに鎖で縛りつけられて、神々に晒し者にされた時、神々が口々に非難する中で、相手がアフロディーテなら代わってやると言う神様がいたりして、なんだかちょっと愉快です。
ポセイドンが全責任を負うから離してやれ、と言ったので、離したらどっか行ってしまいました。
もう、なんと言ったらいいのかわかりません。
(神様の名前はうろ覚えです。)

有名な話なので、もっと重厚なのかと思っていましたが、オデュッセイアが苦しみ、神々が色々と愉快なことをする話でした。

下巻を読もうかどうか、思案中です。

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