服の断捨離とリバウンド
服。何度捨ててもリバウンドしちゃう問題。
一度、夏服はワンピース３着のみにまで断捨離したのに、今ではまたクローゼットがいっぱいになっている。なんでやねん。。
というわけで、服のリバウンドの原因を探ってみます。
思い当たることひとつめ。
ちくちくした繊維が触れると肌がかゆくなってしまうのに、おしゃれをしたくて化繊のシースルー素材のシャツや、化繊のシースルーのカーディガンとか買っちゃうから。（シースルー素材かわいすぎん？）
肌がすぐかゆくなるから、化学繊維が長時間着ていられないのに。
でも、かわいい～～ってなって買っちゃいました。反省。
在宅勤務の社会人がおしゃれをするタイミングなんて、数週間に一度の夫との外食か、数か月に一度あるかないかの友人とのごはんくらい。スーパーにちょっと羽織っていけたらとも思うけど、夏は暑くて着ない。切るなら肌触りのいいもの・もしくはＵＶカットのパーカーを選んじゃう。
せめて買うなら着よ？って思う。
ふたつめ。
くびれを綺麗に見せたくてピッタリ目の服を買っちゃうから。
いやもう諦めんしゃい。。とも思う。けど、けどさ？
貴重な自分の好きなパーツくらい、ちょっとよく見せたいじゃないですか。でも、着る服を選ぶとき、私は思うわけです。
「ぴったりな服ってちょっと恥ずかしいな・・」と。
自分のばでぃーに自信満々なキャラは自分らしくないというか、私の顔に合わないのでは？とか、着る時になって恥ずかしくなってしまう。
スーパーとかなら行けるけれど、友人と会うにはなんかちょっとはずかしいぞ！と。
それよりは、ゆるっとした服を着て、ちょっと気楽な服の方が安心できるので、ゆるっとした服を選んじゃう。
結局残るのは、ゆったりしたシルエットの肌触りのいいユニクロの服なのでした。ちゃんちゃん！
全部ボロボロになるまで使えるなら、いい買い物だと思う。
でも私の場合は違う。まだまだ着れるのに、手が伸びない服が多い。断捨離したのに、またよくない買い物をしているのはなぜなんだ。
良い買い物についてもちょっと思いを馳せてみる。
ユニクロのスーピマコットンの白Ｔは良い買い物だった。
毛玉できないし着てて気持ちよくて最高。
ちなみに今年の夏は4着新調して、3年くらい前に買った古いスーピマコットンＴは寝巻にしてガンガン乾燥機で回すことにしました。多少生地はくたびれたけど、肌触りは滑らかで本当に気持ちいい。定番商品にお願いしますユニクロ様。
さて、リバウンドの話に戻ります。
ネットサーフィン中に出会ったミニマリストさんの気づきから。
（ミニマリズムを進めていく最中に、）人から「こう見られたい」という感情を無意識に持っていたことに気づく
↓
それに気づくことでそれを埋めるために物を選んでいたことに気づく
↓
それを満たすために使っていたお金や時間に気づく
はは～～～～～～～～～ん？？？なるほど？？？？？？？？
私はおしゃれに見られたかったり、
ちょっとでもスタイル良いって思われたいわけだな？？？？
言葉にしてみると、当然のことだなと思ってちょっと笑ってしまった。
服を選ぶ理由ってだいたいその二つじゃん～
・・と思ったんだけど、みんなはどう？もしかして私とは違う理由で服を買う？もしかして私って変 だったりする？
まあ、私が変かどうかは置いておいて。
私の服が増えてしまうのはおしゃれに見られたかったり、ちょっとスタイルがマシに見えますように・・というささやかな願いの結果のようだ。
ただ、その願いのおかげで、どれだけのお金を使ってるね～ん！！という話なわけで。
本人が満足しているならそれはそれでOKなんだけど、私の場合は満足していない。
なんでこんなに服がいっぱいになっちゃったんだ。この分貯金したかった。そうすれば旅行ももっと行けただろうし（出不精なので行かない可能性大）、投資にももっと回せたし（お金増やしたい）、なんかもう色々なことができただろうに！（想像力が貧弱）って後悔してる。
これを防ぐためには、
①おしゃれに見られることを諦める
②被服費をかけずにおしゃれに見える方法を学ぶ
③スタイルよく見せることを諦める
④スタイル良いってそもそもどういうことかを学ぶ
とかがありそうだ。
で。
最近気づいたんだけど、おしゃれってめちゃくちゃ難しい。
プチプラでも、最新の服を一式そろえればおしゃれになる。これはＧＵでもユニクロでもたぶんなんとかなる。けど、私がしたいのはちょっと違う。
「私はおしゃれになりたいけど、流行を追いかけたいわけではない」
実はこれが罠だった。
おしゃれに見えるには最新のものを買うしかないねん。
きっかけはユニクロのＩＮＥＳコラボの茶色×紺のチェックのシースルーのシャツを買ったとき。
このシャツの茶色と紺の色がちょっと違ったら。チェックのサイズがもっと小さかったら。シースルーじゃなかったら。丈がもっと短かったら。おしゃれじゃないんよ～～～～～～～～～～～～
茶色と紺のチェックのシャツを昔のクローゼットから掘り出したとしても、全然おしゃれじゃない。
同様に、白Ｔ×ジーンズ×シルバーアクセサリーはおしゃれ。
でもこの中で流行関係なくおしゃれなのはシンプルな本物のシルバーアクセサリーだけなんよ。Ｔシャツにもジーンズにもプチプラネックレスにも流行はあるんよ・・・・・ということが分かった。
おしゃれに見られたいなら、最新を取り入れないといかんのや～～
でも時代はＣＯ２削減。ＳＤＧs。私はもうちょっとエコに生きたい。
あと、服で悩まないようになりたい。
毎シーズン・毎月おしゃれに過ごしたい～～わけではなく、着心地の良い服を着て、だらしなくなく、スタイルを人並みに見せる服を着て友人に会い・仕事をしたいのだ。
でも、実はこれが超むずかしい。これが解決できるなら悩んでいない。
それに結局、最終目標の他人目線からの完全な脱却はできてないな、と思う。
けど、ちょっとだけ進歩もできたから、最後にひとつだけ聞いてほしい。
ちょっとくらいスタイルが悪くても、親近感を持ってもらえるからよくない？？？？
諦めていいのか、ちょっと悔しいような、未練がましさはまだあるけど。お金は新NISAに振りたいし、多少短足がバレても親近感をもってもらえるならよくない？まあいいかもなあ？と思えるようになりたいと思ったんよ。
自分の中の及第点には及ばないけど、赤点ではない服を許す、みたいな。
「足を長く見せる」は苦手分野だからね、ほら。
どうか赤点ギリ越えの自分も許せますように。
おしまい！