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Etsyショップ開設前に知っておくべきこと9つ

どうも、244です。今回は、Etsyショップの開設を検討されている人に向けて「このあたりは知っておくといいですよ」ということを書いていきます。

以前投稿した内容と重複する部分もありますが、それらも含めてひとつにまとめているような内容だとお考えください。


ユーザーの半分が35歳以下の女性

Etsyを訪問するバイヤー(購入者)の半分が35歳以下の女性というデータがあります。しかも、Etsyの収益の55%はアメリカから生まれている、とも。

よって、「Etsyで商品を販売する」というのは「35歳以下のアメリカ在住の女性に販売する」という意味ともなるとお考えください。

もちろん、男性ユーザーは増加傾向にあったり、アメリカが販売先としては全てではないですが、Etsyのボリュームゾーンとして「35歳以下の女性」「アメリカ在住」というのが現状となります。

30%弱は売上金から引かれる

ちょっと多めに書いてしまいましたが、Etsyの諸所手数料を考慮すると、だいたい売上金から15~25%は手数料として引かれるイメージです。

これを多いと見るか、少ないと見るかは、人それぞれ。僕としては、「Etsy」という世界の大通りに出店できることを考えるなら、許容できる手数料だとは思っています。

ショップ開設は招待リンクからがおすすめ

ネットで「etsy 招待リンク」と検索すると、さまざまなセラーの招待リンクを見つけることができます。そこから開設すると出品料が40件分無料になるので、招待リンクからのショップ開設を強くおすすめします。

また、話が少しずれますが、Etsyの運営からは毎月請求がきます。この請求分(出品料や広告費用など)が売上金でカバーできれば差し引きされておりますが、そうでない場合は、手動で支払う必要があります。

上記noteで詳細に書いていますが、この請求が発生するタイミングを遅らせる意味でも招待リンクからの開設がおすすめです。

本人確認にパスポートが必要

日本を居住地とする方がEtsyショップを開設するためには、パスポートが必要です。これは文字通り「パスポートの提出を求められる」ということではなく、本人確認書類の条件に「名前がローマ字であること」があり、事実上、ほとんどの人はパスポートが選択肢となるからです。

ですので、パスポートをお持ちでない方は、初期費用としてその新規発行費用である2万円前後がかかってくるとお考えください。

売上が少ないとペイオニアで手数料が発生する

Etsyショップの売上金を受け取るためには、ペイオニアというサービスにて口座を開設することが必須です。ここに入金される額が年間で2000米ドル以下の場合、年間アカウント手数料として29.95米ドルが請求されます。

上記のnoteでも書いていますが、毎月3万円ほどの売上がコンスタントに入るまでは、このペイオニアの手数料が毎年かかってくるとお考えください。

また、この手数料の請求のされ方は、基本的にペイオニアの口座にあるお金からの引き落としになるので、「全く売上が入っていないけどクレカで請求される」ということは現状ないようです。

ショップ名称は1回しか変更できない

Etsyショップ開設の際に名称を決めるわけですが、開設後は原則1回しか変更できません。開設時にしっかりと考えて決めることはもちろんですが、万が一「変更したい」と思ったら、チャンスは一度キリだとお考えください。

開設後に「名称を変更したい」と思うときの妥当な状況としては、「コンセプトを変えたい」でしょうか。

例えば、ジャンルが広すぎて売れず、ニッチを攻めたい。名称もそれに合わせて変えたい、など。もしくは逆に、ニッチすぎて需要がなく、もうちょっと幅を広げたい、などでしょうか。

「コンセプトは変えないが名称をちょっと変えたい」というのは1回きりのチャンスを使うにはもったいないと思いますので、そのあたりは開設時に熟考して「これでいこう」と決めておくのがいいかと思います。

DMでスパム(詐欺)がけっこう届く

ショップを開設すると、DMにけっこうなスパム(詐欺)が届きます。基本的には公式を装ったメッセージで、「Etsyより」というラベルがついていなければスパムです。そちらにあるリンクは絶対にクリックしないようにしましょう。

スパムの詳細、見分け方については下記をご参考ください。

ぼくはショップを開設して3ヶ月ほどが経過しようとしていますが、最近はスパムは減りました。週に1〜2通でしょうか。開設当初は毎日数件届いていたので、徐々に減ってはいます。

おそらく、スパムを送っている人(もしくはボット)が「開設したばかりの初心者」を狙っているのかもしれません。

一時停止処分されても焦らない

こちらは定期的にお困りごと相談でもいただくのですが、ショップ開設後に運営より一時停止されてしまうことがあるようです。かなり焦るかと思いますが、こうしたケースはだいたいAIボットの誤認が多いよう。

万が一、一時停止になってしまったら、焦らず、下記に詳細を書いていますので読んでみてください。

ぼくは幸い、まだ一時停止処分は受けていないので、ホッとはしています。ただ、将来的に受けるかもしれないので、そこは僕も同様に「焦らずに」と脳内で準備しています。

英語に慣れておく

最後ですが、Etsyのサイト自体は日本語化されているものの、商品を海外に向けて販売することが多くなる分、お客さんとのやり取りの大半は英語になります。

英語が苦手な方は、それだけで苦戦したり、焦ったりすることもあるかもしれませんが、少しずつ慣れていきましょう。英語の読解については、グーグル翻訳だったりChatGPTの無料版を活用すれば問題ありません。

「英語だ」というだけで冷静になれないこともあるかもしれません。そうしたことによってスパムに騙されることにもつながるかもしれません。開設前から「英語に慣れるぞ〜」と言い聞かせておくといいかも。

追記:15ドルのショップ開設費用(2024/05/18)

以前ご紹介しましたが、Etsyショップを開設する際にかかる一律の費用として、15ドルがかかる可能性があります。こちら、順次敵用される運営の方針らしく、「必ずかかる」とはまだ言えませんが、請求される可能性が高いと思っていてください。

また、15ドルを請求される際、銀行口座の所在地によって別途税金が請求されることもあるそうです。

設立手数料には適用される可能性のある税金は含まれておらず、あなたの銀行口座の所在地によっては、後日、現地の規制に従いこの料金に関し追加の税金が発生する場合があります。

手数料と支払いに関するポリシー

こちら、手動で支払う可能性もあるので、ご注意ください。

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以上、これからEtsyショップを開設する人に向けて、知っておくべきことをまとめてお伝えしました。あくまで最低限ですが、他にもあるかもしれません。ぼくの中での現状でのポイントとなります。

また、ぼくはショップ開設から2ヶ月でやっと初販売に繋がったのですが、その間やったことなどに興味がある人は下記noteもご参考ください。(有料noteとなります)

またまた続きますが、マガジン「Etsy攻略ノート集」の目次に「追記情報」を追加しました。ちょこちょこ過去のnoteに追記しているので、そちらの情報も入れています。

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