2024.05.22
こんばんは。椎名です。
さきほど、乃木坂46公式ブログにて、私の推しメンである阪口珠美さんが卒業を発表されました。
2016年1月に深川麻衣さんが卒業を発表して以来、約9年ぶりに自分の推しメンが卒業を発表する瞬間に立ち会い、正直、今はまだ気持ちの整理がついていません。
けれど、どこかに今の感情や、思い出したことを書き連ねておいて、いつか、しっかりと彼女を見送るという決心ができたときに、発表当時の自分を振り返ってみるのは面白いかもしれないな、という思いと、このままでは私のポエミーなツイートでTLを埋めつくしてしまう!それはいけない!という思いから、noteを書いてみることにしました。
おそらく、文章も、気持ちも、ぐちゃぐちゃなまま進んでいくことになるとは思いますが、もしよろしければ、最後までお付き合いください。
よろしくお願いいたします。
阪口珠美さんとの出会い
以前もnoteに書いたことがあるお話ですが。2017年6月25日、幕張メッセ。17枚目シングルの全国握手会が開催されていた日のこと。
まだ中学生だった私は、母から告げられた帰宅時間が迫る中、持っていた券を消費すべく、気になる子がいるレーンの中から、比較的すぐに握手ができそうな第26レーンを選びました。
私の「釣ってください!」というお願いに
「ひょい!」なんて可愛らしい擬音とともに、魚釣りのポーズで私を文字通り釣り上げてくれたアイドルがいました。その子は、まだあどけなくて、だけど人一倍キラキラしていて、きゅるきゅるな大きい目で、眩しすぎる笑顔を私に向けてくれました。
その瞬間から、私は阪口珠美さんのことが大好きになりました。(今考えると、あまりにもチョロい。チョロすぎる。けど、これくらいチョロいからこそ私はオタクなんだな...と思うなどしています。笑)
Sing out!
阪口珠美さんは23枚目シングルのSing out!で初の選抜入りを果たします。
私から見れば、彼女は誰よりもしなやかで、綺麗なダンスを踊るアイドルでした。もちろん、初の選抜入り自体がとても嬉しいことだったけれど、それ以上に、しなやかな振り付けがたくさん組み込まれているこの曲で、彼女が舞い踊っている姿を見られることが、なによりも嬉しかった。
地上波で、決して目立つ位置ではなかったけれど、時折見切れるようにして映る珠美さん。たった一瞬でも、私は彼女にしか目がいかなかった。
長年選抜に入ることを夢見てきたメンバーがいるなか、突如与えられたそのポジションで、慣れないながらに少しずつ、少しずつ自分の表現を獲得していく珠美さん。きらめきを増していく珠美さん。
自分よりもひとつ年上のアイドルに対して、まるで親心のような、姉が妹を見るような気持ちで一回一回の披露を噛み締めていた思い出があります。(えらそうだし、ちょっと失礼。ごめんね珠美さん。)
このシングルの期間を思い出してみて、あれは私にとって宝物のような毎日だったし、珠美さんにとっても、きっと大事な大事な時間だったんだろうなあ。と懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
24〜30枚目期間
Sing out!期間が終わってから、数年。珠美さんを音楽番組で見る機会はほぼ減っていないはずなのに、「アンダー」という肩書きが変わることのないまま、時間が過ぎていくことに、私が勝手に苦しさを覚え始めた頃。
※この先は、読んでくださる方にとってあまり気持ちのいい表現ばかりではないかもしれないので、今はマイナスのものを取り入れたくない!という方は、ここでUターンをお願いします。
選抜発表がある度にオタク仲間とリアタイをして、そこで一番好きな子の名前が呼ばれない悲しみを嘆き、泣き、泣き、何度夜を明かしたことか。
握手会とか、色々指標があることは分かっていて、今回もダメかもしれない、って覚悟していたはずなのに毎回悲しんで、悲しみまくって周りのオタクたちに慰められていたのが懐かしいな。
それでもって、当の私は、珠美さんのことが好きすぎるあまり、なかなか上手に珠美さんと会話することができなくて。いつからか握手会に通うことを辞めてしまっていました。
トークでも、ブログでも、たくさん握手会やミーグリの宣伝をしてくれる珠美さん。行きたいと思っているはずなのに、貢献したいと思っているはずなのに、なかなか足が進まなくて。
オタクなら、そんなに泣くほど珠美さんを応援しているなら、もっと形にしてあげなきゃいけなかったはずなのに。
正直、今もミーグリには行けていなくて。最後に対面でお話できる機会にも、参加することはできなくなってしまいました。
うーん、自業自得でしかないですね。おそらく今回が最後だろうって分かっていたけれど、たぶんそれを信じたくなくて。逃げてしまった。
