75頁目 4階売場 Fさん①
神保町本店での思い出や周辺のお店、現在行っているフェアなどを
100日紹介する<三省堂書店神保町100頁日誌>。
本日は4階売場Fさんにお話を伺いました!
沢山お話を聞かせて頂いたので3日にわけてあります!
Q1.神保町でおすすめのお店を教えてください。
*神田伯剌西爾(ぶらじる)
神保町駅側の玄関目の前の細い路地を通り、小宮山書店地下にある老舗の喫茶店。
こだわりの珈琲の味はさることながら、豆の種類によって苦味/酸味がどの程度の味なのか分かり易く表記されており、「神保町といえば純喫茶。一度は純喫茶に入ってみたい」という人への入門にもぴったりです。かくいう私も初めての純喫茶デビューは神田伯剌西爾。伯剌西爾のメニューを見ながら珈琲の味と種類を覚えてきました。もちろんこだわりの玄人の人にもおすすめです。
また、店内は完全分煙。禁煙席と喫煙席は真っ二つに分かれており、喫煙目的店の現在、席での喫煙も可能です。年々肩身が狭くなってくる喫煙者の憩いのスポットです。毎年年末は三省堂で買った本を片手に、コスタリカを飲みながら煙草を燻らせ、文豪になったつもりで純喫茶の世界に浸るのが、個人的な恒例行事となっております。
*さぼうる
神保町駅を出てすぐそばにある老舗の二つ並んだ喫茶店。食事メインの店舗とドリンクメインの店舗とありますが、ドリンクメインの1号店は半地下半2階の独特な構造。壁には今までの来店客の落書き・・・もとい、メッセージがビッシリ。お店とお客さんの歴史が垣間見え、狭く独特な空気感の店内はまるで秘密のアジトのようです。
常連にはコーヒーのお供にピーナッツが出てくるというのは有名なローカルルール。何も言わずにピーナッツが出てくると、神保町の一員として認められたような、思わず得意げな気持ちになってしまいます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?