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介護技術の色々

インターネットが普及している現在では、分からない事や知りたい事があると、大体検索すれば知ることができます。
料理、染み抜きの方法、DIY、歌の歌詞からガジェット紹介や口コミまで色々な事がわかります。
ただ、気をつけないと、すべてが正しいわけでもありません。
介護も……

You Tube、Instagram、TikTokなどで介護技術を載せている方が増えている。
You Tubeはかなり古いものも残っている。
介護技術は日々進化している。
そして、色々なやり方があり、私が講師としてお伝えしている基本と呼ばれる技術は、教科書によって違うので、その時に使っている教科書に合わせている。
補足として、違うやり方を言うこともあるが、どの技術もオールマイティではない。
なんなら、教科書通りにやろうとしても、モデル役の受講生さんの体型によっては、うまくできない事すらある。
よく「この様な方にはこの技術がつかえる、このやり方がよい」などあたかもオールマイティの載せているのを見るが、気をつけてほしいのは、全ての似たような方に当てはまる訳では無いという事。
また、練習をしないでいきなり利用者に使ってはいけないという事。
なんの為に、個別介護計画があるのか、介護マニュアルがあるのか。
発信側も注意喚起が必要。
ボディーメカニクスなど、身体の使い方を知るのは大前提で、色々な技術を使って練習やシュミレーションを行い、このやり方でよいのか、アレンジしたほうが、この方に向いているなどしっかりアセスメントしてほしい。

というわけで、ちょっとマニアックになりましたが、色々な情報がすぐ手に入る世の中だからこそ、正しい情報か否かを自分で見極めていただきたいと思います。

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