一年振り返り十一月十二月
今年は124年振りに二月二日が節分。ラストスパートで振り返る。
何とか遠征出来ないかとあくせくしながら配信を見る日々が続く。ちょこっと映画を見に行ったくらい。
11/5 紀尾井町家話
11/7 芝居の工夫 林与一芸談(朝陽会館)
11/13罪の声
11/24 紀尾井町家話
12/4 紀尾井町家話
12/14 紀尾井町家話
12/23紀尾井町家 ゲスト猿之助、幸四郎
中止は
12/3松山千春コンサート
歌舞伎座は毎月毎月幕を開けるが、千春さんとは丸々一年会えなかった。
千春さんの持病を考えると仕方ないとは思うがライブシーンは演劇より厳しい状況におかれている。
『罪の声』は野木亜紀子さんの脚本というのでソーシャルディスタンスを保ちながら映画館へ。結果的に凄く良かった。三億円事件を声から再構築するとは興味深い。原作も読まねば。
私の一年振り返りの中に歌舞伎座有料配信は入れていない。八月『吉野山』九月『色彩間苅豆(かさね)』十一月『蜘蛛の絲宿直噺』十二月『傾城反魂香』これは有料配信が始まったらリピートリピートで何度見たのかわからない。映像だけでも配信して貰える有り難さ。本当に嬉しい。シネマ歌舞伎の様にカットされずに配信されるのも本当に嬉しい。
そして一年の最後に大きなクリスマスプレゼントはきおいちょからもたらされた。2020年最後の家話は猿之助&幸四郎がゲスト。2020年ベストの可愛いを見せて貰った。「あらしさん、あらしさん、幸四郎さんがね~」と告げ口するような弟感が堪らなく愛らしい猿之助さん。一年の最後に思いきり可愛いを振りまく猿之助さんを堪能出来た。
興味深い話もてんこ盛りできおいちょと猿之助さんの共演に妄想を膨らます。中々叶わないが今年はきおいちょとの共演が叶うと良いな。
駆け足で昨年を振り返ったが、なにより感謝するのは自粛期間に『半沢直樹』からスタートして、詫びろ詫びろでブレイク。歌舞伎座の番宣の為にTVに出倒してくれた。歌舞伎座へ行けない身としては画面の向こうで笑顔を振りまく猿之助さんを見る喜びはいかばかりか。
2020年マイベスト3は
1,春秋座舞踊公演
2,博多座『スーパー歌舞伎Ⅱ新版オグリ』
3,歌舞伎座『連獅子』
この3公演しか舞台を観られない一年だった。