AIに頼ると効率的で、問題発見力が弱める?
こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。
今回は、人間とAIと問題発見力と問題解決力について書きます。
❤︎以前のAI
以前のAIは.
問題と答えを人間の専門家の知識からインプットさせていました。
したがって、
教えていないことはできないという、
能力の限界がありました。
❤︎今のAI
今のAIは、
ディープラーニング技術をベースとしていて、
"問題とビッグデータによる学習"がインプットされてきます。
その膨大なデータから
パターン認識をして最善の答えを導き出すために、
教えていない答えをも導き出すことが可能になりました。
❤︎AIが得意なこと
❶与えられた問題を解く
❷定義の明確な問題を扱う
❸膨大な情報から判断する
❹ルールを守る
❤︎AIが苦手なこと
❶問題そのものを考える
❷定義が不明確な問題を扱う
❸限られた情報から創造する
❹ルールを作り出す
❤︎AIは、"与えられた問題"なら得意
AIに、
「問題を発見しなさい」
という問題が与えたら、
問題を発見することはできます。
❤︎AIは、"自ら能動的に問題を見つける"ことは苦手
しかし、AIは、
「そもそも解くべき問題は何か?」を問いとして発すること
つまり、
自ら能動的に問題を見つけることは苦手です。
❤︎AI時代に人間がすべきこと
今後人間がやるべきことは、
問題が明確に定義できて、
膨大なデータが手に入る領域はAIに任せて、
人間はさらにその上流の、
まだ明示的に語られていない問題を
自ら能動的に見つけていくことが重要になるとされています。
❤︎AIは勉強を効率化する
AIが得意な問題解決は、
勉強に利用されています。
一人一人のお子さんの学力を
AIが判断して、
弱点を見つけ出し、
何を勉強すればよいのか
教えてくれます。
❤︎AIに与えられる勉強
そして、
あまりにもAIに頼りすぎると、
与えられた勉強になりやすく、
しかも、
自分の弱点が何かを教えてくれるので、
自分自身の問題を発見する必要がなくなります。
❤︎子どもは、"ぶつかるもの"
子どもの頃は、
ある意味において、
自己中心に行動することが許されています。
自分中心の行動をして、
何かにぶつかり、
「これはダメなんだ」と実感し、
行動を変えていきます。
❤︎AIは、問題発見力を弱める?
AIに頼り過ぎると
何かにぶつかる体験が
極めて減ります。
そうすると、
問題を発見する力が弱められるかもしれません。
❤︎ まとめ。AIに頼る勉強は効率的で、問題発見力を弱める?
AIは問題解決するのが得意です。
しかし、
全く新しい問題を発見するのは苦手です。
勉強でAIを利用すると
AIが学力を分析し、問題点を発見して、
何をすべきかを一方的に教えてくれるので
効率的な勉強ができます。
ところが
子ども自身の自己分析、問題発見力は弱まります。
だから、
AIに頼り過ぎない勉強が
問題発見力を磨くことになり、
能動的に問題を見つけ出していく力が、
AIをうまく使いこなす力にもなります。
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