見出し画像

vol.4 大阪編 《新婚妻、放浪の旅に出る。》

やっと、話は愛媛から大阪に移ります!
まだ旅が始まって3日くらいしか経ってないぞ(笑)
気長にお付き合いくださいませ…。

前回もお話しした通り、Yは高速バス、私は飛行機で大阪入りしました。
関空から電車に乗り、大阪の中心部に近づくにつれて、なんだか身体が重く、だるい感じになっていきました。
飛行機疲れかな?
とか思っていたのですが、それだけではなく、「なんか嫌な感じ」としか言いようのない感覚がありました。
後から聞いたのですが、Yもバス車中で同じような感覚があったらしく、「またシンクロかよ」ってなりました。

この旅のあいだ、Yとはほんとうに気持ち悪いほどシンクロすることばかりで、それはお互いにかなりの共感・共鳴体質だという理由もあるとは思うのですが、それにしてもちょっとばかり異常な気もしました。
双子か?というくらい、雰囲気も似ていた。

たとえば。。
・歯磨きにかける時間が一緒(10分はかかる)。同時に歯を磨き始めると、同じタイミングで終了する。
・髪の毛をブリーチする際、まったく頭皮が痛くない。むしろちょっと気持ちいい。
・髪は黄色(私)と青(Y)。
・好む服がカラフル。派手。
・笑い方や喋り方がどんどん似てくる。
・携帯が使えない状況で広大な公園内ではぐれたが、奇跡的に出会えた。
ほかにも色々あった気がするが、忘れた。。

この、「Yとの一体化」体験は私にとって今回の旅における大きなアトラクションで、とても貴重なものでした。
また別の回で書くことになると思いますが、色々な感情体験をしました。

さて、大阪の話をしなくっちゃ(笑)
なんで大阪に行ったかというと、私たち2人とも、サカキミヤコ氏に会ってみたかったからなのでした。Twitterで知って、気になる存在だったのです。
ミヤコも私たちのことが気になっていたとのことで、すんなり会うことに。
ミヤコがやっている、セーブポイント(自宅でもある)に向かいました。
セーブポイントには一泊させてもらったのですが、大阪入りしてからずっと「重い」感じは抜けず、セーブポイントでも同じ。
結局、大阪を出るまで、私もYも始終どろ〜んとしていました。休んでも疲れが取れないし。
「あの時の大阪」と、「あの時の私たち」が、なんだか合わなかったんでしょうね。

セーブポイントで朝起きたらYがいなくなってて、一人で出てったの!?と思ったら、合わなすぎて居心地わるくて眠れなくて、早朝から散歩に出たと連絡が(笑)帰ってきたの14時くらいだったな…散歩長すぎ(笑)

でもミヤコと喋ったのはとっても楽しかった。
人生すべてを面白がる人。
今もTwitterでチェックしてるぜ。(ストーカー。笑)

その後、24時間営業のマックを探し、一泊(泊って言わないか。。)、2千円くらいの超安い宿をネットで探し一泊。ここでYが耐えきれない様子で「とにかく大阪から出たい」と言って、1人で旅立ちました。「陸路で西を目指す」と。
私はまだ休みたかったので、その宿にもう一泊。
なんでか、その宿から一歩でも外に出ると、とにかくめちゃくちゃ怖かった。そのへんの土地と、そこにいる人たちのエネルギーが…。いいわるいではなく、単に私と合わなさすぎたのだろう…コンビニやスーパーに行くだけなのに、魔物がウジャウジャいるダンジョンを抜けるような気持ちだったなあ。

1人になり、さてこれからどうしようか、まだ東京の自宅には帰りたくないぞ、と思った私。
そうだ、ずっと前から気になっていた奄美大島に行こう、と思い立ちます。
関空からバニラエアの直行便が出ています。
ネットで航空券を購入(いつまでいるかわからないので片道のみ)、良さそうなホテルをとりあえず一泊予約。

というわけで次回は奄美大島編です!

💫🛸ほよよ〜🛸💫