Etsy ショップ SEOのために最低限やるべきこと11選
どうも、244です。先日公開したメンバーシップ、すでに何名かの方がご参加くださって、本当にうれしいです。まずは1本、メイン特典の運営録を公開しています。参加者同士が情報交換もできるよう、さっそく掲示板も活用しています。
詳細は、下記よりどうぞ。
さて、本題です。SEOというと商品名、説明文、タグをどう設定するのか?という話を想像する人が多いかもしれませんが、今回はそれ以前のお話です。
ぼくの中でEtsyショップ(もしかしたらネットショップ全体に通ずる話かもしれませんが)を運営するにあたって「最低限これはやっておいたほうがいいと思う」ということを、それぞれ簡単に書いてみます。
「当たり前」をぜんぶやるのは大変
本題に入る前に、まず最初に書いておきたいのは「当たり前」について。「マナー」とも言い換えられるかもしれません。
例えば、たまにYoutubeなどで、すごく内容はいいのに撮影環境が悪いのか、マイクにお金をかける余裕がないのか、音量が小さくてぜんぜん聞こえない動画があったりします。
これに対する改善案は「静かな環境で撮影する」「ピンマイクを買う」などです。そして、それをやったとて、他のチャンネルとの差別化になるかというと、そこまでのことではないのですよね。
これってどちらかというと、視聴者やファンへの「マナー」だと思ったりします。最低限やるべきことだったりするのです。せっかくめちゃくちゃいいことを言っていても、それが聞き取りづらかったら離脱されてしまい、もうチャンネルに戻ってこないかもしれない。
これから書いていくことは、ぼくなりに意識しているEtsyショップ運営においての「マナー」のようなものです。これをやったからといって「おかげでめっちゃ売れました!」なんて現象は起こらないとは思います。でも、やっておくべきことだと感じていることです。
そうしたことを全てできなかったとしても、最大限やっておく。それが積み重なってSEOにも効いてくるのではないか。そういう側面があって、タイトルに「SEO」を含ませていただきました。
ショップ全体編
まずは、ショップのトップページでの部分について触れていきます。
バナー画像を設定する
トップページの上部の大きな横長の画像です。こちらはショップの看板的なものであり、スペース的にも大きいので、訪問者へのインパクトを大きく左右します。
他のショップのバナーを参考にしてもいいし、ぼくのように4枚をコラージュする形でもいいし、テキストを入れてみてもいいと思います。
ちなみにこのバナー画像は、公式の月額サービス「Etsy Plus」に入ると複数枚の画像をスライドで表示できるようになります。
プロフィール情報を入れておく
こちらもけっこう大事。ショップの「プロフィール」情報です。ブランドのコンセプトでもいいですし、ご自身のブランドへのストーリー、想いなどでもいいと思います。訪問者がオーナーのことを知るための情報となります。
こちらはテキスト情報になりますので、少なからずSEO面での対策にも有用なスペースです。
セクションをいくつか設定しておく
こちらは、商品のカテゴリー的なもの。あるていど商品数が増えてきたら、この「セクション」を設定しておくといいと思います。
これは、お客さんが目的の商品を探しやすいだけでなく、システム側にも「この商品たちはここに属します」という情報を与えることになるので、SEO面での効果もあるかと思います。
セクション数は最大で20個、自由に作成や削除ができるので、名称を変えたり、分類しなおしたりして、少しずつ調整していってもいいと思います。
商品ページ編
次は、商品単体でのページについて触れていきます。
画像はマックスの10枚を設定
Etsyでは商品画像をひとつの商品に最大10枚まで設定することができます。できれば、10枚フルで設定しておきましょう。そのほうがSEO的によいという話をよく聞きます。
ぼくはテンプレ的なものを作っているので、だいたいの商品はそれに沿って10枚の設定をしています。
動画も追加する
商品ページでは、動画も1個設定することができます。動画というと作成ハードルが高そうですが、画像を複数枚使ったスライドショーとかでもいいと思います。こちらも設定しておきましょう。
ハンドメイド商品であれば、制作風景の動画を使っているショップをよく見かけます。あと、実際の商品を撮影したものとか。
タグは最大数を設定する
商品ページでは、タグを最大で13個設定できます。これ、全部設定しておきましょう。説明文もそうですが、タグもSEO面でかなり効果のある部分です。
どんなキーワードがSEO的にいいのか?的な話は、以前分析ツールの使い方を解説したnoteがあります。興味のある方はそちらもどうぞ〜
メイン画像はシンプルに
商品のメイン画像は、看板のようなものです。訪問者はショップのトップページからくるよりも商品単体のページからくることが多いと想定すると、かなり大事な第一印象のエリアになります。
このメイン画像は、できるだけシンプルにして、情報過多にならないようにするといいと思います。考え方としては「どんな商品か一瞬でわかる」「興味がわいてクリックしたくなる」でしょうか。
メイン画像の比率などについては、下記のnoteをご参考ください。
日々の作業編
最後に、日々ルーティン的にやるべきことについて触れていきます。
「お知らせ」は定期的に更新する
ショップには「お知らせ」エリアがあります。こちらは常に1個のお知らせテキストが表示されるものです。
こちらはできれば毎週、可能であればもっと頻繁に更新していくといい気がしています。アルゴリズムに「最新の情報を届けている」という印象がいき、SEO的に有効な可能性があります。
毎回文章を考えるのがいやだったら、ちょっと文章を変えるだけで更新とみなされるので、そうした更新方法もありだと思います。
定期的に出品する
こちらも、アルゴリズムにいい印象を与えるためでもあります。出品ペースですね。こちらは毎日がいいのか、週1がいいのか、正解はわかりませんが、ぼくは週に1個は出品するようにしています。
商品のメイン画像は何度でも調整する
すでに商品のメイン画像が大事なことは触れましたが、ここはほんとうに大事な部分ですので、何度でも微調整をして、アップデートを繰り返していきましょう。
レビューが届いたら早めに返信する
高評価のレビュー(星5つ)が届いたら、早めに返信をしておきましょう。これは、投稿者があとで評価を編集できないように評価を確定させるためです。
詳細は、以前書いた下記のnoteをどうぞ〜
存在する機能は最大限に活用する
ということで合計で11個をご紹介しましたが、まだまだあります。考え方として大事なのは「存在する機能で活用できそうなものは最大限使用する」です。
例えば、商品ページの項目についていえば、オーナーの方であればわかるかと思いますが、他にも設定できる項目はたくさんあります。
そうした項目の中で強引ではない形で活用できそうなものがあるなら、それらはすべて活用していくべきだと思います。そうすることで、システムに多くの情報を与えることになり、結果的にSEO効果がでる可能性もあるからです。
ひとつひとつは無限に掘れる
今回は、それぞれのことを浅くご紹介しました。あくまで、最低限やっておくべきことです。
でも、その"最低限"って、案外たくさんあるんですよね。それをちゃんとするだけでもだいぶ変わるかもしれないですし、ぼく自身、まだまだできていないことはあります。
そして、そのひとつひとつは、無限に掘っていくことができます。ショップバナー、商品のメイン画像、プロフィール、タグ、お知らせなど、徹底的に改善していくこともできます。
ただ今回は、その手前の段階での最低限やっておくべきことという趣旨で書いてみました。
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