#VRC_Y というコンテンツ
ごきげんよう。書きたいことができたので書きに来ました。
noteはパズル系の記事で固まるかなと思っていたのですが、今回はそこから少し離れたVRChatで期間限定で遊べた謎解き「#VRC_Y」について語ります。
お前VRChatやってたのかよ
はい、やってたんですよ。
まずは私のnoteを前々から認知しているパズル界隈の人たちに向けた説明から。
ぶっちゃけここ数年パズルから離れ気味な原因の9割9分ぐらいはVRChatのせいです。
2022年の2月から始めたのですが、まさか元からの趣味をここまでおびやかすほどハマってしまうとは。
私も今ではすっかり立派な美少女です。おういえぁ。
ということで、ここから本編。
幻のワールド捜索記
ここからの文章は性質上VRChatの用語が多く出てきますが、各用語についての説明は割愛します。VRChatに触れてない人はちょっと読みづらいかも、申し訳ない。
また、コンテンツの詳細についてはすでに作者さんよりネタバレ記事が公開されています。大まかな流れを先にチェケラすればいい感じになると思います。
ということで、私の体験を順を追って軽くお話します。
まず、最初の開始ポスト(導入として最高なので下に埋め込んどきます)を見かけた私の一言。
「え、探索ダルそう」
この記事を書くに至った人とは思えないネガティブなファーストインプレッションですね。
VRChatを始める前も少しばかり謎解きを嗜んでいた身ですが、当時から探索については苦手としていた上に、VRだと3D酔いという未だに克服できていない難敵と戦わなければいけないため、要素としてはかなり忌避しているのです。
ただ、「謎解きワールドを探せ」という前代未聞すぎる前触れ。
今回は探索への嫌悪感に好奇心が大勝利しました。
そしてOPの動画に提示された可能性。あまりにも可能性として当たり判定が広すぎる。
ただがむしゃらに探すだけではないだろうという確信までは至ってない推論から、色々事前考察をしてみることにしました。
ハッシュタグで検索してみるとクリアポストがいくつか流れてますが、投稿している人ごとに写っているワールドが違う……?
おおよそはユアリカさんが投稿している謎解きワールドが背景ですが、中にはウシオポートが写っているものも。え、ウシオポート協賛……?
(当時私はここで軽く混乱して、殆どの画像にユアリカさん本人が写っていることにクリアするまで気付きませんでした。)
そこから間もなくして本筋の導線であるユアリカさんのプロフィールに気付き、やはり確信は持ててないながらもアバターサムネイルのワールドに向かうところまで漕ぎ着きました。
該当ワールドでパブリックのインスタンスが建っているなー、謎解きワールドでパブリックインスタンスが建つのは珍しいので怪しいね。行ってみましょう。
するとそこには、ユアリカさん本人と一緒に先客の同好の士が待っていました。ここまでの流れは合ってそうだ、とここでやっと確信しました。
ここからどうするんだろう、まさか本当に「手を取る」のか?と一応正しい推理はできたのですが、コミュ障が発動して実行に移せずにいました。
そうこうしている間に後からジョインしてきた同志が、同じく自信を持ててないながらも一緒の推理を会話の流れで披露しました。
すると、ユアリカさんが
静かに笑いながらその人に手を差し伸べました。
゙!!!!!
(ここに「あまりの""良さ""で絶命するEuexさんの図」が入る)
ここからの儀式は推理を披露した同志に任せましょう。
その人が恐る恐るユアリカさんの手を握ると……
先のネタバレ記事では割愛されていますが、演出がすごかったです。
記事での書き方的にもこれについては細かくレポしないほうがいいのかな?
ちなみにちゃんと謎解きワールドでした。この段階までたどり着ける人なら難なくクリアできそうな難易度だったとだけ伝えておきます。
怪文書パート
ここからは感想とかその他諸々です。
好き!!!!!!!!!!!!!!!
大胆な告白は女の子の特権。
見出し通りと言っちゃえばそこまでですが、ひたすら最高でした。
まず、体験記部分で埋め込んだオープニングの動画。
引き込みとしてよく出来ているし、世界観を出しすぎていないことがストーリー色が濃いコンテンツが得意ではない私にもとっつきやすく好印象でした。
そしてワールド発見の演出。
演出の内容に簡潔に触れると、「人の手を握るとそこから異世界が広がる」んですよ。
過去にリアルの謎解き公演でも、人(スタッフ)に直接行動で介入することで次のステップに進む構造を経験したことはあるのですが、今回のこれは段違いです。
バーチャルならではの展開だし、それを仕込む発想も狂ってて最高。
手を握ったのが自分じゃなかったことだけが少し心残りですが、それでもなお感動が上回りました。
私は普段は謎解きに「ひらめきの快感」や「考え方の面白さ」を重視しているのですが、「体験」に心を動かされたのは正直今回が初めてな気がします。
あと、知らない人との協力が偶発的に起こりうる構造も普通の謎解きワールドではなかなか経験できないのでいいなと思いました。
ユアリカさんちゃんとご飯食べてくれ
多分この記事で作者さんに一番伝えたい内容。
次から次へとインスタンスに来る人たちに1人で対応しなければいけなかったり、インスタンスを移動する事にプロフィールの設定を複数箇所いじらなければならなかったりと、とにかくオペレーションが大変そうでした。
具体的なやりとりについては察しかねますが、途中途中で追加された注意事項から不測の事態への対応もあったことが想像できます。
今回のイベント(?)を機にXでユアリカさんをフォローさせていただいたのですが、日に日にポストの元気がなくなっていくのを感じ、裏側を理解した身としてとても心配しておりました。
ひとまず、約5日間お疲れ様でした。
そして最高のコンテンツをありがとうございました。
ユアリカさんのことは『9 in total.』をきっかけに知り、『ミノタウロスの箱』で好きになり、今回めっちゃ好きになりました。
文を書くのがそこまで得意ではない私にこの手の記事を書かせてるのってすごいことなんですよ。
とにかく、今の私にできる精一杯の励ましは褒めちぎることだけです。
ユアリカさんはすごい。
X上でも一声かけましたが、改めて、どうか無理だけはなさらず。
また気力が回復した際には面白いコンテンツを待っています。
拙すぎる締めにはなりましたが、書きたいことは書ききりました。
また書きたいことができたらお会いしましょう。