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死ぬ前には読んでおきたい本

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読み散らかした本を適当にサマった上で、感じた事を書き下ろしてます(週末投稿)。 海外在住で日本語図書入手するのが難しいので、すべて英語で読んでます。英語の勉強にもなります。 …
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#哲学

【読書】本とどう向き合うか

世の中に溢れかえる本。活字へのアクセスが限定されていた近代以前に比べれば、現代社会はまる…

Brusco
1年前
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【読書】人生再考/「生の短さについて」から

古代ローマ帝国の政府高官兼ストア派哲学者のセネカの書で、なぜ人々が人生が短いと感じるのか…

Brusco
3か月前
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【読書】父から息子へ/「On Duties」から

人はどう生きたらいいのか?本能のまま、好きなことをやって、快楽を追求していけばいいのか?…

Brusco
4か月前
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【読書】哲学王からの教訓/「自省録」から

古代ローマ皇帝にして、ストア派哲学者として名高いマルクス・アウレリアスの書で、言わずと知…

Brusco
6か月前
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【読書】社会正義を考える/「Justice」から(後編)

正義とはなにか?人殺しは正義か悪か?悪だとするならば、死刑制度や戦争はどう考えたら良いの…

Brusco
7か月前
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【読書】社会正義を問い直す/「Justice」から(前編)

正義とはなにか?人殺しは正義か悪か?悪だとするならば、死刑制度や戦争はどう考えたら良いの…

Brusco
9か月前
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【読書】大衆運動の神髄に迫る/「The True Believer」から

フランス革命、レーニンのボルシェビキズム、ナチス・ドイツ、ファシズム、日本の軍国主義など、政治家や軍人のみならず、一般市民までを巻き込む大衆運動が人間の歴史を大きく形作ってきた。その大衆運動をディープに分析、因数分解したエリック・ホッファーの書。 要約著者のエリック・ホッファーさんは、いわゆるブルーカラー労働者だが、余暇に社会哲学的研究を行い、数多くの著作を残した異例の研究者。 成功する大衆運動の特徴として、拡大する支持層の一致団結/Unityや自己犠牲/Self-sac

【読書】強者による支配: 大量消費社会と富の再分配

大量消費&大量生産社会の根底には、強者がシステマチックに富を蓄えられる支配構造が出来上が…

Brusco
11か月前
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【読書】結局ナチスとはなんだったのか?

ナチスはいったいどこからやってきたのか?ナチスを実体験した政治理論・哲学者ハンナ・アーレ…

Brusco
1年前
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【読書】悪とは何か?/「エルサレムのアイヒマン」から

悪と言えばダースベーダーにようなキャラが頭に浮かぶ。しかし悪とはもっと、凡庸で我々の日常…

Brusco
1年前
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【読書】人生=80年=4000週。大事な事に注力せよ/「限りある時間の使い方」から

仕事、子育て、家族などに振り回され、毎日が目まぐるしい速度で過ぎていく。時間を効率的に使…

Brusco
1年前
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