土を喰らう十二ヶ月
何度目?映画館は大阪ステーションシネマに始まりなんばパークスシネマ京都シネマ今回の塚口サンサン劇場とジュリーと巡り会う旅の途中。
今回は毎日映画コンクールの男優主演賞とキネマ旬報ベスト・テンの主演男優賞のお祝いを兼ねて2月初めての鑑賞。
15回も見てたら様々な場面のツトムさんにうふふとなる。
好きな場面は数々あるのだが、映画を見た方は分かって貰えるだろうけど最初の『いい男ね』『そやろ』でメロメロ。
竹の子の料理から一気呵成に食べる場面は失敗するジュリーが可愛い。竹の子って熱々を食べるものでは無いけど美味しそうに見えるから山盛りの木の芽を天盛りにして二人でふうふうしながら食べるのは見た目に良い感じだが竹の子だから長い竹箸にしたのか食べにくそうだなと思ったら案の定ジュリーは竹の子を松たか子さんによそう時に落としかけたし、自分が食べる時も箸が滑って『でかいね』の台詞。あれはアドリブなのか知りたい。
なんてジュリー巡りをしている間に、毎日映画コンクール男優主演賞とキネマ旬報ベスト・テン主演男優賞を獲得した両方にビデオメッセージで喜びを伝えたジュリー。スーツもネクタイも違うし髪の長さも微妙に違う。キネマ旬報では萩原健一の名を出して彼の様な人が貰う物で自分が頂けるとは僭越だしありがたいと話す。盟友ショーケンを今も心に抱いているんだと思うと胸が熱くなる。
毎日映画コンクールでは水上勉さんと80年代に京都の料理店で一緒になったが水上勉さんは女性に夢中でジュリーの事など眼中に無い様子を楽しそうに話しこの映画の話を貰った時にこれも縁かなと話す。
ジュリー独特の感じ方が好きだ。この2つは会場へ出席しなくても貰える賞らしい。
私ははジュリーと長く放れていた。ジュリーがTVメディアへ出ないと決めた理由は分からないが年を重ねコロナもありジュリー自身もファンもみんな同じ時間を共有してる。
私みたいな不届き者もジュリーは迎えてくれるというか今もジュリーとして時に激しく時に美しくロックやバラードやヒット曲を歌ってくれている。
コロナ禍に淡々と映画収録してチャーミングでちょっとわがままで女心をくすぐりまくるツトムを世に出してくれた。
永遠と言う言葉など信じるほどの小娘ではないがジュリーがありのままでジュリーとして映画に姿を残してくれたのは永遠に残る。
ジュリーがいつまで歌ってくれるのかは分からないけど映画のエンディングに流れる「いつか君は」は若き日のジュリーの声。ツァーのencore曲で歌ってくれる「いつか君は」の歌声の若さに驚愕すら覚えるほどチャーミングなのだ。
映画に出演してくれてありがとう。
まだまだ「土を」を追いかけてツトムさんに愛を伝えたい
#土を喰らう十二ヶ月
#キネマ旬報ベストテン主演男優賞
#毎日映画コンクール男優主演賞
#沢田研二
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