きっとこの後悔は私が乃木坂46を離れるとき、もしくはその後にもずっと続くものなんだろうなあって、ぼんやり、思っています。
ここにはないもの
言葉通り固唾を飲んで、生配信を見守っていたあの日。「サヨナラ言わなきゃずっとこのままだ」という歌詞と共に、あまりにも輝いている珠美さんが出てきて、本当に、うっうっ!って言いながら大声あげて泣きました。「いやこれもまた代打かもしれないし...」とか言って自分を落ち着かせようとしてるくせ、涙は止まらなくて、気持ちは昂っていて。
隣の部屋の人めちゃくちゃびっくりしただろうなあ。本当にごめんなさい。こんなnoteを読むわけがないから、一生伝わることもないんだけど、ここで謝っておきますね。笑
また、珠美さんを正真正銘「選抜メンバー」として、テレビで見ることができて。立ち位置も、歌割りも、変わることがなく、ずっと彼女のもので。
どれだけ幸せな期間だったことか。
勇気を出してミーグリにも参加してみました。
自分自身「何様だよ」って思いながらも大好きだよって伝えたら、「ありがとう〜ちゃんと覚えてるよ」って言ってくれたこと、本当に嬉しかった。
こんな私だから、覚えてもらうことへのこだわりは全然無かったはずのに、「珠美さんは私のこと、珠美さん推しの一員として思ってくれているんだ」とか、「少し前に伝えた言葉が、0.1ミリでも珠美さんの支えになったのかな」とか、色々な感情が溢れてきて、胸がいっぱいになりました。
きっとこれから先、いつになっても、ここにはないものを聴けば、この頃の気持ちを思い出して、珠美さんに対するどうしようもないほどの好意を思い出すんだろうなあ。って思います。もはや、学生時代を賭けた恋だったのかもしれないと錯覚するほど、珠美さんに対して重い感情を抱いてしまっていました。おかげで、だいぶ、だいぶ拗らせた。
2024.05.22
書こうと思えば、もっと色々書けるはずなんだけど。多分今語り出したら、また夜が明けてしまうし、思い出話は、閉まっておくからこそ美しく輝き続けるみたいなこともある気がするので、一旦、ここら辺にしておいて。
もうシンプルに、ついに、ついにこの日が来てしまったなあ。と思っています。
珠美さんは少し前から、こっそり、卒業を示唆してくれていて、これからの期間一緒に大事にしていこうねってメッセージを出してくれていたから、あぁ卒業するんだ、って覚悟はできていました。
でも、前述の通り、私は珠美さんに対して激重感情を持っていて、変に拗らせていて。
だから、最後まで、その現実を直視できていなかったし、発表されてすぐも、「まだ寂しくない」なんて言って、さらっと受け流そうとしてしまった。
なのに、ツイッターでタイムラインを見ていたら、珠美さんへの愛ある言葉がたくさんたくさん並べられていて、それを読んでいるうちに、今まであやふやにしてきた珠美さんへの気持ちが溢れてきちゃって、好きなところが明確に思い出されてしまって、数時間前からは考えられないほど、今、胸が苦しくて、寂しくて、たまらないです。
今からなら、オンラインだけど、ミーグリ間に合う?大好きな気持ち、伝えられるかな。
実はね。
代打でも、歌番組に珠美さんが出ているときは食いつくように珠美さんが映っているところを探していたよ。選抜の時はもっと嬉しくて、何度も何度も繰り返し、すり減るほど珠美さんが映っているシーンを見ていたよ。
たくさんブログやトーク、インスタグラムを更新してくれる、ファン思いな珠美さんが誇らしかったよ。
ちょっと言葉足らずなところすら可愛くて、いまもSHOWROOMを見ているんだけど、たくさんお気に入りの珠美語録があったんだよ。
ライブでは、なぜか分からないけど、一瞬で珠美さんを見つけることができて。ずっと目が離せなかったよ。ちょっとの手首の角度とか、待機しているときの姿勢の良さ、表情の魅せ方が私にとっては一番素敵で、毎回見惚れていたよ。
可愛くて、美しくて、チャーミングで、キラキラで、頑張り屋さんな珠美さんが大好きでした。
ううん。やっぱり、今も大好きです。
残り短くはなってしまったけれど、もしかしたらもう手遅れなのかもしれないけれど、それでも、珠美さんが乃木坂46でいてくれる貴重なこの期間に、大好きなところ、たくさん再確認していきたいし、新たに見つけていきたいなと思っています。
うむ。やはり、ぐちゃぐちゃだ。
だけど、こうしてぐちゃぐちゃになるくらいには、珠美さんのこと大好きだったんだなーって気付くことができたので、今日のところはこれでよしとしたいと思います。
またいつか自分でこれを読み返したとき、めちゃくちゃ恥ずかしくなるんだろうけれども、それはそれできっと面白いので、いいのです。
そろそろ、涙を拭いてお風呂に入って、眠る、規則正しい生活をしたいと思います。
珠美さんを見習って、ね!
椎名
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