箱根本箱 宿泊日記
2021.10.27-10.29 贅沢一人旅の二泊目。
ずっと泊まってみたかった箱根本箱へ。
敷地内に入ってエントランスに向かっていたら、白シャツの子犬顔イケメンが駆け寄ってきました。「お待ちしておりました。お荷物お持ちしますね」
ホテルの方でした。かわいい。
一緒に歩いてエントランスに到着。
扉が開いた瞬間、この絶景。
本好きにはたまりません。
カラフルでおしゃれな椅子に座ってチェックイン。
一人旅の女性が多そうです。
そして、お部屋へ。
シンプルだけど、至る所に気遣いを感じられるお部屋でした。
窓辺の椅子、案外座り心地よくてお気に入りです。
ベッド周りの壁に沿って黒い出っ張りが。
夜ベッドで読書をしていた時に、背もたれだということに気付きました。
アメニティはdo organic。
オーガニックのスキンケアブランドの中では一番保湿力が高く好きなブランドです。
鏡が大きくて洗面周りが明るいのも高ポイント!メイクしやすかった笑
全客室露天風呂付きです。地下には大浴場もありました。
(早く本を探しに行きたくて、お部屋の写真全然撮っていなかったです笑)
お部屋を一通り見たあとは館内探検です。
壁一面に本がずらり。気に入った本は購入することもできます。
階段を上がって2階へ。
2階にはコーヒーメーカーがあり自由に飲めます。
本箱の所々に机と椅子が隠れていて、この中で読書もできます。
秘密基地のよう。
お土産コーナーには本だけでなくアクセサリーや雑貨も。
奥には絵本スペースがあります。
16時からはキッチンツアーがあり、こだわりの食材やワインの紹介を聞くことができました。
落ち着いた雰囲気のオープンキッチン。調理の工程が見られるのって面白くてついつい凝視してしまいます。
キッチンツアーが終わり、気になる本を持ってお部屋に戻ります。
エコバックも用意されているので、この中に本を入れて持ち歩けます。
17時半からお楽しみの夕食へ。
ガストロノミーということで期待が高まります。
食材だけが書かれているメニュー、大好きなんです。
どんな料理が出てくるんだろうってワクワクしますよね。
(ここから長い食レポが始まります)
まずは白ワイン。お料理に合わせて選んで頂きました。
酸味控えめ、女性なら誰しもが好きそうなワイン。
カトラリーはクチポール。
味が混ざらないようにお料理毎にカトラリーも変えてくれます。
「アミューズ」 強羅の黒たまご
中身はポテトをマッシュしたもの。おしゃれなコロッケです。
いかすみパウダーで、強羅名物の黒たまごを真似て。
「アミューズ」 茄子①
バルサミコ酢の酸味でさっぱりと。
にんにくもほんのり効いていて食欲そそります。
(私もバルサミコ酢を使って料理してますって言いたい。)
「アミューズ」 茄子②
茄子のスープに皮のフリットを添えて。
黒い点々は茄子ではなくオリーブだそう。
この温かいスープは胃に染み渡ります。
ブーランジェリーやました
パンドミ、むらさきいも。
オリーブオイルには柑橘類を絞ってあるようで、爽やかな香りがしました。
(もう少し温めてもよいかも。たまに、木箱とかに入れて保温状態出してくれるお店がありますが、みんなそうして欲しい笑)
「駿河」
さわらに生のマッシュルーム。右側の茶色いソースもマッシュルーム。
マッシュルームって生で食べられるんですね。
青ゆずとすだちを絞って。いい香り。
キッチンの奥の方で、何やらシェフが削っています。
絶対トリュフ。もっと削って。
「収穫」
来ました、黒トリュフ。
椎茸の肉詰めマッシュルーム版。
ナイフを入れるとじゅわっと肉汁。と思いきや、マッシュルームからも旨み汁が。
二杯目も白ワイン。
新潟にあるカーブドッチワイナリー、動物シリーズのペンギン。
若い男性のソムリエが少し照れながら動物シリーズの説明してくれるから、
思わずソムリエと笑ってしまいました。うん、かわいい。
スッキリとした白ワインです。
(カーブドッチワイナリー泊まれるらしい。次の旅先が決まりました。)
「恵み」
トロフィエという、もっちりとした手打ちパスタ。
かぶはシャキッとしてて食感も良い。
スッポンはほぐしてあるのでツナみたいで食べやすいです。
「爽」
ここでお口直し。
巨峰のジェラート
ヨーグルトの上澄みを泡立ててエスプーマ状に。
「本日の主役」
萬幻豚。
ルバーブという野菜を使った、甘味の強いほんのり酸味のあるソース、
甘い梅干しに似た味でした。
ミルクバターも甘めのソース、そこに発酵キャベツの酸味が効いています。
「甘いもの」
クレームダンジュ
マスカットを輪切りにし、青トマトを抽出したジュレが上に載っています。
ハーブティー、席に運ばれてきた瞬間からふわっと良い香りが。
宿泊が10月の終わりだったので、ハロウィンを意識したクッキーが出てきました。お味はチェダーチーズ、紅茶、ほうじ茶。
夜の本箱も照明が素敵。
気になる本をお部屋に連れて行って、眠たくなるまで読書です。
翌朝。朝日が差し込む本箱も綺麗。
レストランの前に、ご自由どうぞと牛乳が置いてあったので、テラスで頂きました。
朝食メニュー
朝食からコースででてくるなんて贅沢の極み。
チェックアウトはまた子犬顔イケメン。
お部屋のシャンプーがすごく気に入りましたとお伝えしたら、教えてくれました。優しい。
BIOTOPE。サラッサラになるのでオススメです。
本屋さんに泊まる、がコンセプトなのに、ご飯の話が長くなりました。
どんな本に出会えるのかは行ってからのお楽しみ、ということで。