ブランドネームとスリット帽子を生み出したときのこと
20代半ば頃の私のまわりには、様々なジャンルで作品作りをしている友人が多くいました。
行動派の友人たちは、ギャラリーで展示販売を始めていました。
その姿に影響を受け、私も展示会に参加させてもらうことにしました。
私は、自分の帽子に「EUDORA」(ユードラ)というブランドネームをつけました。
自らデザインし製作した帽子が、どなたかの目にしていただく機会ができたことが嬉しくて、寝る間も惜しんで製作したことを覚えています。
展示会に向けて、バックスタイルにスリット(切れ込み)を入れた帽子を製作しました。
サイズ元にスリットが入ってるのでフンワリ被れ、帽子を脱いだ後も髪の毛に帽子の跡がつかないことが特徴です。
クラウン(頭部分)が深い作りなので、風に飛ばされることもなく、被らない時はたたんでバックにしまえます!
素材によっては、お洗濯もできてしまう優れものです。
このデザインは、その後も様々な帽子に展開させるほど私にとって特別なものになりました。
去年の秋冬は、カジュアルすぎない大人に似合うキャップに展開させました。
先日、20年近く前にそのデザインの帽子をご購入されたお客様から、お直しのご依頼がありました。
お客様の人生に長い間より添えたことが感慨深く、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
これからも、EUDORAはこのデザインを大切にし、どなたかのお役にたてる帽子を生み出したいです。
最後までお読みくださりありがとうございました😊
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