【ビルディバイド:イベントレポート】イシュタルテエースマスター決定戦
はじめに
「エースマスター」――それは、エースを最も使いこなせた者に与えられる称号。
私自身、初となるイベントに参加して参りましたのでレポートしていこうと思います。
ルール
「邪欲の令嬢 イシュタルテ」を1枚以上使用し、「猟奇と倒錯の居城」または「叫喚の処刑場」をテリトリーに使用したデッキのみ参加可能です。
大会は6回戦 25分1本勝負のスイスドロー形式。
参加したのは「邪欲の令嬢 イシュタルテ」のエースマスター決定戦。全勝者が現れるまで試合を行います。当日の参加者は約30名でしたので5回戦が行われました。
事前メタ予想
「邪欲の令嬢 イシュタルテ」のテリトリーには「猟奇と倒錯の居城」と「叫喚の処刑場」が存在します。
「猟奇と倒錯の居城」は、墓地のバスターをライフに置き、数に応じてバフする効果を持ちます。中でも「死の傀儡師 ダイアナス」で3コストのバスターを2体繰り出す動きが強力です。
対して、「叫喚の処刑場」。墓地の枚数に応じて効果が発動します。「古代呪具 ビルディバイン」などで高速で墓地を肥やして優位を取るデッキです。しかし、「猟奇と倒錯の居城」との相性は最悪と言えるでしょう。中でも墓地が20枚ある時の効果は、ライフの先頭をショット関係なく削るものですが、「猟奇と倒錯の居城」の効果でバスターをライフに置くのでダメージが通りません。
そのため、「猟奇と倒錯の居城」を軸にした私のデッキがコチラ
一般的なデッキレシピと異なるところだけ抜粋。
「臆病な剣士 我妻善逸」
レストしていれば、7000【ブリッツ】。「血讐のアリア」に勝てるのが優秀。鬼滅ストラクから簡単に手に入るのも◎
「“ブラックナイト” ライゾーム」
「死の傀儡師 ダイアナス」で出したユニットは【バーサーク】で攻撃が強要されるので【デコイ】で守りも兼ねれるように採用。相手の「死の傀儡師 ダイアナス」から横並びしても2面止められる想定。
「熱波凝縮」
8000ダメージで破壊出来たらリムーブする。狙い目は「死の傀儡師 ダイアナス」や「血讐のアリア」。大抵のユニットは取れるので「呪われた切札」より優先。
「緊急解除」
「熱波凝縮」のリムーブを優先して使いたいので1枚採用
大会当日
受付時間開始時点では、人影はまばらでしたが、締め切りが近づいてきたあたりでドッと増えている印象です。友人同士で来ている方もいて和気あいあいとした雰囲気でした。
1回戦
初手がまさかの大事故。マリガンしてもショット4枚抱え込むことに……。
相手は、まさかの「叫喚の処刑場」型。更には「灰燼極光 イーファ」「絶龍技・八咫烏」「熱波凝縮」のリムーブもりもり構築。なんとかショットで返しながら体制を立て直す。相手も事故りぎみで後続が続かず息切れ。
山札が切れる長期戦になりながらも「死の傀儡師 ダイアナス」で何とか勝利を納めます。
2回戦
初手は上々。テリトリー解放まで難なく進みます
相手は、「血讐のアリア」も積まれていてテンプレに近い構築。違いとしては「遅滞戦術」や「不意の衝撃」など低コストのコマンドを採用しておりました。「臆病な剣士 我妻善逸」の攻撃に対してもレスト前に「不意の衝撃」を使ったりと練度の高い方でした。
試合が動いたのは、相手が「天眼銃撃 ナディヤ」を2体展開したターン。1体目でライフに攻撃を宣言。こちらにはレスト状態の「邪欲の令嬢 イシュタルテ」が居ましたが、「猟奇と倒錯の居城」の効果でライフがイエローゾーンに届いていました。1体目の攻撃でライフをレッドゾーンになり、2体目で「邪欲の令嬢 イシュタルテ」を取りに来ます。相手の「天眼銃撃 ナディヤ」は「猟奇と倒錯の居城」の効果で10000。こちらは「呪術師の謀略」で反撃し、優位を取ります。
相手も後がないのでライフを削りに来ますが、ライフ0で何とか耐えて、返しで勝利を納めます。
3回戦
相手は、マナに「呪われた切札」3枚と事故りぎみのスタート。
こちらはテリトリー解放まで順調でした。更に1点がラッキーパンチで4点ほど伸び、「死の傀儡師 ダイアナス」が3枚見えます。試合中ながら相手は嘆いていました。
これはチャンスだと、こちらは「死の傀儡師 ダイアナス」を繰り出しますが、バスターの落ちが悪く、自分のライフを1点削りながら1体展開に留まります。
なんとここで相手デッキが光ります。
「一夜の悪夢」からの「死の傀儡師 ダイアナス」。連パンからバスターでなんと敗北……。綺麗にまくられました。
しかし、まだ1敗、ベスト8なら狙えそうな位置にいます。
4回戦
序盤、手札は悪くありませんでしたが、相手はコマンドでしっかりとユニットを処理していきます。
問題は後半です。
「臆病な剣士 我妻善逸」で「邪欲の令嬢 イシュタルテ」に攻撃をしますが、相手のライフの先頭には「猟奇と倒錯の居城」で置いたバスター。痛恨のミス。蘇生を許します。
序盤、コチラのユニットがしっかり処理されていたことで相手のライフは潤沢に残っています。「邪欲の令嬢 イシュタルテ」が盤面に残り続けることでアドバンテージを稼がれ、そのまま敗北を喫します。
5回戦
2勝2敗で何とか勝ち越したい最終戦。相手は「邪欲の令嬢 イシュタルテ」が引けず、テリトリー解放にてこずっている様子。
攻める姿勢を見せますが、4戦目と同じく墓地にバスターがなく、「死の傀儡師 ダイアナス」の爆発力を出すことが出来ません。
ついに相手がテリトリー解放。なだれ込むように「死の傀儡師 ダイアナス」で押し切られます
初めてのイベントは2勝3敗で幕を閉じました。
最後に
かなり悔しい結果ですが、楽しいイベントでした。
負けた要因を数えたらきりがありません。
プレイ面で言えば、エナジーの色を間違えて「新兵器開発」が打てなくなってたり、ライフがまだあるからと受けたら除去カードが腐ってしまったことがあります。
構築で言えば、「不意の衝撃」を見越して「臆病な剣士 我妻善逸」を見送ってもよかった。「“ブラックナイト” ライゾーム」も「猟奇と倒錯の居城」のバフと合わせて簡単に突破されている印象でした。
テリトリーの使用率は「猟奇と倒錯の居城」が多かったので「一夜の悪夢」で相手の「死の傀儡師 ダイアナス」を奪うプランも検討すべきだったと思いました。
経験を貯めて勝てるようになっていきたいです。
また、イベントに参加しましたらレポートしたいと思います。ノシ
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